『ご近所づきあい』
若い人が都会へ出てしまって
お年寄りの多い田舎では、
猫がとても自然にゆっくり暮らしています。
「ふーちゃーん!、いるかぁーい?」
「はあい。おばちゃん
いますよ、いますー♪」
「おやおや、ムーちゃん
そんな、慌てて隠れなくても、
ほーら、おみやげムーちゃんも
もらいなねぇ~」
「わぁ~、おばちゃん
ありがとー♪♪♪」
「ほら、ムー、
よかったねぇ~」
「大好物のお魚だよ~」
「まだ、慣れてないんかね~
来ると、すぐ逃げちゃうね~」
「どうも内弁慶みたい(笑)」
「ごめんねぇ、おばちゃん、」
「んにゃ、んにゃ、かまわんよー」
「じゃーねぇームーちゃん、、、」
「すみません。。。」
「ごちそうさまです。」
「にゃに?にゃにもらったの!?」
「にゃにじゃないでしょ、」
「おばちゃんに1回くらい
抱かれてやりなさい、」
「え~~~~っ」
「ヤダーーーー」
猫にもいろいろいて、
性格も猫それぞれ、
人が家に来ると隠れちゃう
ムーも、
おばちゃんの”おみやげ”は
大好きです。
ムーは、たぶん
おばちゃんの大きい声が
苦手なんだと思います。
お年寄りと猫が寄り添い
しっくりくるのは
お年寄りの動きがゆっくりで
安心できるからです。
だからもう少し
小さい声で、ね、、、
あそびにきてにゃ~
おばにゃん、
ごにょ~にょーたまー♪
そろそろ、真夏ですね。
猫の昼寝場所は涼しいんだよね
横取りはヒトとして
どうかとは思いますが、、、