『点滅明滅の、白いランプ』・・・『詩の群れ』から
『点滅明滅の、白いランプ』・・・『詩の群れ』から
㈠
一体、何なんだろう、明後日の声が、透明を原質に変容させてしまう。
声の在り処は、所謂、煩悩の土地であるとする。
え?
㈡
最近さ、良く分からないんだ、分かりすぎることが、盲目でね。
そうか、そうなんだな、物事の行く末を、見届けることが、必要だしね。
そうだよ、意識が点滅明滅していても、確実に自己はやってくるんだ。
㈢
ならば、天井の白いランプを見つめていたら、何か変わるんじゃないか。
そうだろうか、視覚が遮られて、言葉にならない。
点滅明滅の意識だから、白いランプは、決して消灯しないだろう、だろうだ。




