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第一記~逃亡者~

禍月尊です。

東方心傷記のリメイクのため「あれ、これみたことあるな…?」や「なんかここ前のと違くない?」という意見はグッと抑えていただけると幸いです。

基本の部分は東方心傷記の流れを辿っていければと思ってはいますが所々前作からかけ離れる部分があるかとは思いますがぜひお時間の許す限りまったりゆるりとご覧くださいませ。




「……………はぁっ…!はぁっ…!」

------某所、とある森の中。少女は走っていた。“追手”に捕まらないように、誰にも見つかることのないように。



少女はその身に余る罪と罰を与えられた。


【・・・・無差別殺人事件の主犯の娘】


その罪と罰を背負わされた少女は【“無差別殺人犯の娘”を罰しようとする人達】や【“やってもいない無差別殺人”をあたかもやったかのように決めつける警察官】から逃げて、逃げて、逃げて。ひたすらに逃げ続けた。


「…んでっ…!なんでこんなことに…っ…!!!」


少女はボロボロになった服に目もくれずひたすらに森の中を走り続けた。



ひたすら走り続けて数時間後、少女は一つの神社の境内に居た。ふらふらとおぼつかない足取りで境内を歩けば吸い込まれるように本殿へと足を運ぶ。


「…神様…どうか…どうか…っ…こんな悪夢から私を助けてくださいっ…助けて…っ…」


大粒の涙を流しながら縋り付くように神に祈る。その体は疲労に耐えきれなかったのかそのまま崩れ落ちるようにその場に座り込む。少女は疲労困憊の体に鞭を打ってなんとかボロボロの戸を少し開けて境内に入り込み、外からの視界を遮れる位置を見つけ、ぐったりと泥のように眠りについた。




「…師匠。例の神社に人が一人、入り込みました。全身ボロボロで、『助けて』と…」


「…助けて差し上げなさい。『幻想郷は全てを受け入れる』のでしょう?…少なくとも、私たちに行える救済はそれくらいしかないわ。」


あたり一面を無数の目に覆い尽くされた空間の中に座る二人組は泥のように眠る少女を映し出すその空間を見つめながらそう話す。


少女は忘れ去られし者達の最後の楽園で失われた楽園を見るのか、それとも絶望に包まれた郷を見るのか。



それはこの時点で,誰にもわからない。

これ大丈夫か…?大丈夫か…!?自分の書いた作品のパクリとして通報されたらしないよね…?大丈夫か…?


とりあえず自分のペースでなんとかかんとか更新を続けていければと思っております…!

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