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愛しき太陽  作者: 宝来
命の終わり、物語の始まり
2/2

1話 彼とあたしと、日常





今日は何時もより忙しい。何でって…




「ああああああ!!!遅刻!!!やだ!何で!?あ、お父さんもお母さんもお婆ちゃんの所なんだ…って、はやく準備!」




寝坊。いつもなら寝坊しない筈なのにこうなったのは訳がある。両親は今母の実家に帰省している、用があるとしか伝えられておらず天芽は学校がある故に連れては行ってくれなかった。


あの村好きなのになあ…。


山に囲まれ自然豊かな田舎と言う言葉が当てはまる母の実家はたまに行っており、天芽はあの自然豊かな空気と景色が好きで年に1回行けるか、行けない。そんな貴重な帰省が好きだったがここ4年は行っていない。…寧ろそれ以上?


しかし1つだけ疑問、と言うよりか山に周りを囲まれているのは孤立している様で、まるで、閉じ込められているかのような姿には少し怖さを感じた事がある。それが何故かは分からない。きっとこのまま分からないんだろうと、髪の毛を丁寧に櫛で整えながらぼんやりと、考えた。




「よし!」



満足しように笑えば自室から出て、そのまま家を飛び出す。ご飯はいいや、時間ないし。鍵を閉めていると後ろから声を掛けられる。



「」






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