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(過去)夢の中③


本日2話目です。

先ほど投稿した話で一部読みにくい部分がありましたので修正しました。



『まだ《時間遡行》と《転生》の違いがよく分かっていないようだね?』


神様の言葉に俺は頷く。

これまでの話を聞いて、《時間遡行》と《転生》の違いは必要なポイントの違いくらいだと思った。

それにいきなりパラレルワールドの話を出されても訳が分からなかった。



『この2つの大きな違いは、《時間遡行》は同じ世界の中で過去に行ける。でも《転生》は同じ世界に転生することができないルールになっているんだ。だから別の世界に行かないといけない。つまり転生後の世界は形や中身が全く同じに見えても、厳密には君の元々いた世界とは別の世界なんだよ。』


そこまで聞いても、神様が何を言いたいのかよく分からなかった。

いまだに疑問符を浮かべる俺の様子を見て神様はニヤニヤしはじめる。


『だからさ。1回目の人生で君の妹だったヒカリちゃんと2回目に出会ったヒカリちゃんは別の世界の別の人間だったんだよね。彼女の用意したプレゼントのキーホルダーが黒猫と白猫で違ったように。』



俺の本当の妹だったヒカリと、今朝まで可愛がっていたヒカリが別人?



「そ、それじゃあいくらやりなおしても、俺の本当の妹のヒカリは・・・』


救うことができない?


俺はその言葉を口にすることができなかった。


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