異世界での常識5
第3章のネタバレを含むので注意して下さい。
異世界での常識という名の設定話です!
ちなみに上二つの知識は常識ではないです。
深淵属性
魔将マルコシアスが使っていた属性。これは闇属性所持者が闇属性魔法を限界まで極めた上に自分の中にある悪の心を認め、自らの悪の心を自由に増幅させることが出来るようになると習得可能となる闇属性の派属性であり、特殊属性でもある。闇属性魔法を限界まで極めるというのは習得難易度SSS以下の闇属性魔法を全て習得し、習得難易度神話の闇属性魔法を一つ以上習得することである。
神属性
ルミエールが最後に使用した魔法の属性。これは闇属性以外の基本七属性の魔法のうち一つの属性を限界まで極めた上に自分の中にある善の心を認め、自らの善の心を自由に増幅させることが出来るようになることが最低習得可能条件となる。
精霊
とある場所に生息していて、それぞれ無、闇以外の基本七属性のうち五属性の精霊が存在している。精霊はそれぞれ強力な力を秘めており、それぞれの属性毎に大精霊という精霊の中でも極めて強力な力を持つ精霊が存在する。精霊は大精霊以外は普通実体を持たない。そして大精霊以外の精霊は通常の人間では視認することが出来ない。
マジックアイテム
魔法の力が込められた道具のこと。有名な物だと使用者の魔法の量によって容量が増えるマジックバックという冒険者が皆愛用している物がある。マジックアイテムは一部の人間しか作り方を知らない高価な物から街で普通に売られている安価な物まである。
モンスターの紹介
・ゴブリンロード
ランク:Sランク
体長:四〜五メートル
ゴブリン種の中でもゴブリンキングに次いで強力なモンスター。自分達で鎧と武器を作り出して装備している。力も非常に強く、一回殴る、蹴るをするだけで森の木が軽くへし折れるほどである。知能も非常に高く、人間の言葉を扱うことが出来る。普通ゴブリンロードは群れることはない。
・魔将マルコシアス
ランク:SSSランク
体長:約三メートル
魔族の中でも最上位の魔族である魔将の一人。常に余裕そうな態度をしているが、実は警戒心が非常に高くて隙がない。全身漆黒の鎧を身に纏い騎士のような姿をしている。武器は大剣で深淵属性の魔法と巨体に似合わない素早い動きと反射速度で戦う。マルコシアスが持つ赤い目には何か特殊な力があるらしい。作中で拓海の事を認めた上、同時に脅威とみなした。
もうすぐ第4章が始まります。




