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看護学生ダウン?!

今回のお話は先に【よつ葉の看護日誌】の「医療系学科合同演習実習」「医療系学科合同演習実習2」を読んでからこちらの作品を読むことをお勧め致します。

今日は、自由参加で生命医科学科と看護学科合同の演習実習がありました。


救急救命士を目指す学生と看護師を目指す学生がお互いの立場を理解しあい命のリレーを。



ここからは裏話


きょうの合同の演習実習は、生命医科学科の演習のため救急車を利用のため屋外講義。


看護学科生は普段、快適な講義室と実習室で行うため屋外での演習実習は不慣れな看護学科生。


今日の天気は晴れ、気温も高く日差しが強く暑い。


生命医科学科の演習実習を見学して(よつ葉は患者役で参加)から本大学卒業の○○消防の職員の方の実演(よつ葉が患者役)を生命医科学科と看護学科の学生が見学。そしてその後、救急救命士の方のお話、質疑応答。


さすがに質疑応答は生命医科学科の学生が集中。看護学科生、この外の暑さにダウンする学生が……。


男子学生が一人、屋内に移動。看護学部の教授(看護師免許有)が付き添う。


なんか…頭痛い。ぼぉーっとしてきた。よつ葉、ヤバイかもです。


話をしていた救急救命士の人の隣に並んでいた救急救命士の人が私の前に来た。


『日陰に移動しようか?』


隣にいた紺野君も付き添ってくれて屋内へ移動。救急救命士の方から問診。


『病院に行った方がいいと思うんだけど…』


と言われる。紺野君が花陽先輩に私のことを伝える連絡を入れて、主治医の医師に診せた方が良いですか?それとも救急外来で診察を受けても良いのか聞いてくれていた。それをボーッと見ていたよつ葉。途中で救急救命士の人と電話を代わる紺野君。


『○○消防の救急救命士◇◇です』


『はい、はい。意識はありますが、熱中症の症状で少し……・・・』


何やら会話が続く。紺野君に支えられ意識を保つよう意識しているよつ葉。


よつ葉が覚えているのは、ここまで。気づいたら病院で点滴を受けていたよつ葉。


『よつ葉ちゃん、気がついた? 病院なんだけどわかるかな?』


あっ、田崎医師と山内医師だ。田崎医師は心療内科の主治医、山内医師は内科の主治医。


『・・・・・はい』


『軽い熱中症だね。2本目の点滴終わったら診察をするからね』


と言って私の診察を進める。


『お薬入れてあるから少し眠ると良いよ』


田崎医師に言われる。点滴をしてもらい眠りにつく。


点滴のお陰で復活する、よつ葉。


帰宅を許されるが、


『槇野に送ってもらうから』


えっ? 


驚いていると槇野医師が


『よつ葉ちゃん、頑張り過ぎちゃったのかな? 熱中症になるまで我慢しないで声かけなきゃダメでしょ?』


『……はい』


『俺、勤務時間終わってるから、送っていくから』


と言ってくれた。


花陽先輩の後輩と言うことで可愛がってくれている、有難い方たちです。


点滴を受け自宅安静をすることを約束で帰宅を許可された。


屋外講義に弱い看護学科生でした。



ご心配をおかけしましたが、今は元気にしております。


もう訳ありませんでした。


読んで頂き、ありがとうございました。次からは楽しいお話書けるようしますね。


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