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オーディエンス・オンリー  作者: つっきー
第一章 開戦
1/3

プロローグ 遭遇

はじめまして、つっきーです。よろしくお願いします。


今回の作品が初投稿です。文章力はあまりありませんが、楽しんでいただけたら幸いです。

 目の前に広がるのは、漆黒の宇宙と無数の小惑星群。私はその空間を漂う。なにも私自身が漂っているわけではない。私はただコックピットに座って、カメラ越しに映される映像を、広域モニターを通して見ているだけ。実際に漂っているのは私の搭乗機「リヴ」だ。


 人型生体兵器オーディエンスーー異星人から人類に贈られたオーバーテクノロジーであり、全高16メートルを超える大型二足歩行兵器。未だ不明な点も多い機械だが、今や人類の主力兵器として世界中に配備されている。そしてその操縦士たる私たちは「トーカー」と呼ばれている。


 私は操縦服のポーチに手を突っ込み、のど飴を取り出し、口に入れる。職業柄のどの調子には気を使う必要がある。だから、いつもポーチの中はのど飴とそのゴミだらけになっている。さあ、そろそろ任務開始の時間ね。定時通り、通信を知らせるコール音が鳴り響く。

『繋げて。』


「こちらオペレーターから、エディさんへ。聞こえますか?」

「感度良好。聞こえるわ。」

「予定通り3機の未識別オーディエンスがそちらに向かっています。エディさんは手順に従い、至近距離からの機体識別と、停止勧告をお願いします。」

「もし、すんなり言うことを聞いてくれなかったら?」

「その場合は、撃破を許可します。」

「了解。それにしても1機で3機を相手だなんて、司令官もケチったわね。」

「それだけエディさんの腕が評価されてるってことじゃないですか。」

「どうかしらね。あの人、人使い荒いから。」

「ははは……!エディさん、そろそろ3機が視認可能エリアに入ります。」

「了解。状況報告のために回線は開けておいて。」

「了解しました。どうかご無事で。」


 わたしはのど飴を噛み砕くと、リヴに声をかける。


『リヴ、今日もお願いね。』


 私の言葉に応えるように、機体に振動が走る。いい子ね。私は気合をいれるため、髪を後ろで結び、ヘルメットを装着する。そして使用言語を英語に切り替える。


『イングリッシュ・コマンド起動。』


 今回は、小惑星帯での戦闘になる。微小な小惑星群を高速で移動するため、繊細な操縦が必要になる。それには使い慣れた母国語がやりやすい。


「カメラ、ズーム」


 未識別オーディエンスが向かってきている方向に、カメラをズームさせる。見つけた。手前に1機、その後方を2機のオーディエンスが追う形になっている。


「未識別、視認した。……まずいわね。後方の2機はネイティブスの機体よ。」

「ネイティブス!?どうしてエイリアンがここに!」

「さあ?私に聞かないでよ。でもどうやらあの機体を追っているらしいわよ。」


 後方の2機はアーカイブにも乗っている標準型のオーディエンスだ。だが追われている機体は見たことがない。アーカイブを検索しても該当機体は発見できない。


 突然、漆黒の空間に閃光が走る。


「発砲を確認!エディさん、急いで当該区域から離れてください。司令官からの命令です。政治的に配慮して、こちらからの手出しは一切無用、とのことです。」

「了解。まったく、せっかくの実戦が台無しね。」

「戦闘区域外にランデブーポイントを設定しました。回収機を向かわせますので、急いで合流してください。」

「了解。」

 

 リヴに命令を出して、急いで戦闘区域を離れる。その間も戦闘は激しさを増しているようで、いくつもの閃光が現れては消えていく。その光はまるで、宇宙を流れる流れ星のようだった。

 

 ランデブーポイントに着く頃には、3機のオーディエンスとの距離も開き、かろうじてシルエットが確認できるくらいだ。私は3機の進行方向に視線を向ける。謎のオーディエンスとそれを追うネイティブス。彼らの向かう先は、地球。私たちの故郷。

読んでいただけた方、ありがとうございます!


今回はプロローグなので、簡単な説明しかしてませんが、本編からはちゃんと設定を説明していこうと思います。


更新は隔週ペースでできるよう、頑張ります。


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