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詩集『詩の群れ』

『点滅明滅の、白いランプ』・・・『詩の群れ』から

『点滅明滅の、白いランプ』・・・『詩の群れ』から



一体、何なんだろう、明後日の声が、透明を原質に変容させてしまう。


声の在り処は、所謂、煩悩の土地であるとする。


え?



最近さ、良く分からないんだ、分かりすぎることが、盲目でね。


そうか、そうなんだな、物事の行く末を、見届けることが、必要だしね。


そうだよ、意識が点滅明滅していても、確実に自己はやってくるんだ。



ならば、天井の白いランプを見つめていたら、何か変わるんじゃないか。


そうだろうか、視覚が遮られて、言葉にならない。


点滅明滅の意識だから、白いランプは、決して消灯しないだろう、だろうだ。

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