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みんな元気になぁれ

小児看護実習・インターンシップ・統合看護実習と子供たちと接してきました。


外科系・内科系・隔離病棟。

たくさんのこどもたちと出逢いました。


その中で、こどもたちからもらったたくさんの言葉。


「よつ葉ちゃんなら良いよ」(注射処置)

「よつ葉ちゃんキライ」(絵本を直ぐに読んであげられなかったから)

「よつ葉ちゃんと一緒が良い」(検査処置の時)

「よつ葉ちゃんもお泊まり」(夜勤のお誘い)



まだまだたくさんこどもたちからもらった言葉があります。そして言葉ではなく生きる事を真摯にみせてくれた女の子もいました。


外科系の実習では、まさかの重篤患者様。

4歳の女の子に、真摯に生きる事を教わりました。看護という看護はしてあげられず、寄り添うしかできませんでしたが、聴覚は最後まであるというので話しかけました。そして清拭をしてあげたり髪をといてあげたりしました。最期まで目を開けてくれることはありませんでしたが、よつ葉に看護を勉強させてくれた女の子でした。



統合看護実習ではナースコールを受けさせてもらうという事もさせてくださった指導看護師さん。


指導看護師「菜須さん、あなたの患者さんよ。とって」


よつ葉「はい、どうされました?」


担当患者ちゃん「よつ葉ちゃん、シュークリーム食べてもいい?」


えっ? 報告?

後ろで聞いていた先輩看護師さん達に大笑いされながら、よつ葉は看護記録で注意事項確認しました。


よつ葉「食事制限無いから、良いよ」


担当患者ちゃん「ありがとう! いただきます」


よつ葉「召し上がれ」


担当患者ちゃん「はぁーーい!」


ほのぼのするナースコールでした。

「ナースコール=急変を知らせる」というイメージだったのが一変しました。


ナースステーションにも笑顔が溢れ笑い声が響いていました。その後、先輩看護師さんたちが、


「よつ葉ちゃん、休憩行ってきます」

「よつ葉ちゃん、検査出し行ってきます」

「よつ葉ちゃん、回診補助行ってきます」


など色々、からかわれたことは言うまでもありません。


たくさんの担当をさせていただき、少しずつても看護師に近づいていけていたら良いなぁと思います。


入院された患者様は、どんな形であれ必ず退院します。その間、お世話をさせていただくのですが、できればみんな元気になって退院してほしいと願わずにはいられません。


看護実習生として実習で学んだことは、よつ葉のこれからの看護の礎となっていくと思います。


初心を忘れず、看護の道を歩んでいきたいと思っています。





【みんな元気になぁれ】




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