異世界での常識12
設定話です。
今回はザイン、ティア、ヴァイナー、クレア、ルミエールが使う武器についての紹介です。
ネーヴェ(ザインの魔剣)、ノトス(ティアの魔剣)
『守護騎士』の二人が使う魔剣。団長であるクレアが
魔法で創り上げ、魔剣の中にある魔力の核にはクレアの魔力が蓄えられている。
重量は本人に丁度合うようにクレアが創り、魔剣を掴み初めて魔力の核に自身の魔力を流した者が魔剣の所持者となり、唯一魔剣の能力が使える者となる。
能力
魔剣に流し込まれた魔力を、魔剣の中にある魔力の核に流し込むことで使用者が頭に思い描いた形に具現化する事が出来る。
神斧エクレール(ヴァイナーの片手斧)
始祖の七人の一人が愛用していた戦斧。この人物はとある人物に怠慢で勝つため、ライバル心を燃やし創り上げたとか。それでも勝つ事は出来なかったとか。真相を知るのはごく僅かの存在だけだろう。
常人では持ち上げることすら困難であり、透明な煌めく刃には雷の魔力を内包していて常にこの戦斧から雷の魔力を生み出し続けている。使用者には常に強力な雷の魔力が流れ続けるため、雷属性を使える者以外は使用することは出来ない。
その常に溢れ続ける魔力は、ヴァイナーが使う闘技部屋の天井に突き刺さっていて塔や街の動力源共なっている。
ヴァイナーはクレアと共に始祖の七人の一人が作り出し、最深部でとある試練を突破した事で封印されていたこの斧を手にした。
能力
雷属性の魔力を無制限に使えるようになり、魔力の質を極限まで引き上げる。
所持者の身体中に常に雷属性の魔力が流れ続けて、視界に捉えた全ての事に対して瞬時に反応出来るようになる。
また、使う全ての魔法には雷属性が入り混じるようになる。
セレーネ、ヘーリオス(クレアの魔剣)
冒険者を辞めたとある人物をラダトームに引き入れる為に顔を合わせた際、とある若く天賦の才を持つ鍛治師の立ち会いのもと三人で創り上げた奇跡の魔剣。
月と太陽を表し、とある特殊属性の性質をもつ銀と金の魔剣。
色が無く透明で通常視認することが出来ないセレーネの刃からは銀色の光が溢れ出している。
金色の光が溢れ、燃え盛る灼熱の炎が渦巻いているようなヘーリオスの刃に入った真っ赤な模様は脈を打っている。
能力
セレーネから溢れ出る銀色の光は、剣の所持者以外の魔力を無効にする力を持つ。
ヘーリオスはあるだけで周りのエネルギーを吸収し続けて、所持者はそのエネルギーを纏うことや放出する事が出来る。
虹天剣ーイーリス(ルミエールの魔剣)
虹色に煌めく美しい刃を持つルミエールの魔剣。かつて、『解する者』の一人としてとある遺跡を探索した際に最深部で眠っていた神話級のモンスターから譲り受けた虹色に輝く素材から作られた。
イーリスにはそのモンスターの膨大な量の魔力が宿っていて、それを目にした者は一つの巨大な生命を感じる事が出来る。
あらゆる光のエネルギーを少しずつ吸収し続け、所持者はそのエネルギーを代わりに使い活動することも出来る。
能力
全ての基本属性を使えるようになる。使える魔法の使用難易度は所持者の魔力の質と量によって変わるが、習得難易度SSSランクまでの魔法しか使えるようにならない。
所持者の魔力を流し込むことで、所持者の魔力と他の基本属性の複合魔法を自在に使えるようになる。
次回からは魔法紹介が続きます。




