私はこの男が何をやっても、好きをやめられない!
・・・何度も何度も、この男と私は別れようとした。
でも無理だった!
どうしても私は、この男を嫌いになれないのだ!
“私の男性を好きになる好きポイントをこの男は持っている!”
男友達で終わるか? 彼氏になれるかはこの境界線なのかもしれない。
私は既にこの男のやる事が気に入らないし、別れたいとも思うのだが、
どうしても他の男性にない、この男だけが持っている好きポイント
の部分で別れたいという私の気持ちが揺らぐのだ。
『なあ、今日の晩ごはん俺要らないから。』
『えぇ!? 今日は一緒に食べるって言ってたのに、、、!』
『ごめん、用事ができた! また一緒に食べよう。』
『・・・用事って何?』
『俺のダチの祐一郎が、俺とメシ行こって言ってきてさ。』
『私より祐一郎なの?』
『何? 嫉妬?』
『もういい! 二度と一緒に晩ごはん食べないから!』
『まあ、そんなに怒るなって! また今度な。』
『もう知らない!』
『じゃあー行ってくる!』
『・・・・・・』
今日もそう! 一緒に私が作った晩ごはんを食べたいとこの男から
私に言ってきたくせに! 私を直ぐに裏切ったわ。
でも? どうしても、本気で憎めない部分をこの男は持っている。
だから仕方なく私はこの男を許してしまうのだろう!
・・・正直、何度も私に隠れて浮気もされた!
嘘もいっぱいつかれた!
たくさんこの男に傷つけられたのに、それでも私はこの男を許してしまう。
“どうしても嫌いになれない!”
もう私はこの男が私に何をしても許してしまうのだろう。
この男が私の好きポイントを持っている限り、どうしても別れられない。
何度も別れて、何度もヨリを戻す。
私は彼無しではもう生きられないのかもしれないとも思うようになった。
『俺さ、いつか? “宝くじで10億円当てて、お前を幸せにしてやる
からな! 楽しみにしてろよ!”』
『そんなの! 当たる訳ないじゃない!』
『そんなのやってみないと分からないだろうが!』
『“普通の考えなら、分かる事でしょ!”』
『夢を持てよ! 絶対に俺は10億円を当ててやる!』
『はいはい、もう分かったから! ご飯食べに行こうよ。』
『今日は、○○のファミレスだ! 少し懐がリッチなんだよな~!』
『何? パチンコで大当たりでもした?』
『いや? 競馬で当たったんだよ。』
『幾ら?』
『3万円!』
『凄いじゃん!』
『だろう! だから俺が奢るから食べに行こうぜー!』
『うん!』
世の中でよく言う、“彼はクズ男なのだろう!”
まともに仕事もしないで、少しお金があればギャンブルで夢を買う!
当たればいいが、ハズレたら? その月の生活費も一瞬でパーだ!
そんな後先考えないこの男に私が着いて行ってるのは、、、?
この男の事を私は愛してしまったからだろう。
お金もない! 仕事もない! 経済力もない! どうしようもないこの男!
それでも私だけは、この男の傍に居ようと思ってしまう。
“これは! 母性本能なのか?”
もう、この男の事が好きかどうかなんてわからなくなってきた。
それでも私がこの男の傍に居たい! 離れたくない!
ダメな男ほど、好きになるのが女の性なのか、、、?
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