第85話 それは侮辱です
朝のトレーニングが終わり、一行は戻って来た。
エルザ「すっごく暑そう」
ミレリアル「エルザはやらないの?」
エルザ「僕、お腹が割れた時、恥ずかしかったもん、だからもうやらない」
ミレリアル「そっか、エルザもやってたんだ」
ラフィア「私と頑張っていた」
マサムネ「お疲れ様です」
ラフィア「温泉に行きましょう」
レティ「みんなで行く」
汗まみれのレティは後ろからマサムネ抱きついた。
マサムネ「わかった行こう」
エティ「私が赤ちゃんの面倒は見る」
一方で、、、
ララティリア「可愛い子です」
エウフェリア「ようやく抱いてくれましたね」
アフネス「可愛い孫で何よりです」
それから子供たちをエティに預けて全員で朝温泉に行った。
マサムネ「お金は払う」
イーサン「私も出しますよ」
エミリア「このお礼は必ず」
そして男性と女性で分かれて行った。
3人の男は何ごとも無く
レイチェル「久々の温泉です」
マサムネ「変態出汁女の性癖でまた混乱に陥るだろ」
イーサン「何かあったのですか?」
マサムネ「レティが風呂のお湯を強化したからそれを求める客で溢れかえった」
レイチェル「あれはずるいです」
イーサン「レティさんのおかげで皆んなが強くなったりできるなら私は文句は言いません」
静かに湯船に浸かっていた。
一方、女性陣は
パトリシア「アフネス、やらしい肉体は快楽で攻めてあげます」
アフネス「恥ずかしいのでやめてください」
パトリシアはアフネスを捕まえてサウナに入って行った。
レティリア「私も行く」
レティ「レティリアが行くなら」
エミリア「お元気です」
ジョセフィーヌ「恥じらいも無いのですね」
ミレリアル「それにしてもこのお湯は疲れが取れます」
エルザ「すっごく気持ちいいよ」
ララティリア「冒険者なりたての頃を思い出します」
ジョセフィーヌ「なりたての頃ですか、、、」
ララティリア「差別的な店ばかりでしたがここだけは違ったので今でも覚えています」
エウフェリア「差別的ですか?」
ラフィア「中には差別的な店も多い」
ジョセフィーヌ「市場には差別的な行為をしないよう散々言ってましたが、私も若かったので聞いてくれませんでした」
ララティリア「これは冒険者なりたての頃の話しです」
ララティリア「これください」
店員「銅貨500枚です」
まともに稼げない前線で戦い、まともに食べれないまま数週間経った。
ギルドに戻り倒した魔物から銅貨700枚をもらった、初めての報酬をもらい、それで食堂に入った。
ララティリア「はい」
お金を払い、しばらくして出されたのは家畜の餌だった。
店員「どうぞ」
ララティリア「頼んだのと違います」
店員「亜人はこれですよね」
ララティリア「ふざけないでください」
店員「亜人が粋がるんじゃ無い」
ララティリア「亜人を侮辱してるのですか」
店員「これだから亜人は、、、」
ララティリアは数日間、何も食べて無かったため仕方なく食べた。
若い女王が一方的な差別で家畜の餌を食べさせられるという亜人として最大の屈辱を受けていた。
それから残りの報酬で風呂に行った。
店員「いらっしゃいませ」
ララティリア「初めてなのでどうすればいいかわからないです」
店員「料金は銅貨100枚となっております」
ララティリア「はい」
店員「確かに」
店員「それではこちらから中へどうぞ、すぐに脱衣所となっております」
ララティリア「武器はどうすればいいのですか?」
店員「そのまま服と同じところに置いていてください」
ララティリア「盗られたりしたら、、、」
店員「ここでは特殊な魔法で盗みはできません」
ララティリア「わかりました」
差別されることもなく湯船に浸かった。
ララティリア「その温泉がここです」
ジョセフィーヌ「その差別的な店は?」
ララティリア「もうありません」
エミリア「本当に本当に本当に最低な店です」
ラフィア「1番やってはいけないことを平気でするような店です、潰れて当然です」
ミレリアル「大変でしたね」
ララティリア「亜人はいろいろあるんですよ」
エウフェリア「差別ばっかりです」
ラフィア「私はシルフィードになって差別はなくなった」
エミリア「シルフィードは皆から好かれていますね」
ラフィア「みんな私を見ると追いかけてくる」
エウフェリア「ストーカーは当たり前です、私なんて毎日痴漢ですよ、市場で買い出しをしていると、亜人だからってすぐに胸や股間を触ってきます」
ジョセフィーヌ「痴漢は極刑です、すぐに言ってください」
エウフェリア「私が幼い見た目だから仕方ないのかもしれませんが最低です」
ララティリア「痴漢は嫌いです」
エルザ「僕も、胸触られるよ」
ミレリアル「私も、経験あります」
エルザ「エウフェリアと買い物行くと直ぐに揉まれるよ」
エミリア「本当に最悪な人たちです」
ジョセフィーヌ「衛兵には取締りを強化していただきます」
エミリア「自警団にも要請します」
それからしばらくしてサウナが騒がしくなった。
アフネスの喘ぐ声だけが聞こえてくる
エミリア「アフネスは気持ち良さそうです」
1時間が経ち、扉が開いて真っ赤なパトリシアとアフネスが出てきた。
パトリシア「あぁ~暑いです」
アフネス「こんな暑いところであんなことされると流石に死ぬかと思いました」
パトリシア「気持ち良さそうだったのに?」
アフネス「無理です」
そのまま水風呂に飛び込んだ。
ジョセフィーヌ「マナーの悪さ」
ミレリアル「レティさんとレティリアさんが居ませんが」
エルザ「僕が、見てくるよ」
エルザがサウナを覗くと真っ赤の2人がレティを下にして重なりあっていた。
エルザ「大丈夫?」
レティ「気持ちいい」
レティリア「気持ちいい」
エルザ「2人とも熱いよ」
レティ「水風呂に放り込んで欲しい」
レティリア「冷やして欲しい」
エルザは2人を抱えて言われた通り水風呂に放り込んだ。
2人はパトリシアとアフネスの上に投げ込まれた。
パトリシア「2人とも熱いですよ」
アフネス「本当に大丈夫でしょうか」
エミリア「そろそろ上がらないと間に合いませんが」
エミリアの掛け声で急いで上がった女性陣は
マサムネたちと会い急いで店に戻った。
全員で準備してギリギリ時間に間に合った。




