超巨大ロボ VS 帝国防衛線1
唯一の欠点である「人見知り」を克服したら、婚約破棄を告白されました。
超巨大ロボットは淑女の嗜みなので、降りろと言われても降りられません。
公爵家の戦闘ロボが次々と爆発した。
「ふぅ、公爵家の戦闘ロボもあらかた破壊しましたし、これでイケメン皇帝との間の障害は全て排除しましたわね」
フランソワが皇帝との婚約を夢見て浮かれていると、婚約破棄令嬢マシン3号が帝国の絶対防衛圏に差し掛かった。
「応答せよ!こちらは帝国宙立軍。謎の超巨大ロボに次ぐ、そちらの所属と目的と今夜のメニューを教えられたし」
「あーあー、こちらは王国のマドレーヌ侯爵家のフランソワ・ド・マドレーヌ。皇帝の婚約者になりに来ました。今夜は揚げ茄子とさわらの梅みりん焼きです。どーぞ」
「ふはははは、馬脚を現したな、王国のスパイよ、どこの世界に皇帝の婚約者になろうとする者が”揚げ茄子とさわらの梅みりん焼き”などを食べると言うのだ。それに…」
帝国宙立軍の兵士が衝撃の事実を口にした!
「皇帝は9歳になったばかりだ、そんな皇帝の婚約者になりに来たなどと嘘を「え?皇帝は9歳なの?」うとは…」
「イケメンでまだ9歳なんて、超ド・ストライクですわ!!」
「なっなんだこいつは、一級危険人物に指定、各機、迎撃せよ!!」
「障害があるほど愛は燃え上がるものですわ! あなたたちの屍を乗り越えて、見事皇帝の婚約者の座を手に入れて見せますわ!」
こうして帝国宙立軍との戦闘の幕は切って落とされた。
この話はXで某とある方のネタに乗っかって書いたモノです。
一応連載の形にしてますが、とある方のご希望がなかったら連載は終了となります。
次回 まだまだ続くぞ超巨大ロボ VS 帝国防衛線
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