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「。」シリーズ

ステレオメッセージ。

作者: 杠 音韻

「。」シリーズの第五作目。


タイトル上の「。」シリーズから他の作品が読めます。

滑稽無形な栓を弾いた。エレキな八弦ツメを弾いた。

グラグラグラグラ地底がグラグラグラグラ揺れる。


詭弁と争論、所詮と楽観、狂い世見る視線は咲いた。

論理と宗教、黄道と王道、終いを見る心は腐れ。

王も廃れ、神も震え、グルグル回レ。

這いずる森羅、まだまだアンテナ針は消えて。


暗転アンテナ零を廻って、月夜は世を視、眼を背く。

地を這う廃電波洗脳波、人と間狂わせラルラリラルラリラルラリラルラリ。

さぁさお手前王の御膳よ、民ヨ笑エ民ヨ腐レ。

崇めて欺け地底の囚人愛する王へ(めい)を投げろ。


九里は離れる十二を回り、奏白点は地を刺した。


聞こえる悲鳴は何と鳴く? 耳を近付け地べた舐めろ。


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。


ステレオタイプの鉄屑は、夢見る子へと手に渡った。

その手は終わりを選ぶか始まりを選ぶか、それはそれは王の御布令。

銀弾七つと銀の鉄砲。担いで王へお手手鳴らせ。


「民ヨ敬エ我を敬エ、我ハ次代ノ遂行者」


払う民衆泣き出す教徒、狂う次代と狂ってる人人。

お手手を合掌差し出せ命。フラップ殺せ、老婆は噎せる。


シュレディンガーは最早過去形、半目の猫は時代を悟った。

自ら墜ちる虚空へと墜ちる、下層へ堕ちて死へと化せ。


「マダマダ祭レ今日ハ明日ダ」


嘲うクソムシ右手を賭ける。

コンマ数秒血飛沫上げる。一閃色は草の色。

怒号悲鳴緑色飛び交う劣等街下、脳味噌ブチ抜いた。


「世界の終わりだ」

と叫ぶ者。


「王は何処へ」

と嘆く者。

所詮は皆、同じ廃信者。

崇める教皇ピンチの高騰劣等手段は捨てろ。

虚典の中で回レ回レ、手を挙げ手を切れ踊レ踊レ。


稀代の世代は終わった教団、凶弾放った少年は。


「死二去ラセ。」


答えて笑みを溢す。


五十鈴が数えた雛鳥は嘆け喚けと舌を巻く。幕下巻く舌どうせ黒。

様変え流転、詭弁は節操。老若男女も皆々水を溢す。


「まだ遠いか」


ステレオチックな喪満にチーク、もっと殺してピークピーク。

雛鳥だって呻き喘ぎ。

死んだ神へ崇拝アデロ・ポデロ。

聞く耳持たず銃を仕舞った。



九龍は何処だ。

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