第26話 キャラ紹介(4)
・影の船団(女性、年齢は秘密)
登録者数100万人を誇るチャンネル。かといって人気のチャンネルというわけではなく、近年の動画の再生回数は決して多いわけではない。有識者曰く、大昔に投稿した『水上ショーがハプニングで中止になった件www』というキャストが事故を起こした動画がバズり、数百万回再生された際に登録者数を大きく伸ばしたと言われている。その後、「わたし、動画投稿者として生きていけるかも!」と思い、メイク動画やモーニングルーティーンの動画を投稿していったが、イマイチの伸びとなってしまい赤面していた。しかしそのうち、ゾンビナイトで自身の子どもが踊る動画を投稿するようになり小バズりする。しかし、最近は子どもが大きく成長してしまい、可愛い子供のダンスを見たかった視聴者も完全に離れてしまっている。子どもも『もう恥ずかしい!踊りたくない!』と完全に反抗期に入ってしまい、頭を抱えているらしい。
・テーマパークのコツ(60代男性)
フォロワー数50万人のアカウント。かといって人気のアカウントというわけではなく、近年はあまり注目されていない。というのも、パークの交雑予想は全て大外れ、開催予定のイベント考察も頓珍漢、しまいにはそれらを指摘されてネット上で大レスバトルを行うなどしてしまい、完全に界隈から顰蹙を買ってしまっていた。最近はその混雑予想がネタと化しており、彼が『混雑』と予想すればパークが空き、『空き』と予想すれば混雑すると実しやかに言われている。しかし、初めてパークに遊びに来る人々はそのフォロワーの多さに騙されてしまい、『空き』って言ってたのに混雑してるよーと残念がってしまう事件も少なくない。最近は、『パークを楽しむ裏技集』をネット上で500円で販売しており、界隈からさらに問題視されることとなった。
・タテノくん(20代男)
なんの特徴もない普通の大学生。友人から治験って楽に稼げるらしいよと言われて、興味を持ったが応募する勇気がなく、ダラダラと過ごしていた。イニスタグラムをぼーっと見ていると、UPJのバイト募集の広告が目に入り、一念発起し応募することに。同じタイミングで面接を受けていた『あかねちゃん』に一目惚れし、2人ともバイトの面接を合格、更に配属先も同じエリアとなり、運命だと思ってときめいている。UPJにはあまり来たことがなく、ゾンビナイトのイベントのこともよくわかっていない。絶叫アトラクションが大の苦手で、UPJで人気のジェットコースターにも一度も乗ったことがない。
ちなみに今年のゾンビナイトのテーマソングを担当した『ノベルナイト』というバンドの大ファンであり、内心テンションが上がっている。
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