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私が猫になったわけ。

きっと、ゆっくり亀さん更新ですが、完結まで頑張ります!

私、モナ・アンジェリコ!16歳!!

両親が戦争で死んでしまい、孤児院育ち。犬が大好きで、ついつい犬を見かけるとニヨニヨ・ワキワキして近づいてしまう。けれど、いっつも逃げられちゃうんだよね・・・何でかな??愛が足りないのかしら??ぶつぶつ独り言を呟いていたら、たまにやってくる近所のお兄さんに聞かれて鼻で笑われた。・・・この人、嫌いっ!!


近所のお兄さんは、エミリオ・チェザリス。20歳。とっても意地悪だけど、王宮の魔術師で、次期魔術師長になるのではと囁かれている凄い人。たまぁぁぁっにやってきて、私の顔を見るなり嫌味を言う人。いっつも怖い顔をしていて、バカにしてる時と、怒っている時しか表情が動かないんだよね。だから私は、すっっっごい苦手!!


私は今、何故かそんなエミリオ様の部屋にいる。・・・猫として。・・・猫として。なんで??




その日、孤児院の施設長からエミリオ様に届け物をお願いされて、お城まで足を踏み入れた。いつもは受付すると預かってくれるのだけど、何故かお城の中は上へ下への大騒ぎ。受付の人にお願いされ、直接魔術師塔まで届けに行くことになってしまった。お城から少し離れた場所にあるその塔まで行ったものの、誰もいない。困ってしまって廊下をうろうろしていたら、エミリオ様の声が聞こえてきた。珍しく声をあらげてるなぁっと思いながら、声の聞こえる部屋の扉の前に立つと、勢いよく扉が砕かれ、目が開けられないほどの光に包まれた。


「きゃぁぁぁぁーーーーっっ!!」

「あぁぁぁぁぁーーーーっっ!!」


なに?なに?何が起こったの~???まだ目がしぱしぱして瞬きを繰り返す。


「ニヤァー(今のなんですかぁ~?)」


「ニャッ?(えっ?)」

首をかしげて上を見上げると・・・巨人っっ!!?


「にゃぁーーー!!?(きゃぁーーー!!?)」



「わぁぁぁ・・・誰かわかんないけど・・・ごめんね、エヘッ☆」


「誰が『エヘッ☆』っだ。気持ち悪い。」


「だってぇ、人がいるとは思わなかったんだもん!そもそも、エミリオが魔法ぶっぱなしたんじゃん。僕悪くないも~んっ♪」


「っっ!!」


声のする方を見上げると、近所のエミリオ様。どうやら、巨人ではなく、私の方が縮んでる?足元を見ると・・・猫の足??


ふぅーーーーーっっ・・・・・・



もう一度、深呼吸してから見てみても、やっぱり猫の足・・・


「に゛ゃっっ!!?、にゃにゃにゃにゃぁにゃにゃっにゃにゃにゃぉぉぉ?(え゛っっ!!?なんで猫になってるのぉぉぉ?)」



ある程度終着点はあるけれど、最終的にどんな結末になるのかな(^ー^;A


宜しくお願いしまぁ~す(;・∀・)!!

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