霜天(そうてん)【140字小説】【空】
※この作品は【言の葉連想辞典】に収録されている言葉より連想した140字小説です。タイトル横にカテゴリを表記します。
−−−−−−ココより本文---------
はぁ…寒ッ
身震いしながら身体を小さく縮める
吐く息は白く
足元の霜がついた草も白化粧
白く澄んだ世界の冬の朝
寒さに耐えて早起きして
やってきたのは
碧く広がる霜天を見るためだ
星が残るまだ暗い碧が
やがて少しずつ日に照らされて
色を変える
霜天に満つ
生まれ変わったような感覚
私は今日をまた生きる
−−−−−−本文ココまで---------
この作品はフリー台本として朗読等に使用できます。
使用の際は作者名に
【舞華】【舞華−マイカ-】
のいずれかを表記お願いします。
使用報告は必須ではありませんが、
頂けると作者が非常に喜びます
※作者も音声配信で朗読をしています
作者x:@kisaragi_usa25