1章act4 二人の冒険
こんにちはこんばんはおはようございます。
1章act4になります。
いつも夜遅くに投稿しているのですが今日は夕方の投稿になります。
カオルside
博麗神社まではすぐだった。
箒を持った赤い巫女服の女の子がいた。
「おーい霊夢~」
「何よ~珍しく鳥居から来るなんて…って大勢ね。……」
霊夢と呼ばれた女の子は面倒そうにして次にわたしを見た。
「えっと、誰?」
「あ、桜カオルです。ここに来れば外に出られるって教えてもらったんです」
「ふーん、外来人ね。私は博麗霊夢。別に敬語もなしでいいし呼び捨てでいいわ。みんなそう呼ぶし」
「そうなの?わかった」
「それで、外に出たいわけ?」
「うん、でももう一人一緒に来てるんだ。その人と一緒に帰りたいんだ」
「もう一人来てるの?はぁ。どこではぐれたの?」
「たしかあっち!」
わたしは人里より山のほうを指す。
「あそこって。言いづらいけどもしかしたらもう」
「あ、霊夢。一応言っておくがカオルもその連れも魔法使いなんだぜ。だから多分無事だ」
「は?そうなの?」
「うん」
「うんって…。じゃあ魔理沙、あんたもしかして今の状況も話してるわけ?」
「あぁ。最初は私も疑ったぜ?。こいつがもしかしたら幻想郷を脅かしたやつらかもなって」
「……でしょうね。それで?」
「カオルは人里で、死にそうな子供の手当てと、鈴仙の体調を治したわ」
「アリスも関わってるのね。あんたもか」
「うん。薬足りなくて大変なことになっちゃって、助けてもらった」
「へぇ~?対価とかは?」
「それが無償だったんだぜ。私らは魚もらったからな」
「魔理沙釣りしてただけだけどね」
霊夢は考えような素振りをした。口を開く
「つまりここまでいい奴だから変なことはしないだろ?ってあんたら三人は言いたいのね?」
三人は図星を突かれたよう「う…」となる。
「やぁほら最近霊夢、バチバチしてただろ?」
「さすがに外来人だし」
「いざとなったら4対1になってたわ」
「あんたらの中の私はどんだけ暴力女みたいな設定なのよ…。ああーもうめんどうね!しないわよそんなこと!」
その言葉にわたし達はホッとする。
「カオルって言ったわね?いくつか聞いてもいい?」
「いいよ」
「まずどんな魔法が使えるわけ?」
「あー回復かな?」
「へぇ~治療できる程度の能力とかなの?」
??。霊夢ちゃんごめんちょっと何言ってるかわかんない。
「???。うん」
「そうなの。えっと。どうやってここに来たの?」
「普段ない場所に穴があったから」
「連れと一緒に来たわけね…」
「そんな感じだよ」
「なるほどね。連れはどういう能力なの?」
「能力…?。光?」
能力?魔法なんだけどね。
実際わたしもよくわからない。
「光を操るの?」
「多分。龍太くんは練習中って言ってた」
「ふうん?男の人?」
「そうだよ」
霊夢は三人に目を向けた。
「残念ながら私達は見てないんだ。でもこの幻想郷に魔法使いが増えたんだなぁ」
「それに関しては私も嬉しいわね。いろいろ話が聞けて新鮮だし」
魔理沙とアリスのやり取りを聞いた霊夢は
「カオル達はほんとに外から来たのよね?」
「うん。でもそういう存在のほとんどはみんなここにいるって聞いた」
「だから変なのよねぇ。魔法使いなんてまず外にはいられないし」
「わたし達は別の世界と時間軸から来たんだよ」
その言葉に霊夢は少し驚いた顔をしたがすぐに納得した。
「こことは違う、そういう存在が存在できる世界か。紫が聞いたらはしゃぎそうね」
「その紫って人が境界を管理してるんだっけ?」
「そう。私は結界の管理をしてるのよ」
「そっか。立派な仕事だね」
「別にそうでもないわ」
霊夢は少し適当に言った。本人はめんどくさいのかも。
「霊夢だけじゃカオルやその龍太って人を帰せないの?」
と鈴仙が口を開いた。霊夢は難しい顔をした。
「そうねぇ…難しいわね。外に出す時は必ず博麗の巫女と紫の見送りが必要だから」
「そんじゃカオルはそれまでお前ん家で居候だな」
「は?ちょっなんでそうなるわけ?」
「もしかしたらここにそいつが来るかもしれないんだぜ?。だったらカオルはここにいたほうが安全だ。何かあったら霊夢がカオルを守りゃいいんだしな」
わたしはこの時、わたし戦えます!と言ったほうがいいのかな?と考えていた。
でも現状はこの状況のが都合はいいのがたしかだ。
続けて魔理沙が口を開いた。
「それより腹が減ったぜ。今日ここで食ってこうぜ!」
「え?なんか悪いような」
「いいじゃんか!あ、カオルの連れも集まったらみんなで宴会しようぜ!歓迎会兼ねてさ!紫も来るかもしんないぞ」
と魔理沙はずかずかとアリスを連れて霊夢の家に入っていく。
「ま、それは有り得そうね…。
あんたも突っ立ってないで入れば?」
霊夢はため息を付きながら鈴仙に聞いた。
「魚いっぱいあるし」
「うーん、わかった。じゃあお邪魔するわ」
こうしてわたしは何とか寝床を確保できた。
あとびっくりしたのは見た目が未成年なだけでこの人達は普通にお酒も飲むようだ。
わたしは思っていた。
どういうわけか紫という管理者がいないと帰れないらしい。
でもちょうどよかったかもしれない。ここにいるグリームだけは倒さなきゃならないから。
賑やかな夕食となった。
龍太くんはちゃんとご飯食べてるかな?。
「それじゃ私はそろそろ永遠亭に帰るから」
鈴仙の言葉にわたし達は各々に返事した。
最後に鈴仙はわたしを見た。
「あ、カオル」
「??なに?」
「ありがとうね。助かったわ」
「うん。どういたしまして」
「その…カオルの連れ、私も探してみるから」
「ありがとう。でも無理しないでね」
「わかったわ。ありがと」
そう言って彼女は去っていった。
中にわたしが戻ると酔っぱらった魔理沙とアリスと霊夢がいた。
「うーん、やれやれってやつだね」
わたしは三人をひっぱり布団に寝かせることにした。
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龍太side
「ん~ここは」
なんかちらほらと竹林が多くなってきていた。
「うーん…ごめんなさいなのだ龍太」
「あぁいいよ。頼んだのは俺だし」
どうやら道を間違えてしまったらしい。
「とりあえず野宿は確定か…。風呂とか入りたかったけど無理だよなぁ」
「風呂~?たしかに入りたいのだ~」
ルーミアの服装もよく見れば泥や砂が付いていた。
正直身体も服も洗う方法はあるにはある。
が全裸にならないといけないわけで正直小さな子供のルーミアがいる前でやったら犯罪である。
…いやそもそも年齢的にはセーフ なのでは?。
脱ぐか?いや脱ごう。
と思ったのだが
「龍太何してるのか~?」
無知とピュアっぽそうな瞳で見られるとそれもできないわけで。
「まいったな」
「まいったのかー?」
「え?あ、いや。なんでもない」
俺は空を見上げる。
「月ってあんな大きかったっけかな。あとやっぱり少し寒いか?」
「そうなのだ~。ルーミアは寝るのだ~」
ルーミアは俺にくっついてくる。
「あったかいのかー」
「ああルーミア。さすがに離れてほしいかなってもう寝てるのか…」
俺はその寝顔を見てるとカオルに会いたいなと感じた。
「…こうして見ると人間と変わらないな」
「そりゃもちろん人間か妖怪の違いだけですからね」
「…わりと結構前からつけてたみたいだな?」
「おや?気付いてたんですね」
林の中から姿を現したのはカメラを持った女の子だった。
「天狗か?」
「お?わかるんですか!ども
射命丸文と言います。新聞記者です」
「俺は巫凪龍太。龍太でいいよ」
「わかりました。私のことも文でいいですよ。ってことで早速取材をしちゃいます!まず」
「落ち着いたらでいいかな?」
俺はやんわり取材を断った。
「えぇ…?どうしてですか?」
「いや落ち着かないんだ…それだけだよ」
「はぁ。うーむ」
俺は今ほんとに取材を受ける気がないとわかったのか文は悩んだ顔をした。
「どうしてもですか?」
「落ち着いたらちゃんと取材受けるよ」
「わかりました。約束ですよ!」
「わかったいいよ。でも適当なこと書くなよ?」
「か、書きませんって」
そういえばカラスに気を付けろとか言われたな。
「天狗は天狗でももしかして烏天狗?」
「え?なんで分かるんですか?」
「あぁやっぱりかぁ…」
幽々子が言っていたカラスは間違いなく文だろう。
幻想郷は多分フレッシュなネタに飢えているんだろう。
場合によってはカオルのところにも行った可能性もあるが文の気配はずっとあったからその線はないな。
取材は必ず受けると言ったので去る気配もないし取材を受けるまでは命を狙われる心配もない。
妖怪が二人もいればこっちを襲う変な妖怪は少ないだろう。
「なんかあれだな」
「はい?」
「桃太郎みたいだ」
「突然どうしたんです?」
おにぎりというきび団子、取材というきび団子。
犬と雉かな?じゃああとは猿か。
…??
俺は顔を上げた。
「どうしました?」
「誰か近づいてる?」
「え?あ、ほんとですね…というかこの暗さで気付くんですか?」
「まあな。文は目はいいか?」
「はい。天狗ですし」
「じゃあもしもやばいやつだったら加勢してくれ」
「わかりましたよ」
「ルーミア起きてくれ。誰か来る」
「ん~…?どうしたのか~?」
俺達は誰かが近づいてくるのを待った。
いざとなったら魔法を使う。
だんだんシルエットが見えてきて視認できた。
俺達は「え?」みたいな声をあげた。
「え?し、新聞記者どうして?」
「う、ウサギ?」
「鈴仙なのだ~」
「なんだ、鈴仙さんじゃないですか。龍太さん大丈夫です。怪しいものじゃないですよ」
「なんだよかった」
しかしどうやらウサギ耳は俺の名前を聞いて反応をした。
「今龍太って言った?」
「え?ああ俺は龍太。巫凪龍太だ」
「み、みつけた!!」
え?なに?なに?何がどうなってんだ?
鈴仙と呼ばれたウサギ耳の女の子は俺の手を取って言ったのだった。
玉兎説明中。
自己紹介もお互いに済ました。
「カオルと会ったんだな。よかった元気なんだな…」
「はい。元気でしたよ」
「つまり龍太さんとカオルさんは二人で幻想郷に?」
「あぁそうだよ。」
文はメモしながら聞いてきた。
「そういえば言ってたのだー」
「明日にでも神社に行けば会えるんだな」
「そうなりますね」
「鈴仙は今帰りか?」
「あ、はい。そうですよ」
「マジか。あの…図々しい頼みだが俺達を一泊させてくれないか?」
「え?」
永遠亭
幻想郷の「迷いの竹林」の中に人目を避けるかのようにひっそりと建てられた屋敷。ここには蓬莱山輝夜、八意永琳、鈴仙・優曇華院・イナバ、因幡てゐと、その他沢山の兎や妖怪兎が住んでいる。元々は不老不死となった輝夜と永琳が、地上で隠れ住むために作られたものである。永琳が施した仕掛けによって屋敷の歴史が止められていたが、「永夜異変」発生後に歴史が進むようになった。
「ここが永遠亭か」
「今お師匠様に聞いてきますね」
「ただいま戻りました~」と鈴仙が言って数分後。
鈴仙と一緒に誰かが出てきた。あの人がお師匠様か?
鈴仙は俺とは目を合わさずにいた。どうしたのか?。
「はじめましてね外来人。私がここの家主の八意永林よ」
「あ、はじめまして。巫凪龍太です」
俺達は握手をかわす。
一瞬空気が沈黙した。
俺はあることに気付いた。
「もしかして医者ですか?」
「あら?わかるの?」
「微かにですけど消毒液の匂いと嗅いだことがある薬の匂いがしたので」
「すごいわね。私としては握手でわかったのかと思ったわ」
「まぁそれもですがそれだけじゃないです」
「何かしら?」
「一応敵の間者かと疑ってますよね?」
「…理由は?」
「麻酔針です。手のひらに挟んで握手した時に刺しましたか?」
「人間にしては見事ね」
「こんな時間にすみません。でも俺、怪し…いか。さすがに。でも今の幻想郷の事情は鈴仙から聞きました。敵じゃないですよ。むしろ一泊させてくださいと頼みに来ました」
「明日にはどうするの?」
「博麗神社に行こうかと」
「あの貧乏神社に?」
おいだから大丈夫かその神社。
「はい」
「そう。はぁ鈴仙はどうしてこの男にそこまで話したの?」
「それは…」
たどたどしく説明する鈴仙に俺とルーミア、文は静かに聞いていた。
いくつか驚くことがあった。
「え、カオル人を助けたのか?」
「はい。カオルのおかげで死者が出ずに済みました」
俺は永林が一瞬、「う…」となるのは見逃さなかった。
文もこれはニュースか!という顔をした。
「あの八意さん?もしかして薬わざと抜きましたか?」
「い、いやそんなことないわよ」
わざとだなと感じた。今回はカオルがいたからよかったが。
俺はカオルに感謝しつつ永林に対し少しトゲを含めてしまった。
「もう少し鈴仙を大事にしてやってもいいじゃないですか師匠なんだから」
「?!」鈴仙が小さく反応した。
「し、してるわよ。ほらもうこの話はおしまい!というか龍太さん?でいいのかしら麻酔効かないの?」
「効き目が遅いだけですよ」
薬の効きはとんでもなく遅いのはたしかだ。
効果が消えるのも早い。変な体質だ。
「また珍しいわね。まあわかったわ。あがりなさい。そちらの二人も。お風呂と夕飯、用意してあげる。兎達に布団用意させるわ。ただし姫様を起こさないようにね」
至れり尽くせりである。
ルーミアは大喜びだ。
文も文で旅行気分ですねぇと嬉しそうだ。
永林はちらりとこちらを見た。
自分のせいで死者が出るところだったということを気にしているようだ。
これでチャラにしてくれるかしら?と言われた気がした。
あとは…と俺は鈴仙を見た。
鈴仙も俺を見ていたようだ。
目が合った。
「???」
俺は視線を外し永林を見る。
永林はため息をついた。
「…善処するわ」
「ありがとうございますお医者様」
~~
念願の風呂と夕飯と布団と一泊権利を手に入れてホッとしていた。初日野宿かぁなんて思ったがカオルに感謝だな。
カオルが鈴仙と会わなきゃこうはならなかっただろう。
「龍太のおかげでお腹いっぱいなのか~ありがとうなのかー」
「いや、お礼はここの兎達とお医者様にな」
「そうなのかー?でもありがとうなのかー」
「まぁうーむ。どういたしまして。文はもう眠いか?」
布団に既に潜っている文に声をかけた。
「あ、はい。すみません…枕投げしたかったんですけど」
枕投げなんかしたら姫様が起きそうだがな…。
俺達は客間に布団をしいて寝ることになった。
部屋数は多いが正直時間も時間。一緒の部屋でも問題はなかった。
「龍太遊ぶのかー」
ルーミアは俺にじゃれついてきた。
なんかほんとに普通の子供に見えた。
「すっかり懐かれましたねぇ…」
眠そうな声が文から聞こえた。
ここまで懐かれるとは思わなかった。
「こりゃまいったな…」
俺はルーミアが眠たくなるまで遊んでやった。
「ん…」
俺は目を覚ます。
「んんん…?」
俺は布団をめくると腕にしがみついたルーミアがいた。
「いやお前布団あっちだろうに…」
遊びに遊び最後は睡魔に負けて寝た記憶がある。
後半から記憶がないので多分俺は麻酔が効いたのだろう。
「とすると今は夜中か」
腕にしがみついたルーミアを優しく離して俺は廊下に出てみる。
「え?」
出た瞬間、それしか出なかった。
絶世の美少女がそこにいて月を眺めていた。この世にいていいのかというくらい美少女だ。
伝説という伝説を初めて見た。
「…その昔、竹取りの翁という者ありけり」
思わずそんな言葉が出た。
「お爺様とお婆様にはすごくお世話になったわ」
「やっぱり。じゃあ君がかぐや姫か」
「えぇ、蓬莱山輝夜よ」
「巫凪龍太だ。でも物語では忘れ薬を飲んだとあった。飲まなかったのか」
「あなたの話している物語かはわからないけど私は飲まなかったわ」
「そうなのか」
「あなたの物語じゃなくても飲んでほしかった?」
「いや…選ぶのは輝夜姫だからな。飲まないことを選ぶのも輝夜姫だよ。忘れたくないという思いが今の輝夜姫がいるんだな」
「嬉しいわ。ありがとうね」
「もしかして俺達が来てること気付いてたのか?」
「そうよ。あなたから不思議な力を感じたからね。気になっちゃって」
「そうか」
「えぇ。さてお話もできたし私はそろそろお部屋に戻るとするわね。永林に見つかったら怒られちゃうから」
「ああわかった。おやすみ」
「おやすみ」
彼女はそう返し部屋に戻って行った。
輝夜姫と会ったなんて言ったらみんな驚くだろうなと考えた。
俺も戻ろう。朝は早い。
朝。
俺、ルーミアと文は永遠亭を出るところだった。
「それじゃ1日お世話になりました」
「ゆっくり休めたなら何よりよ。幻想郷にいる間、体調を崩したらここに来るといいわ。あなた達二人には世話になったみたいだしね。歓迎するわ」
「ありがとうございますお医者様」
「…。」
「どうしました?」
「最初に思ったけどそのお医者様って呼び方なんかからかわれてるみたいだから普通に名前で呼んでくれていいわ」
「あーわかりました。永林先生」
「それもやめてほしいわね…慧音と被るから」
知らない名前が出たが幻想郷を歩いてれば会うだろう。
「じゃあ永林さんでいいですかね?」
「いいわ」
「はい。じゃあ俺達行きますね」
「また来るのかー」
「今度医者の取材をしにきますね!」
俺達の言葉に永林は少し困った顔をしながら頷いた。
多分困ったのは取材のほうだろう。
「お師匠様、私も博麗神社まで一緒に行っていいですか?ほら道案内もできますから」
鈴仙が永林にそう聞いていた。
永林はルーミアと文を見て「そうね」と呟き「しょうがないわね。良いわよ」と言った。
こうして俺とルーミア、文、鈴仙の桃太郎が始まる。(始まりません)
博麗神社目指して歩きだした。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
1章act4です。
今回は二人の視点で書かせていただきました。
次回は1章ラストになります。
ここまで読んでくれてありがとうございました!