第18話 偏見ですよ?
「新種の討伐ですね?」
ギルドで例のナメクジの討伐の報告と報酬の申請を行った。しばらくして報酬の支払いが行われた。
レティ「銀貨1000枚」
補助にしてはかなりの配当らしい。
ユリウス「残りの銀貨9000枚はギルドに寄付します。」
ユリウスから話を聴くと、先生からの要請でパーティーから一時離脱のため報酬は受け取らないとの事だった。
それからまもなくしてギルドマスターのエミリアが降りてきた。
エミリア「皆さまですか」
約束通り報酬が支払われた。
報酬は金貨20枚、エルザは金貨1枚をもらい、残りを寄付箱に入れた。
エルザ「僕初めて金貨見た」
次期女王の者が金貨を見たこと無いとは、、、
マサムネ「次期女王なんでしょ?何で金貨見たこの無いの?」
エルザ「僕お金は興味ないもん、だから金貨なんて見たことなーい」
どっかの騎士とはやはり違う
レティ「足りない」
レティは筋トレのせいでレベルが高くなって、ものを買うにも税金だけでかなりの金額になる。らしい
だからこんなにぼろぼろの鎧なのか、勘違いをして悪口を言っていた。
詫びとして鎧を買ってあげることにした。
マサムネ「レティ、鎧買ってあげようか?」
イーサン「そうですね、私も出しますよ」
レティ「いいの?ありがとう」
それからマサムネとイーサン、レティは買いに行った。
マサムネ「それと同じのでもいい?」
レティ「いや、恥ずかしいのがいい」
本心なのか戯言なのか本当に区別できない
それから装備仕立て屋ロマネコンティに行った。
店主「いらっしゃいませ、本日はどのようなご用件で」
マサムネ「この女の子に新しい鎧を買ってあげたくて」
店主「かしこまりました。どのような鎧をご希望でしょうか?」
レティ「恥ずかしいのがいい」
店主「申し訳ありませんが当店にそのような部類の鎧はございませんが、姉妹店の装備仕立て屋ルフレーブではオーダーメイドも可能です。よろしければ紹介状をお作りしますが」
マサムネ「お願いします。」
店主「しばらくお待ちください」
店主は紹介状を持ってきた。
その紹介状を持って店に行った。
装備仕立て屋ルフレーブ
どうやら女性向けの装備を取り揃えているらしい。店主は女性だった。
レティ「ここは初めて」
店主「いらっしゃいませ、本日はどのようなご用件で」
マサムネ「紹介状あります」
店主「かしこまりました。」
恥ずかしいプレートアーマーの製作という。
店主「それではレティさまこちらへどうぞ」
レティ「わかりました。」
カーテンの奥に消えていった。
店主「採寸しますので服を脱いでください。」
レティ「恥ずかしい」
店主「上から90のH•57•82ですね」
レティ「言わなくてもいい」
店主「配慮が足らず申し訳ございません」
レティ「これ五芒星闘技には間に合う?」
店主「えぇ間に合いますよ」
しばらくして戻ってきた。注文内容は秘密らしい。
店主「学生様は銀貨50枚となります。」
支払いを済ませて寮に戻る。
この日はそのまま寝た。
翌日
先生「今回の課外授業の成果ですが、マサムネさんのパーティーが圧倒的に1番となります。」
生徒「一体何者?」
エルザのおかげ、感謝してもしきれない。
それから褒美を渡された。
チョコレートだった。マサムネたち異世界人にはただのお菓子だったが、他のメンバーには珍しいお菓子だった。
エルザ「これすっごく美味しい」
エウフェリア「とても甘いです」
レティ「こんなの初めて」
どうやらビターでは無いようだった。
砂糖が入ったチョコレート、この世界では高級品。先生からのお礼の品なのか?
先生「これから演習場でエルファルトの騎士団と模擬戦を行います」
突然の模擬戦、しかも騎士団という強敵、課外授業の後にこれとは、やはりギルド式は鬼畜すぎる。
王国の騎士団の1つ、フェリックス騎士団、辺境の地での任務を主とする騎士団、近衛騎士団に次ぐ強さらしい。
レティ「まぁそれくらいならいいです」
イーサン「ナイフの怖さを味わってもらいます」
妙にやる気の2人、マサムネはやる気は無い。
先生「五芒星闘技に参加する人はその前哨戦となります」
何が前哨戦だよ?
演習場に向かった。
騎士団長「初めまして、私はエルファルト王国フェリックス騎士団長のヘンドリクス•ゼータ•ローレンツと申します」
先生「ローレンツ騎士団長、この方も冒険者をされています。」
ローレンツ「騎士団は剣を使いますが、皆さまはそれぞれの武器で構いません」
先生「強い人もそのままで構いません」
エルザ「この人死んじゃうよ?」
ローレンツ「はっはー、学生ごときでは死にませんよ」
ローレンツは見下している。
レティ「傲慢です」
ローレンツ「クソアマ黙っとれー」
エルザ「僕この人嫌い」
ローレンツ「悔しかったら殺してみろ」
先生「流石に今のはいい過ぎです」
ローレンツ「構わん」
レティ「本当にいいのですね?」
ローレンツ「構わん、できるものならな」
レティ「本当にいいのですね?」
ローレンツ「構わん」
レティ「本当にいいのですね?」
ローレンツ「構わんといってるだろ」
レティ「3回確認しましたよ?」
エルザ「僕がやる」
ローレンツ「なんなら二人掛かりでも構わんよ、負けたら騎士団長辞めてもいいぞ」
所詮は学生、なめきった騎士団長、死んでもいいのか3回確認した。
先生「死んでも責任取れません」
ローレンツ「構わん」
先生「あなたに言ったのです」
エルザ「僕は殺さないよ」
レティ「私は殺しは嫌い」
ローレンツ「なめてんのかゴラァー」
些かチンピラのような騎士団長、喧嘩を売るような荒くれ者に長は不向き。
何でこんな奴と模擬戦になったのか?
レティ「舐めましょうか?」
この騎士はわけわからん
イーサン「なんでまたこんな人と模擬戦になったのですか?」
先生「模擬戦のために冒険者騎士にお願いに回っていたところ、学生が強いという噂を聞きつけたこの騎士団長がやると、、、」
マサムネ「喧嘩を売られた女の子騎士と次期女王、これは見ものです。」
騎士団員「あの青い髪の女の子、なんで剣聖の真似事やってるのですか?」
エウフェリア「憧れているらしいです」
騎士団員「彼女も真似事をする連中の1人なのですね」
イーサン「他にも真似事をする人がいるのですか?」
騎士団員「いっぱいいますよ」
イーサン「そうなんですね」
レティリアのコスプレをするファンクラブの1人なのか?それにしてもいろいろ引っかかる。
先生「それでは始めましょう」
死ぬか降参するまでの模擬戦、もはや決闘、結果は明白だった。
エルザ「レティさんは待ってて」
レティ「エルザが負けそうな時はこのテーブルナイフで戦う」
エルザ「降参してよ」
ローレンツ「黙っとれ」
エルザ「もう」
少し怒ってる。
エルザはカーリーの布を取り、構えた。
ローレンツ「戦鎚ごときが」
傲慢な無知な男、残念だがこれはただの戦鎚ではない、巨人族の3大金属器の1つ
エルザ「必ず避けてね」
ローレンツは見下しているが、エルザのカーリーで下半身がひき肉になった。
ラフィア「仕方ありません、戦争は御免です」
ラフィアは浄化された高純度の回復薬でひき肉を修復した。
ローレンツ「命だけは!」
喧嘩売った、見下した相手に命乞い。
エルザ「だから、避けてって言ったのに、それに僕は人を殺さない」
半殺しまではするということか、怖い。
レティ「聞く耳を持たないバカなダメ騎士、これはあれです」
騎士団員「あれはカーリーですよね?」
マサムネ「そうですよ、あの女の子はエルザ王女です」
騎士団員「メルクーリアの?」
マサムネ「そうですよ」
エルザ「僕の勝ちだね」
他国の騎士団長を痛めつける他国の王女、これは戦争になりかねない。
レティ「これでいい」
フェリックス騎士団は帰っていった。
イーサン「今週末は五芒星闘技ですよね?
レティさんは出るのですか?」
レティ「出ない」
エルザ「僕は必ず出るよ」
寮に戻り別れた。
エルザ、エウフェリア、ラフィア、レティの女性陣とマサムネ、イーサン、マシューの男性陣
それぞれの部屋
女性陣
エルザ「このおもちゃ、エウフェリアみたいにここに使うと一番気持ちいいよ」
レティ「そんな使い方とは、、、」
ラフィア「エウフェリア、それ使い方違う」
エウフェリアは間違いを知った。顔が赤い。
レティ「はっあっそこ、はっはっ、感じる、めちゃくちゃ気持ちいいじゃないか、男、、、」口を塞がれるレティ。
ラフィア「それ以上は言わないでください。
それにやらしいことはあっちでやってください」
エルザのおかげでエウフェリアは恥ずかしい思い出となった。
そしてレティは新しい使い方で快感に溺れている。
一方で男性陣は、
マサムネ「俺、エルザかわいいと思う」
ただの巨乳好き
イーサン「私はレティさんです。あの身体と腹筋とのギャップに萌えます」
ただの筋肉好き
マシュー「俺はラフィアかな、あんな感じのおっとり系がいい、でもエウフェリアもかわいい」
ただの亜人好き
ダラダラとそれぞれの部屋で雑談して、一日が終わった。




