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プロローグ

はじめての作品になります。

至らぬ点ばかりでお見苦しいと思いますが

温かい目で見守ってもらえると助かります。




ヒーローになりたい。




小さい頃そう思った事はないだろうか。



テレビで観たヒーローはかっこよく見え



気付けば憧れるようになった。



野球選手やサッカー選手、

人気歌手やアイドル。



人それぞれ小さい頃には

憧れるモノが1つや2つある。



だが年を重ねるにつれ

それを口にする事を

いつしか恥ずかしいと思うようになり



そしてその思いは薄れていく。



人は生まれながらにして

才能が決まっている。


努力では埋められない才能が。




そうボクは気付いたんだ。


いや、気付いてしまった。



「自分には才能がない」

「自分には無理だ」




ヒーローにボクはなれない。






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