第13話 洞窟探索
3日目
マサムネ「ブリーフィングを行います」
イーサン「了解」
マサムネ「本日は課外授業の3日目です。これから北の洞窟に向かい、マシューを捜索します。魔物の討伐は優先しません、魔物との交戦は極力避けてください」
エウフェリア「あそこにはバザードランクにして5のジャイアントスパイダーが100匹程封印されています」
レティ「蜘蛛は嫌い」
エルザ「僕も蜘蛛嫌い」
マサムネ「では、装備を整えて、万が一でも封印が解かれるようものなら増援が来るまでの間は戦います」
ユリウス「無茶です」
イーサン「私が全て排除します」
マサムネ「弾は足りる?」
イーサン「ここに、、、」
レティ「ジャイアントスパイダーなんて素手で倒せないと、、、」
マサムネ「ドMは知らん」
レティ「放置プレイ、新しいプレイ、初めてのプレイ、他には?」
ラフィア「何言ってるんですか?」
レティ「構わずどうぞ」
エルザ「蜘蛛は全部ぶっ飛ばす」
エウフェリア「エルザも何言ってるんですか?」
まとまりがない、士気はあるが結束がない、ゴミパーティーに何ができる?
マサムネ「とりあえず行きましょう」
ユリウス「指揮官はイーサンがやれば?」
イーサン「指揮官は嫌いです」
ユリウス「まぁ、マサムネもクジで嫌々やってるし、、、」
マサムネ「構わずどうぞ」
レティ「私の言葉」
マサムネ「いい言葉だと思う」
レティ「構わずどうぞ」
イーサン「放っといてと言えない時に使えますね」
ユリウス「その言葉、五芒星闘技で聞いた事ある。」
マサムネ「その話聞かせてください」
ユリウス「前回の五芒星闘技の決勝戦、
ギルドマスターのエミリア様、
メルクーリア王国のミレリアル女王、
剣聖レティリア、
リューセル王国のララティリア女王、
フェルムスランド王国のアフネス女王
の五人が残り、
決勝開始早々、圧倒的な空気の前に観衆諸共静まり返って誰も動かないので、アフネス女王が『騎士として腹を露出するとはどうなのか』
とツッコミを入れた。すると剣聖レティリアは、『構わずどうぞ』と言って、一振りで全員を倒してしまいました。
あの状況は今でも忘れない」
レティ「私もそこにいたからよく覚えてる、私もレティリアみたいになりたい、だから同じ言葉を使ってる」
マサムネ「呼び捨てかよ」
レティ「構わずどうぞ」
イーサン「面倒な言葉です」
ラフィア「私も使いたい」
マサムネ「いっぱい使ってやろう」
さっさと出発しろよ
イーサン「そろそろ出ませんか」
マサムネ「作戦開始」
レティをポイントマンにしばらく樹海を歩いて洞窟に着いた。
イーサン「女性をポイントマンにするとはなかなかの鬼ですね」
マサムネ「先導するって聞かないし、仕方なく」
エウフェリア「中は暗いので、明るくしますね」
エウフェリア「我の前を照らせ、ルミナス」
短い詠唱で魔法を使う
ユリウス「詠唱が極端に短いです。フツーのソーサラーには無理ですよ」
エウフェリア「ここに来る前に奴隷としてこういう魔法をいろいろ教わってました。」
マサムネ「できる人は違う」
イーサン「おかげで外と同じです」
マサムネ「エウフェリアは何でもありかよ」
ラフィア「私もできる」
ラフィア「ルミナス」
ユリウス「は?」
レティ「短い詠唱、私には無理だ」
マサムネ「レティて魔法つかえるの?」
レティ「使えないけど」
マサムネ「使えるような言い方」
レティ「魔法使えなくても倒せる」
エルザ「僕もできるよ」
エルザ「、、、」
ユリウス「なんと、無詠唱、それに杖すら使って無い」
エルザ「これくらい簡単」
エウフェリア「エルザさんすごい、私も無詠唱でやれるようになりたいです」
マサムネ「明る過ぎて暑い」
イーサン「これでは砂漠と変わりません」
エルザ「ごめんなさい、今すぐ消すよ」
マサムネ「助かる」
ユリウス「このパーティー羨ましい」
しばらく洞窟を探検して、、、
未だ見つからない。
エルザ「僕、疲れたよ」
レティ「マシューの気配を感じる人?」
エウフェリア「気配はあるのですが、、、」
ユリウス「マシューはどこだよ」
イーサン「あっちの世界ならすぐに見つかるけど、、、」
しばらくしてエウフェリアが言った。
エウフェリア「この向こうから感じます」
エルザ「ここに穴開けるね」
ラフィア「手伝います」
エウフェリア「私も」
エルザの戦鎚で穴が開いた。
粉塵が舞い上がり、前が見えない、
しばらくすると、視界が開けた
中に入ると、
レティ「ジャイアントスパイダー」
エウフェリア「封印されてる」
マサムネ「あれはマシューか?」
エルザ「あっ!」
レティ「マシュー死んでる」
マサムネ「嘘だろ」
イーサン「いや、脈はある、死んで無い」
マサムネ「よかった」
イーサン「すぐに応急処置を」
エルザ「良く無いよ」
イーサン「なんて事言うんですか」
エルザ「封印が解け始めたもん」
マサムネ「何だって?」
ユリウス「非常事態です」
イーサン「ごめんエルザ」
エウフェリア「急いで逃げましょう」
イーサン「マシューは私が担いでいきます。」
レティ「先手必勝」
ラフィア「レティさん、、、」
迷惑ドMの変態騎士には敵わない
レティ「みんな先に行っていい」
マサムネ「レティは連れていく」
ユリウス「急いで!」
エルザ「ここ閉めるよ」
エルザは天井を破壊して閉じ込めた。
やっとのことを洞窟から抜け出して、戦闘準備に入った。




