第9話 誰ですか?
2日目
雨が降り始めたが、亜人ソーサラーのおかげで濡れない、明け方さっそく始まった
エルザ「なんか、犬がいっぱい来たよ」
エウフェリア「あれはヘルハウンドです」
マサムネ「ヘルハウンド?」
犬に集られるとは、想定してなかったパーティーここを出るとエサにされて間違いなく死ぬ 。
イーサン「撃ち殺しましょうか?」
エルザ「僕がやる」
ラフィア「では、動きを止めますので、その間に追い返してください」
エルザ「わかった」
ラフィア「ソーサラーとして命ず、かの者の動きを止めよ、」
短い詠唱でここまでやるとはすごい、ソーサラーを超えてると思われる
エルザ「僕はさよならは言わないよ、だから帰って」
ヘルハウンドはエルザの一振りで空高く飛んで行った、
イーサン「なんと、一振りでこれはすごい」
すると冒険者が起きてきた。
ユリウス「おはよう」
マサムネ「おはようございます」
ユリウス「みんなして朝からなにやってるの?」
エルザ「燃えた犬がいっぱい来たからみんな僕がぶっ飛ばした」
ユリウス「燃えた犬のハザードランクは3ですよ、本当なんですか」
エルザ「本当だよ、僕は嘘は付かないもん」
嘘をつけないから、自爆するような性格なら仕方ない
エウフェリア「確かに、あれはヘルハウンドでしたが、少し違ったような気がします。少し大きいと言いますか、威圧感がすごかったです」
マサムネ「また新種か?」
ユリウス「死骸はどこに?」
エルザ「どっかに飛んで行った。」
ユリウス「あや〜それでは討伐数には入らないですね」
マサムネ「何でですか?」
ユリウス「原則、死骸の数が討伐数です、無ければ記録になりません」
死骸の数、ギルドマスターの立会いが無ければ記録にはならない。報酬も出ないとのこと
エルザ「ごめんなさい」
レティ「人を助けて謝る理由は無い」
ユリウス「結果がどうであれ学生がハザードランク3を倒せたのはすごいですよ」
マサムネ「そんなにすごいことなんですか?」
ユリウス「普通ならありえませんから」
イーサン「エルザって一体何者ですか」
エルザ「普通の女の子だよ」
ラフィア「普通の女の子がカーリーを扱うなんて無理ですよ」
エルザ「これカーリーじゃないもん」
エウフェリア「見た目はカーリーそのままです
が、あれは巨人族の3大金属器ですよ、それに、エルザは私とあまり身長の変わらない女の子です」
レティ「胸はエルザが大きい」
エウフェリア「そ、それは余計です」
エルザ「これ、カーリーを真似してそっくりに作ってもらった」
ラフィア「模倣品にしては細かいところまでしっかりと装飾されてる」
マサムネ「カーリーってそんなにすごい物?」
レティ「巨人族の3大金属器、戦鎚のカーリー、メイスのギデオン、戦斧のルイン、です、そんな物の一つがここにあったら国同士の奪い合いでパニックです」
マサムネ「名前からして破壊系」
ユリウス「でもレティさんの言う通りです、先輩冒険者も現物を見たことは無いと、このような精巧な模倣品を見れただけでも光栄です」
イーサン「そんな物が存在するのですね」
マサムネ「マシューの奴どこ行った?」
エウフェリア「知りません」
イーサン「探しますか」
マサムネ「狩のついでに探す」
準備を始めたパーティーの元にまた、先生がやってくる。
先生「ハザードランク3です。ユリウス以外は避難してください」
ユリウス「俺もハザードランク3は流石にひとりでは無理ですよ」
先生「なら私も戦います」
マサムネ「先生、既にエルザが終わらせました」
先生「あのエルザさんが、ですか」
エルザ「先生、来るのいっつも遅い、もう少し早かったら、先生が戦う姿が見れたのに」
先生「遅くなって申し訳ない」
マサムネ「何でこんなに時間がかかるのですか?」
先生「元冒険者として言い訳はしたくないですが、ハザードランク発令まではギルドで待機しています」
イーサン「何故わざわざそんな遠くに」
先生「先生はこう見えても冒険者が立ち上げた調査旅団の参謀長なんです、ですから皆様では対処できない災厄があった場合、すぐに旅団を手配できるようにしています」
イーサン「先生は参謀長もされてるのですか」
先生「いろいろあってですね」
レティ「元冒険者も大変だ、、、」
エウフェリア「そろそろ朝ごはんにしませんか」
エウフェリア「先生も一緒にどうです?」
エウフェリアとラフィアは料理を始めた、本当に仲のいい感じ
先生「ほかのパーティーに癒着と思われますよ」
レティ「私が騎士として全力で先生を守ります」
先生「レティさんは騎士だったのですか」
レティ「下級貴族の騎士です」
先生「貴族で冒険者をされてる人とか、騎士で冒険者されてる人はいますが、エルフで騎士とは聞かないです」
レティ「エルファルトはエルフも騎士をやってますよ」
先生「レティさんとエルザさんは一体何者なのですか?それにこのカーリーそっくりの武器」
エルザ「これは、おばあちゃんがそっくりに作ったからって僕にくれた」
レティ「私は何も無いエルファルトの下級の貴族ですよ、家は練兵場の管理をやっています」
先生「信じ難い話です」
マサムネ「話がややこしい」
エウフェリア「できましたよ」
イーサン「何もやってませが、空腹では何もできません、食事にしましょう」
エウフェリアはそこら辺の食堂よりまともに作れてる
ラフィア「魔法は便利ですね」
全員が席に座ってから
先生「深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。」
「いただきます」
食事が終わり、先生はギルドに戻っていった
イーサン「ブリーフィングをお願いします」
マサムネ「そう言うのは一番得意なイーサンがやってよ」
イーサン「指揮官は私ではありません」
くじでハズレて嫌々指揮官をやらされた。
マサムネ「仕方ない、では、始めます、本日は課外授業の2日目です。優先事項はマシューの捜索、魔物の討伐は優先しません、魔物との交戦は極力避けてください」
イーサン「戦力の低下は1番避けないといけないです」
マサムネ「では始めましょう」
イーサン「その調子です」
ブリーフィングは本職がやれよ、俺はゲームでしか指揮できないし、ここでは戦えない、正真正銘の雑魚なんだよ
そして、捜査が始まった




