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6/6

ある意味ざまぁになった主人公サイド

今日中に投稿出来ないと思った人いる?

私は思った



終末罪禍の執務室


とある資料の前に、ヴェールは呆然としていた


「取引中止だと…?」


手元の資料には長々と書かれていたが、要約すると「信用が無いため、これより先の取引を中止する」と回りくどい言い方でストレートに取引を拒否するメッセージがあった




ヴェールは僅かに動揺した

ずっと贔屓にしていた取引先からの突然の拒否に……

では無い



「……俺は、こんな顧客(マーリン)と取引した覚えなど無いんだが」

まるで聞いたこともない顧客と取引していたという事実にだ


動揺する自分を落ち着かせるように紅茶を飲み、一呼吸する



そして資料を片手に携え、独り言を呟きながら考え込む

「この資料の完成度からルージュのイタズラという線はまず無いだろう。アイツは活字を眺めていると頭痛が痛いというタイプだしな……」


となれば、取引をしていたというのは事実。しかし、自分のクランの取引先を忘却するほど俺の記憶力はそこまで終わって無い。

それに、俺直々に取引しているのは昔からの旧友であるジョーヌだけだしな……


「ただ、誰がこんな取引を勝手にしていたのかは分かる」


再度紅茶を飲み、確固たる自信を持って言う


「ソルだな。間違いない。」


ため息混じりに分析を続行する

「取引内容は回復薬を月に300個……それも中々の上等品、本来はそれを俺の許可無く勝手に仕入れることは出来ない。だが、アイツは受け付け嬢や冒険者ら、ひいては解体屋にまで好かれている。であれば何かしらの経費として要望しても確実に通るだろう。」



更に気付かなかった訳を探すと…直ぐに思いあたった

「普段というか、俺には通帳をみてニヤニヤする趣味は無いからな……経営も難なく回っていたし、誰も報告してこないから気付かなかった。」

「何ひとりでブツブツ言ってンだ?」


目線を資料からあげると、ソファの背もたれの上に横になっているルージュが居た



「いや、そこまで来たら普通に座れよ」

「いいじゃねェか、減るもンじゃねェし。ほれより何かあったのか?」

…話を逸らした上に興味持ち始めやがった

「面倒くさい…」

「そういうなや、楽し…難しいことは共有すべきだぜ?」

「こいつ……まぁいいや」

どうせ拒否してもしつこく聞いてくるんだ

とことん愚痴に付き合ってもらおう

「実はな…」



_________



「は?殺せよ。そンな奴。何なら俺が殺してやろうか」

「まて、早まるな。いいか、お前は黙って俺の命令に従え。お前が暴れだしたら洒落にならん」

「チッ」


ルージュが暴れだしたらソルどころか国ごと吹っ飛ばしかねない

だから嫌だったんだよ、こいつに話すの



「とりあえず、こいつはもう追放処分に課したろ。俺ら目線の罪状は増えたが、冒険者からしたらそう悪いことでも無い。こんな事例そうそうな「ン?何か落ちたぞ」い…ぞ……」



嫌な予感がした

具体的には、さっきのようなことが起こりそうな


「『ガンジの鍛冶屋との取引中止について』、だァ?」

「はぁ………」


よし、さっさと計画のための処理を終えよう

俺はもう疲れたし、休む

誰だよガンジって…


ある意味初めてかもね

オール主人公sideで書くの。

次話はソルsideに戻るけど…

早く書きたいなぁー展開進めたいなぁー

……1部、カットしちゃおうかな。ソル編


そういえば早くもPVが1000を超えていました

早いなー、みんなありがとう

ブックマークもついでによろしくね(図々しいの塊)


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