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ささやかな情交

こんなに時だから、我儘言うの

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。


ちゃんと際どい会話があります。

でも頑張ってオブラートです。


苦手な方はご注意下さい。


夢を見た。君から体全体、服の下、所謂優しく撫でて貰う夢。骨張った手、急所と呼ばれる部分を極力傷付けない様に滑る夢。あぁ……私……我慢出来ないかも知れない。


朝起きて、隣に居る君が居なかった。何時も私の体を抱き締めてくれる腕が無く、此処に居るのは私一人。何時もなら、一抹の安心感と不安。隣に居ないと言う事は下手に甘えないし、重いと思われないし。でも……我儘だけど寂しい。特に今は……。

リビングに行くと彼はせっせと目覚めの珈琲を作っていた。私の姿に気が付くと、瞬き一つ。

「ん、もう起きたのか……。?」

何も言わずに抱き着いて、服にしがみつく。鼻を寄せると制汗剤の様な匂いがした。もっともっと欲しくて、嗅ぎたくて、体全体を密着させる。

あぁ……足りない……。全然……全然……足りない。この匂いを全身で満たしたい。そう思うと息が急く。服の中に手を入れて素肌に触れる。脂肪とか無くて硬かった。男の人の身体だった。

「ん……ちゅーは?」

「……っ悪ぃ。ちょっとがっつく」

裾を引っ張って懸命に背を伸ばすと、少しだけ目を見開いてキスを落とす。一瞬戸惑った様だった。小言を吐こうとしていた。けれども、一瞬で本能は理性を食い潰した。

挽いていたミルをその場で置き捨てて、空いた腕に私を抱き込む。身長差、頭一個分。その差を埋める様に前屈みになって、体重を乗せる様にキスをする。何時もは小言を並べて、一生懸命自分を保つ彼であるが、今は別であるらしい。

舌を絡ませる、結構熱烈なキス。支えられ無くなる体を気遣ってか、後頭部を押さえ、背に手を回す。激しいけれども優しいキスだった。

「今そういう周期か?」

「そう。構ってちゃん絶頂期。我儘……絶頂期」

月の物一週間前くらいから、盛りがつく。ずっと彼の事しか考えられなくて、匂いに包まって安心したくて、ずっとずっと探してしまう。我儘……言っちゃう……。

互いの口が離れる。銀の糸が扇情的でまたキスしたくなった。なんならまたベッドに連れ戻したい。体中を優しく撫でて欲しい。何も言えなくなるまで、沈めて欲しい。

その気持ちを抑える為にまたシャツに顔を埋める。ん……お布団……。

「君の匂い好き……。これ、頂戴?」

「シャツだけで良のか?」

シャツを引っ張って強請ると、額にキスを落とされた。腰に手を回すと、そのまま寝室へ。瞳孔が獣に成り果てていた。


オマケ

甘えて欲しいとは常々思っている。甘やかしてやりたい。骨抜きにしたい。けれども理性を手放して、手荒くして傷付けないか不安がある。

「明日も、求めて良い?」

「あぁ」

「反省は……また今度で良い……?」

「しなくて良いぞ」

だがまぁ、おかわり所望で何より。

頑張って舗装初めます。


夢中でビクッとなって目が覚めてます。

彼女視点で端折りましたが、息はほんのり荒め。

あと目は潤んでます。

求めるだけ求めて相手の事を考えて居ないので、我儘です。

全て終わったら某児童書を読んで反省してそう。

でも冷静じゃ居られないので、まだ先の話。


普段思ってそうな、本音の部分。

ずっと一緒にいたい。離れたくない。どうして傍に居てくれないの?

それを誤魔化す為に、依存しない為に、常に脱走してます。

言わないと思った際にはくっつきます。


二人とも理性で抑えているだけで情が強いですよ。

二人とも盛り付いたので、今は割とオープン。

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