異世界での常識13
設定話です。
ここまでの話を読んでいない方はネタバレが多々あるので注意して下さい。
今回は第8章に登場したモンスターの紹介です。
・モンスター紹介
ノスフェラトゥ・キング
ランク:SSS〜神話
体長:約2m
特殊能力:『無詠唱』、『多重魔法』、『眷属化』とこの三つは必ず持つ
『不死王』とも呼ばれるアンデット系のモンスターの頂点に立つモンスターの一体であり、高い知性を持ち多彩な魔法と、アンデット系のモンスターを従えているモンスターである。
出会ったら最後と言われるほど強大な力を持ち、SSSランクの冒険者といえど単独で挑むには非常に危険なモンスター。
長年を生きる高位な個体には名前が付けられ、神話級のモンスターと認定される個体がある。
SSS〜神話クラスに認定されることからも分かるように個体差があり、名前の付いた特殊個体には神話クラスの魔法を使える者や魔法剣士などもいるとか。
作中に登場したノスフェラトゥ・キングはメーテスの地下の大量の死体と、怨念などから自然発生したSSSランクの中でも神話クラスよりSSランクに近い個体である。
魔将アスタロト
ランク:神話
体長:?
特殊能力:『血継』、『超集中』、『嘘・虚』、『無詠唱』、『超速再生』、『紅月』、『眷属化』、『魅了』、『心裂』、『先見の眼』、『真なる魔眼』等、無数の能力
金髪で紅眼の人型である、神話クラスのモンスターである始祖の吸血鬼。
真名『ーー』ではなく、現在は『魔将アスタロト』を名乗ることによりーー。
この世界が作られてからしばらくしてから誕生した個体であり、この世界の様々な姿を目にしてきた。
面白いことが好きで、常に刺激を求めている。その被害を受けた村や街は数知れず。文献にはこのモンスターによって魂を喰われた人間の状態が、原因か分からず伝染する難病として紹介されている。
『血継』による特殊能力により、他者の能力を奪い取り成長していく。深淵属性を最も得意とするが、光属性以外の基本属性全てと、様々な特殊属性を扱うことが出来る。その実力は始祖の七人と同格であり、様々なモンスターが存在するこの世界で頂点に君臨するモンスターの一体である。
『魅了』、『眷属化』により他者を洗脳し、自身の配下にすることも出来て、魂が抜かれたような人物や性格がある日を境に急変した人物が多数出てくると、このモンスターが現れた可能性が出てくる。




