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俺と私の交換日誌×東方project  作者: 凪桜
星憑き達
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7章act2 夜の空中戦

お久しぶりです。

7章act2です

夜。

「本当に来るんですかね」

「一度壊滅させた場所に訪れるかな」

文とはたてが静かに話していた。

わたしと文とはたては見晴らしのある場所で張り込んでいた。

来るかもしれないと告げていた。

正直来ないならもう来ないだろうともわたしは考えていた。

天狗の里を襲った相手に見当がわたしにはあった。

拾った物をわたしは見つめる。

プリズムを。

それを付けている知り合いは一人だけ。


「お姉ちゃん?」


その声に文とはたてが反応する。

わたしは返事を返す。

「フランちゃん、やっぱり来たんだね」

「うん?私を待ってたの?」

「うん。はいこれ」

とわたしはフランにプリズム渡すとフランは喜んだ。

「ところで聞いていい?」

「なにー?」

「うん。こんなところで何してるのかな?」

「壊してるの!楽しいわよ!」

その解答に文とはたては背筋が立った。

「…どうして?」

「壊していいって言ってるから」

「誰が…ですか?」と文。

「ライオンさん!」

「…そっか。わたし達、フランちゃんを止めに来たんだよ」

「そうなの?じゃあ」

そうしてフランの続いた言葉が合図となった。

「壊すね!」

わたしはその瞬間、距離を取った。

文とはたても少し遅れたが飛び距離を取る。

そこにいた場所が爆発した。

瞳にスティグマがあり刀身が脈打つような剣をフランは握っていた。

「もしかして獅子座…!!」

「そうだよお姉ちゃん。はじめまして。私レグルス。獅子座の力を持つ者よ」

あっさり距離を詰められ剣が振り下ろされる。

わたしは白羽取りを試みるもまるで炎が揺らめくような振り下ろしに上手く行かず腕を切り裂かれる痛みが走る。

「っっ!?」

「残念だったねぇ。お姉ちゃん痛いでしょ?これ」

続いて連撃を撃ち込まれるも杖を光剣に切り返し、なんとか打ち合いに持ちこむが受け流すように剣がわたしに迫る。

「っ!いたっ」

痛みが取れない。

身体に傷が付かないけど痛い。

「フランベルジュ」

「??」

「肉を引き裂き止血を難しくする剣なんだよ」

「止血を?」

つまりあの変わった剣は、死よりも苦痛を与える剣ということか。

「きひっ。禁忌レーヴァテイン」

大きな炎の剣が目の前にあった。

「しまっ」

考え事をしていた隙を突かれた。

いきなり大技をわたしを叩き込んだ。

「きゃぁ!!!」

諸に受けてしまいわたしは地面に叩き付けられる瞬間、文とはたてが受け止めてくれた。

「大丈夫ですか!」

「カオル無事!?」


「あっはは…油断した~。…痛いよー」

「でも大丈夫そうで良かったです…」

見た目はたしかにそうだろう。

だけど痛みは引いていない。

「っ!来るよ!」

真紅の針が振り注ぎわたしは雷撃を盾に使った。

二人は悲鳴をあげながらわたしを庇いながら飛んでいた。

なら…!

リンクを少し解放して風を圧縮し雷撃を混ぜて一点に集めて放つ!

「超電磁砲!!!」

放たれた攻撃はフランに見事命中した。

「痛いよー!!お姉ちゃん!やるねー!!!あはははははは」

わたし達三人はその光景にゾッとした。

痛そうな顔をしていないことに。むしろ痛みを楽しんでいることにゾッとした。

「禁忌フォーオブアカインド」

フランが六人に分身し、わたし達に剣を刺してくる。

「散開して!」

わたしの言葉に文とはたてが別れる。

二人が文とはたてに迫り戦いを始める。

フラン四人はわたしを追いかけてきた。

それぞれが独特な形で剣を構えてわたしを襲う。

光剣に風を纏わせ金属質を持つ。背中に一瞬翼が見えて消える。

「いくよっ!!」

空を蹴り剣を振るうと暴風が巻き起きる

フランを風で吹き飛ばす。

一人受け回り込み切り裂き消す。二人目も空中で回転して流し背中を捉えた。そのまま三人目も吹き飛ばす。

四人目でつばぜり合いになる。

「あははは、強いねー!」

効いてない。もっと強くて鋭い風を起こさないと。

わたしの剣とフランの剣がぶつかり合うと爆風が起きる。

「もっと…」

「え?」

「もっと強い風を!」

そして一閃。剣と共に風の刃がフランベルジュを突き抜けてフランの身体を切り裂いた。

「ぅぅぅぅ!!!今のなんなの」

「文ちゃん!背面飛行して!はたてちゃん!来て!早く!」

「え!?」

「ちょっ!?ああもうっ!」

フランの本体を無視しわたしは叫ぶ驚きながら文は無理やり体勢を作って背面で飛行する。

「っく!でもこれかなりきついです!」

分身したフランが文を腹から突き刺し狙う瞬間、わたしはフランを蹴り上げて消した。

はたてが必死にこっちに飛んできて、

「ごめん!」

「きゃあああ!!?」

そのままはたての襟首を掴み急下降。はたてはたまらず悲鳴をあげる。

しかしフランとフランが衝突し分身が消えた。

「はははは。面白いよ!お姉ちゃん!」

「わたしもこれで終わりじゃないから!」


「禁弾スターボウブレイク!!!」

「天空の咆哮!!!!」


8つの弾丸と竜巻の破壊光線がぶつかり合うが竜巻は弾丸を飲み込みフランを巻き込んだ。

「ぅぅぅぁぁ!っああ!」

フランの瞳がわたしを捉えていた。

わたしの肩が痛みを伴った。

「っっ!!」

ここで耐えなきゃ。

「お姉ちゃん耐えるねぇ…!だけど終わらせるよ!獅子座レオ」

星のスペルカードを使いフランのプリズムの翼は禍々しい色に変色しスティグマが顔を包んだ。

ここでまたフランの力が上がった。

どこまで上がるのか。

フランが動き…速い!思考する余裕がない。

フランベルジュを振り抜きわたしの肌を削り取る。

痛みだけだけど痛い。

「はぁ!」

剣を振り風を刃にして攻撃をするがまるで歯が立たない。

「あははははははは?効かないよ!」

わか


「じゃあ、もっと強い力が必要だよね」


それに呼応するように、わたしの瞳は地球のような青へと変わった。

「結果は一緒!!」

フランがフランベルジュを掲げた。

リンクレベル4の力を解放する。

背中から見えない翼が実体化しそれはブレードのような刃となってフランを切り裂く。

ガリガリ!と何かを削る音が響く。

「…!なんで!?痛いっ!!!!!」

「!はあっ!」

そのまま押しきる!

「っ。まだだよお姉ちゃぁん!!!!!!」

フランの背後に大きな鉄。いや。アイアン・メイデンが出現した。

あれでわたしを食べて倒す気らしい。

「禁符、鋼鉄の処女」

わたしもここで決め時だと感じた。初めて構えた。

リンクレベル5。

今その力をここで放つ。

「青の一撃」

フランが放ち、わたしの姿は消える。

再び姿を見せた時、わたしはフランの背後にいて剣を振り下ろした後だった。

その瞬間、物凄い風が吹き荒れた。

フランの身体は四散する勢いで爆発した。

顔にあったスティグマが焼き消えフランベルジュは崩壊し姿が戻り地面に落下していく。

このバトルは魂を攻撃するからフラン自身は無事だろう。


落下するフランを受け止めようかと思ったけど、既に受け止められていた。


「探したわよフラン…」

レミリアだった。

「ずっと探してたんだから」

「…お姉様」

「そうよ。あなたのお姉様よ」

「…勝手に出歩いてごめんなさい」

「いいのよ。あなたが無事なら」

「うん…ありがと大好き」

そうして二人は空の元、抱き合っていた。

わたしは文とはたてと肩を借りていた。

「…完全に蚊帳の外じゃない私達」

「そうですねぇ…」

「神社に帰ろっかな」

「送っていきますね」


と話していたらレミリアはようやくこちらを向いた。

その顔は嬉しそうだった。

明るい声がわたしに届く。

「カオルーー!」

「??。なにー!」

「大事な妹を助けてくれてありがと!あなたは妹の恩人よ!私達はあなたの恩を無下にしない。吸血鬼は必ず恩返しをするわ!ほらフランも」

「あ、えっとお姉ちゃんありがと!!」

そして夜の月を背後に吸血鬼の姉妹は去っていった。

紅魔館に帰るんだろう。


「帰ろっか」

「帰りましょう」


二人の言葉にわたしは「うん」と頷いた。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

フラン対カオルの戦いを無事に書けました。

正直書きたかった1ページです。

フランが使った剣、「フランベルジュ」ですがこの炎のように脈打つ剣というのがフラン本人とも無関係ではないということで握らせてみました。似合うでしょうね。

フランが最後に放った禁符鋼鉄の処女はオリジナルのスペルカードになります。

フランのベースになった人物はバートリ・エルジェーベトという女だと言われており鋼鉄の処女を設計したと言われています。少女の血を浴びれば美しさが保てるからという、とんでもない理由です。

そしてここからは予想でしかありませんが、彼女は歳は取れど姿が変わらない障がいを患っていたのではないかと考えています。幼いまま大人になったというやつです。

という簡単な考察から編み出された技になります。

では今回はここまで。

ここまで読んでくれてありがとうございました

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