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俺(8歳)の住む社会    作者: ヤタム
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初めまして

はぁ〜、何とか進級テストに合格することが出来たのは良かったけど、あっという間の春休みだったな、今日から3年生か、進級テストがあると6年生になるまで気が遠くなっちゃうな、などと考えながら俺はカバンをしょって学校に向かって歩いてた、学校の名前はヤタム私立小学校でこのガーガラ共和国にあるいくつかのまともな小学校の内の一つだ授業料は公立より高いがより良い質の高い授業を受けられ卒業出来たら中高一貫の良い学校に入りやすくなり将来も有望になる、学校に付き3年生の教室の前で知り合いを見つけ[あ!!ムンバおはよう:]と声をかけたら、気付いてくれたムンバは俺の方を向いて優しい笑顔で[おはようサラリーマン:]と返事してくれた、ちなみにこのサラリーマンて言うのは、この話しにおける俺のアダ名で俺の父がサラリーマンだからサラリーマン、ムンバはムンバの父がムンバて言う栄養の詰まった主に妊婦が食べる土を売ってるからムンバて言うアダ名、[ムンバは今年こそは、学校通えそうか?:]と家庭が貧しいムンバに聞いたら、ムンバは苦笑いで[どうかなぁ、どうなるかわからない:]と答えた、去年ムンバは両親が共働きで8歳のムンバが家に残って小さい兄弟の世話をしていたからほとんど学校に通えず進級テストを落としてしまった、家から離れた井戸から水を汲みに行きごしごしと服を手洗いし兄弟たちに簡単な食事を作り片付け乾いた服に炭のアイロンをとうしす隙間時間に勉強はしてたみたいだがテストには落ちたが親はそれでも卒業が難しいこの学校に通わせたいらしい、一個上の先輩だったが今年からは俺と同じ学年だ,クラスについた俺とムンバは、去年俺と同じ2年生だった友達を探した[あ!!医者:]俺は去年から仲良くなった医者を見つけた、父親が医者で高級住宅街に住んでる、たまにその住宅街にある公園で遊んだりもしてる、この地域では公園すなわち子供が遊べる整った環境のある場所は学校か高級住宅街にしかない、[お!!おはようサラリーマンと・・・?:]と言いながら訪ねる風に俺の方を見た後ムンバを見た、俺は[こいつはムンバ、俺の昔からの知り合いだ、俺らの1歳上だけど進級テストで落ちたんだ;]とムンバを紹介するとムンバは不安そうながらも礼儀正しくあいさつした、[初めまして:]医者はフレンドリーにあいさつし返した[初めまして俺の名前は医者よろしく:]ムンバはちょっと驚いた表情を浮かべながら[よ、よろしくお願いします:]と言った、まさかフレンドリーな感じで返って来るとは思わなかったのだろう、医者は俺たち含め生徒でごった返えした教室の中を誰かを探すように見渡しながら俺に[サラリーマンに俺も紹介したい奴がいる:]と言うてきた、俺が[誰?:]と聞き返すと、医者は驚くことを言い出した[一年生だった奴だけど飛び級で今年から俺らと同じ三年生になった:]ただでさえ進級テストが劇難のこの学校で飛び級出来るやつがいることに驚きだ、ぜひ友達になってほしい6年生になるまで何があるかわからないこの学校では頼もしい仲間が必要だ、医者が教室の中を見渡しながら[あれ?さっきまで一緒に居たけどどこに行った?あ!!いったおおい経営者こちこち:]と医者が読んだ奴は、授業がまだ始まらない早いうちから自分の席に付いている大人しそうなやつだった[歳は俺れとサラリーマンの1個下:]医者が言った歳に対して俺はどうでもいいことに気が付いた、経営者が医者と俺の一個下の7歳で俺と医者が8歳でムンバが9歳、並んだ!!マジでどうでもいいな[初めまして経営者です:]礼儀正しい挨拶をして来た経営者の身なりを見たら分かった・・・金持ちだ!身なりと言っても制服だけど、しわ一つない真っ白なシャツとピカピカな靴、間違えない金持ちだ[初めまして俺はサラリーマンでこっちがムンバ、よろしく経営者:]と俺は礼儀良くあいさつをし返した、俺の隣に居たムンバもすかさず[よろしく経営者:]と挨拶して経営者も丁寧に[よろしくお願いします:]と返してくれた、でもさっきから経営者の声は小さい、多分人見知りなんだろうな、すると医者がなぜか勝ち誇った顔で[サラリーマンこいつの家あの工事中だった豪邸なんだぜ:]と言ってきた、いやなんで医者が勝ち誇るだよ、医者が言う豪邸は、医者が住んでる高級住宅街にある公園から見えてた広い敷地で大規模な工事をやってた所、あの住宅街で多分二番目に大きい豪邸だ、俺は医者の方を向きながらうなづき医者の隣に居る経営者の方をチラチラ見ながら[そうなんだ、すごいね~]と本心で言うた、[そうだサラリーマン今日学校終わりにあの公園で皆で遊ぼう:]と笑顔で医者が突然言うて来た、医者は相変わらず利己的な奴だ[ok、じゃあ俺はムンバと行くはぁ:]と言うたら、医者が決め顔で[俺は経営者連れて行くはぁ:]だからなんでそんな顔になるだ、そのあとすぐ先生が教室に来たから俺は[じゃあまた公園で:]と言うて皆自分達の席に付いてそれから授業が始まった、普通に授業を受けてた俺とムンバは後から公園で医者が突然あんなことを言い出すとは今は知る由も無かった。

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