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ハジマリハジマリ

はーじーめーてーの転生もの!!!!!!

wayーい!

~盗んだ~トラック~で走り出す~


えーっ、只今私俺様僕様は盗んだトラックで目の前にあるコンクリ製のビル、秘密結社ダークマター(仮)に向かって特攻を仕掛けております。



盗んだトラック?ああ、実はね、僕の学校のハゲ野郎が使いもしないのにトラックを買ったなんて、大切な授業時間全部使い切るまでずっっっっと、この話しててね?こちとら一ヶ月後高校受験やぞ?ある意味これで人生決まるんやぞ?なのにあのハゲは、、、トラックの機種がどうとかずっーと話してるんですよ。



それも、僕に話しかけてくるんですよ。何故僕かって?だって僕優等生だから。他の人は堂々とグースカ眠ってるのに私だけ眠れないんですよ。頭くるでしょ。だけどね、頭にキテもキレたらダメ。何故って僕、優等生だから!優等生って大変でね、少しでも成績が下がれば「おまえ、オワッタナ」呼ばわりされて、ちょっと俺、悪いやつやぞって自分でオーラー出してるやつが、ちょっとええこととしたら、「流石〇〇!やればできるやないか」ですよ?アタオカですよねー。(頭がおかしいの略)


それでまあ、優等生な俺様は学校では耐えたんですよ。ですけど、家に戻って幽霊も恐れる丑三つ時になったとき、急にイラつきはじめましてね、それで決めたんですよ。そうだ!ハゲのトラック壊したろって。

それで、まあ、ハゲの家は特定できてるから、行ったんですよ。そしたらでっかいトラックがあったんですよ。確かに、高そうなトラックなんですよ。なので、まあ、タイヤでもパンクさせてやろうかと思って、家から持ってきた包丁で割ろうと思ったんですよ。



そしたら、キャーって耳に迷惑な叫び声が聞こえたんで、そっちをみたら、まあ、、その、、、ちょっとね?すこーーーし、特殊なお遊びをしているカップル二人組がいたんですよ。リア充ですよ。それでね、その二人、僕を見て逃げたんですよ。酷いですよ。俺の方が逃げたいっていうのに。まだまだ初な私には大分きつい遊びをしてましたよ。まあ僕も驚きのあまり少しの間硬直してたんですよ。それも、パトカーのサイレン音で終わったんですけどね。



世の中は広いものだと自分なりに達観していたら、サイレン音が近づいて来たんですよ。何かあったのかと思ったんですけど、よくよく考えれば僕の格好のせいだなってわかりましたよ。実は私今ひょっとこの面をしてたんですよ。ひょっとこ面をつけた包丁を持つ男って、、ヤバクね?そりゃあ24 するよね、だけどね、俺も24したかったよね、あんなの見せられて、慰謝料ふんどりたかったな、、、そう現実逃避してたら前から黒服黒マスク黒いグラサンを装着した黒ずくめが走ってきたんですよ。



その男を追いかけるように青服さん達もやって来たんですけど、(推定)犯人さんの方が早かった。僕に手を向けたと思えば僕はいつの間にかトラックの運転席にいたんですよ。ヤバイね。意味不すぎだよね。何でトラックの中にいるのかとか、何でさわってないのにエンジンがついてるのかとか、何で勝手にトラックが走り出してるのか、とか、いや、マジヤバイ。マジ青服さん達マジ逃げて!!って叫んでもトラックを止められないんですよねーヤバイ当たる!と思ったらどうにか青服さん達は走って逃げることができたようだ。



青服さん達スゲーと思ってたら、たまたま、この町の七不思議の一つ謎のコンクリ製のビルにさっきの犯人さんか入っていくのを見たんだよ。今一度自分の状況を振り返ってみたら、これじゃ、俺、高校進学はおろか、就職どころか豚小屋で家畜のようにされてしまう、私は何もしてないのに!折角、今まで優等生で通ってたと言うのに!これでパアッ!何もかもがパアッ!おしまいだ。

と、言うことに気づいたので、僕、あのビル、壊しちゃおうと思います。イヤーね、どうやらあの犯人のせいで私はこの先真っ暗のようだ。これはね、もう、復讐するしかないよね!ほら、どこかのアンチヒーローとかも復讐!復讐!復讐!復讐!復讐!って音頭とってたしね!たぶん!

という訳で俺、秘密結社ダークマター(仮)に突っ込もうってしてるんですよ。どうにか他の方法(復讐)はないものかと思ったんだけど、どうやら僕にこのトラックを止める術はないらしい。トラックの操作とかはできるし、加速もできる。だけど、止まらないんですよ。ヤバイでしょ。どうにかしようって、愛用ハンマーで割ろうと思ったんですけど、割れないんだよね。これで悟りました。あっ、これ僕が死ななきゃ止まらない類いだ!僕知ってる!と。なのでこれは自殺ではありません!勿論心中でもありません。先が分かっている命の有効活用もといリサイクルですよ。



という訳でビルの目の前までやってきました!

さあ!僕の人生を狂わせた野郎もしくはブス!

「御臨終くだされ!!!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」




















その日、ビルが爆発したという。幸いそのビルには誰もいなかったので、死者はいなかったと。そう、デカデカとあった新聞に、東区中学校三年生の橘 柑子さんが行方不明とあった。





つづく( ̄ー ̄)

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