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好きよりも

伝わりにくい

この気持ち

嫌いといえず

対処に困る


嫌い嫌い

そう言いつつも

嫌えない

はにかむ笑顔の

ツンデレさん


恐い 恐い

逆らうことは

できません

胃が痛くなる

ヤンデレさん


おばけより

数段黒い

人の腹

メタボ上司は

なに隠すやら


ヒゲ・ズラ・めがね

全員そこで

正座しろ!

言ってみたいと

思う事務員


うんちくを

たれては消える

画面文字

筆の進まぬ

梅雨の夕暮れ


大人とは 

少し崩れた

ものなりき

ういすきぃの

味にも似たり


紫陽花の

露に濡れたる

藍が好き

つんと上向く

向日葵よりも


笹の葉の 

願い札の実

たわわにて

ああ神様の

忙しきかな


笹の葉に

黄色い短冊

揺れている

「-5kg」

気持ちはわかる


いつの日か

長編書くぞと

意気込んで

ペンをなめなめ

満員電車


天神の

花火半分

ビルの影

人に揉まれて

足を踏まれて


チョコひとつ

口に頬張り

ペン握る

蝉の時雨に

ため息をつき


パソコンの

画面見ながら

朦朧と

クーラーきかぬ

灼熱の部屋


真夜中に

時間まちがえ

蝉が鳴く

泣きたいのはさ

こっちのほうだよ


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