ヴェルトル
本名 ヴェルトル
年齢 青年〜中年
背丈 長身
体重 軽量
容姿 片面が焼き爛れた
血統 庶民の血統
特記事項 大魔法使い。調律魔法の発明者
強さのみ信じ、強さだけを求めて生きた男。
貴族ではないのにも関わらず、生来の魔法操作性をもってヴェルトルは生まれてきた。彼に理解できない魔法は無く、彼が再現できない魔法も無かった。
周囲の魔力波長を調整し、自身の魔力へと調律する魔法の発明により、当時最年少魔法使いに選出される。
全てが手に入る、その強さを自分は手に入れたのだ。そのような万能感に少年であった頃のヴェルトルは包まれていた。
その中でヴェルトルは角落一座の存在を知る。今の自分ならばどんな相手であっても力でねじ伏せられるはずだ。そう思い、ヴェルトルは角落市を襲撃する。
力によって一座を蹂躙しようとしたヴェルトルはアカガネの力によって叩き潰された。
力だけを追い求め、事実それで生きていたヴェルトルにとってその敗戦は人生を壊すのに充分すぎた。
負けたヴェルトルをアカガネはなぜか殺さず、あまつさえ自分の部下にした。
部下に成った日、アカガネから言われた「一緒に最強に成ろう」という言葉をヴェルトルはずっと覚えている。




