うふふっ
王太子に婚約破棄されました
「マドレーヌ婚約を白紙撤回させてくれ」
「構いませんが、何故ですの?」
「王太子を返上して真実の愛を全うしたいんだ」
「其れはよう御座いますが、お相手のご令嬢は何方ですの?」
「ご令嬢では無いんだ…」
「え?市井の方なのですか?」
「いや…その…」
「逆恨みとか致しませんから仰ってくださいましな」
「…」
「はっきりなさいまし!」
「お嬢さま…」
「ジュード、どうしたの?王子とお話しているのに割り込んできて」
「すみません。私が王子の運命の人であり真実の愛を誓った相手です…」
「え…殿方同士ではありませんか!男色!
東方の国の衆道!」
「「その通りです」」
「ジュードあなた私の婚約者とそのような…」
「私が我慢できなくて…申し訳ない…」
わたくしの婚約は白紙撤回されました
王子とジュードは手と手を取り合って国を出ていきました
わたくしは婚約者と従者を同時に失いました
「捗るーぅ!」
と友人がこの顛末を初めは薄い本で
人気のあまりハードカバーで物語として出版し大人気となりました
国からは王子領を賜り女侯爵となりました
今は第3王子が臣籍降下しわたくしと結婚し子供も5人できました
愛し愛され幸せです
元婚約者と元従者からはたまにmailが来ます
とっても幸せそうです
もう20年も前のことですが未だに物語は人気ですのよ
うふふっ
BLって書いちゃうとあれかな?
と思いこんな感じになりました。
わかりづらい文章ですみません。