表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/17

【閑話】GW期間で読み切り 公爵様復活2

 おのれ、フランソワ・ド・マドレーヌめ、この私をミジンコみたいに潰しおって。

 こうなったら、ただ婚約破棄するだけでは気持ちが収まらん!奴のライバルである、伯爵令嬢を偽の婚約者に仕立て上げ、悔しがらせてやろう。


「ぼっちゃま、声に出てます、それに陰険でセコイです」

「ギャリソン、お前、主人をボロクソに言いすぎてないか?」



 公爵がマドレーヌ令嬢のライバルである、ジュリエット・ダ・ヴィンチ伯爵令嬢を訪れていた。


「ヴィンチ伯爵令嬢、()()()()伯爵令嬢?」

「呼ぶときはフルネームか名前でお呼びください」

「んん、失礼した。ジュリエット伯爵令嬢、この度は私からの婚約の申し出を快く受け入れてくれて感謝する」

(わたくし)もあのフランソワ・ド・マドレーヌを悔しがらせることが出来るのでしたら、ご協力も惜しみませんわ」


 睨んだ通りだ、この女はフランソワを心の底から憎んでいる。あの女への嫌がらせに惜しみない協力をしてくれるに違いない。しかしこの女、容姿も礼儀作法も問題ないのになぜ今だに結婚はおろか、婚約すらもしていないのだ?


「ところで公爵様、あの女…いえマドレーヌ嬢は今どちらに?公爵家の戦闘ロボを撃破して帝国に亡命したと聞きましたが…」

「ええ、目下の所居場所を捜索中です。ところでジュリエット伯爵令嬢、1つお聞きしてもよろしいでしょうか?」

「はい、何でしょうか?公爵様」


 公爵が意を決して、ジュリエット伯爵令嬢に誰何した。


「どうしてあなたも『超巨大ロボット』のコクピット越しに私と会話しているのでしょう。

婚約破棄令嬢殺戮超巨大ロボ -超人見知りな私でもコクピットにいれば安心ですわ-


GW中により、公爵様の復活編を書こうと思い立ち、30分もしないうちにこれをかき上げました。

ライバルの伯爵令嬢の登場です。


イイネや評価が増えたら読み切り増やすかもです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ