涙
どうしよう、涙が頬を伝う
この苦しみを、悲しみを、痛みを誰に伝えれば私は解放されるのだろう
暗闇のなか呆然として雫を流す私を横で見つめるあなたの目も心なしか潤んでいる
なぜ、ここにきてしまったのだろう
どうしてみてしまったのだろう
あなたが死んでしまうなんて世界中で誰が想像しただろう
いや、想像した人はいた
ただ1人いた
むしろそいつのせいで死んだと言ってもいい
でも、私がそいつに向けるのは憎しみではない
その反対の気持ちである
感謝と言ってもいいだろう
私の頬に流れる水をあなたはぬぐって私の手をとって私たちは暗闇から光へと向かう
そしてポップコーンとジュースのカラを捨て、パンフレットを握りしめてあなたと手を繋いで帰るのだ
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