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プロローグ
下手ですが下手なりに頑張って書きます。
それは冷たい風が踊り紅葉がはらりと落ちていくような秋の話でした。
「今からテストを行います。今回のテストは能力の重要性についてです。」
「美夜せんせーそんなこと言ってなかったと思いまーす。」
「え ?言ってたよね。」
「うん、重要なテストだから勉強しておけって。」
「どうしよう、勉強してないよ〜」
生徒たちは好き勝手にしゃべり始める。
「能力」という言葉に疑問をもたずに。
「…………静かにしてください。」
美夜と呼ばれた女性は静かにそう言った。
それでも生徒たちは静かにならないので、美夜は蚊の鳴くような声で呪文を唱える。
その瞬間、美夜の銀色の髪が空に舞って、黄金色に輝いた。
稲妻が目の前に走る。
「静かにしてくださいね?」
笑顔でそう言う美夜を見て生徒たちは皆怯え、静かになった。
そう、ここは魔法都市なのだ。