#65 トロッコレースで大勝負!(予選編)
お待たせしました。第65話公開です。いよいよトロッコレース開幕、レン君達は優勝出来るのか?その前に予選ですね(。>ω<。)
午後に入り五人はお店からトロッコレースが開催される、坑道付近に来ていた。
うぁ、凄い人だよ。多分これがメインイベント何だね。
坑道周辺は多くの見物人が密集していた。
「凄いわね。レン君あれを見て、あれがトロッコレースのレールね」
トロッコレースのレールは六つあり、それぞれ同じ方向に向いていた。
「へぇ、六チーム一斉にやるんだね」
「そうみたいだね。しかもレールはイベント用にしてあるから、上手く一周出来る仕組みに作り替えてあるわね」
レールはぐるりと一周出来る用に作られていた。
「それじゃ、受付に行こうよ」
五人はトロッコレースをするために受付に向かって歩き出した。
「さぁ、トロッコレースの受付はここだよ。まだまだ飛び入り参加はオッケーだよ。さぁ、みんなやってみないか? 優勝はプラチナ化十枚と各温泉施設の無料券五十枚をあげるよ。参加料は銀貨五枚だよ」
「聞いたかレン、温泉施設の無料券だとよ」
「そうだね、温泉施設何かあるんだね」
「レン君、これは優勝するわよ。賞金よりも温泉施設の無料券が魅力的だわ」
「レン師匠、温泉施設に行って見たいですよ」
「僕も行きたい」
五人の目が温泉施設の無料券しか映ってなかった。
「すみませーん、そのトロッコレースに出ます」
五人は勢いよく手を上げて、受付をしていた。
「君達が参加するのか」
「はい、そうです。何か問題ですか?」
受付をしている人が驚いていた。
「いや、大丈夫だけど、このトロッコレースは普通のトロッコと違うけど大丈夫かな」
「えっ、普通のトロッコと違うのですか?」
レンは一般的なトロッコを想像していが、違うと言われたので戸惑っていた。
「そうだよ。トロッコレースで使うトロッコは魔法で動かすんだよ。しかも、相手のトロッコを妨害することもオッケーな危険なレースなんだよ。それでも出るかい?」
受付の人に言われて何でいたが、四人を見るとそんなの関係ない表情をしているので、レンはため息を漏らしていた。
「すみませーん、やっぱり参加します。それにレース順に寄っては見る事が出来ますよね」
「それはそうだけど、最初に当たったら見られないけどそれでも良いの?」
「はい大丈夫です。その時は当たって砕けろです」
「分かりました。それでは参加は二人一組で、参加料金は銀貨五枚を貰います」
「えっ、二人一組なの? ちょっと待って下さい」
受付の人に二人一組と言われて、悩んでいた。
「どうするの、僕達五人だよ。仮にカイトを入れれば三組作れるけどどうする?」
五人が輪になってコソコソと話していた。
「そうね、ここは一組で行きましょう」
「えっ、アリス本当に一組で良いのか、カイトも入れて三組にした方が優勝する可能性は高いぜ」
アリスが意外な発言をしたのでファングが疑っていた。
「良いのよ、私に考えがあるから、出るのはレン君とファングね」
「えっ、僕とファングなの?」
「そうよ、二人は息がピッタリでしょう。ならお互いの事を理解しているはずだわ。トロッコレースには、欠かせないでしょう」
「確かにそうだけど、アリスの考えが気になって怖いぜ」
トロッコレースに出る二人を決めたが、アリスの発言が気になっていた。
「それじゃ、出るのは君達二人だね。それじゃチーム名を決めて下さい」
受付の人にチーム名を聞かれたので、再びコソコソと話していた。
「チーム名、どうする?」
「うーん急に言われても困るよな」
「とりあえず、適当に名乗る。たとえばサイクロンツインズとか」
「嵐の二人ねぇ、良いんじゃないか」
チーム名が決まると、二人は参加料金を支払ってイベントが始まるのを待っていた。
「それでアリス、お前が言っていた事が気になるんだけど、お前らは見ているのか?」
「そんな分けないでしょう。さぁ、ファング行くわよ。レン君達はここで待っていてね」
アリスはファングを引っ張って、どこかに行った。
アリスはファングを連れて行って何をする気なの?
アリスに言われた通り、三人で待っていた。暫く待つとファングだけが戻って来た。
「ファング、アリスはどうしたの?」
「えっ、アリスならここに入るよ」
ファングはお腹を指差していた。
「あぁ、そう言う事ね」
「どう言う意味だよ。アリスは無茶苦茶だよ。急に人が来ない場所に連れて来ると、中に入れろとか言うんだぞ! しかも、体を寄こせとか鬼だよ」
レンがファングの体を操っていた事を知っているので、ファングの体を借りようとしていた。
「アハハッ、まさかアリスがそんな事を考えているなんて」
「お前がアリスに余計な説明をするからだよ。うっ、やめろアリス、レンちょっと離れるよ」
「うん、分かったけど、早く戻って来てよ。そろそろ始まるから」
「分かっているよ」
ファングはお腹を押さえたままどこかに走って行った。
ファング大丈夫かな。アリスは何を考えて入るんだろう?
三人で待っていると、トロッコレースの説明が始まっているのだった。
「アリス、いい加減にしろ」
ファングは人が来ない場所に来ると、フォレストの中にいる、アリスの所に来ていた。
「さぁ、ファング、さっさと体を貸しなさい」
「カイト、お前は中に入るんだからアリスを拘束しろよ」
「無理だよ。拘束しようとすると攻撃するんだもん」
「アリス、お前らを殺す気か」
フォレストの中で魔法を放とうとしているので、ファングは頭を痛めていた。
「はぁ分かったよ。体を貸してやるよ」
「えっ、本当に」
「あぁ、だけど基本的には、俺が支配するからな」
「分かっているわよ、私は直接レン君に指示が出来ればそれで良いから」
「ファング、本当に体を貸すの?」
「仕方ないだろう、このままだと拉致があかないし、トロッコレースに間に合わないよ」
アリスに構っていたら、トロッコレースに間に合わないので、さっさと体を貸してあげることにした。
「それで、どうやって体を借りるの?」
「とりあえず、ベッドに寝ろ! そうしたら貸してやるよ」
アリスはファングに言われるままベッドに寝ていた。
「はぁ、カイトやるぞ」
「えっ、分かったよ仕方ないな。アリスさんはそのままジッとしていてね」
ファングとカイトがアリスのいるベッドに来ると、液状になってアリスを取り込み始めた。
「えっ、ファング、カイト何をするの?」
「アリス、暴れるな。俺の体を使いたいんだろう? なら何も言わずに取り込まれな」
「少し気持ち悪いけど、アリスさんの体をフォレストの神経と繋ぐんだよ」
「分かったわ、我慢するわ」
アリスはファングの体を借りたいと言ったので、素直に従っていた。やがてアリスが白と黒の液状に飲み込まれると、宙に浮いて細胞の柱にドッキングされて、伝達神経を全身に張り巡らせていた。
「はぁはぁ、私はどうなったの?」
アリスはファングの体を見ていた。
「凄い、完全にファングの体を動かしているわ」
アリスはファングの体を触っていた。
「アリス、もう良いだろう。さっさと体を返せ。レンには、事情を説明するからな」
「えぇ、構わないわ。確かにファングだけど、喋り方は私なのね? 何とかならないの?」
ファングの体を借りたが、喋り方がアリスのままなので確認していた。
「無理だよ。アリスが俺の喋り方をすれば良いだろう」
「使えないわね。レン君の精霊依の時は喋り方が偏るんじゃないの?」
「いや、これは精霊依じゃないし、カイトも何か言ってよ」
「僕に言われても困るな。とりあえず喋り方のサポートをするしかないね」
「はぁ、それしか無いのかよ。アリス、フォレストの精神と合わせろ! そうすれば俺とカイトの喋り方が出来るぜ」
「別にカイトは要らないけど、フォレストの体だから仕方ないわね」
「アリスさん酷いよ」
アリスはフォレストの精神と合わせるため、一度目を閉じて精神が混ざるイメージをすると、目を見開いていた。
「フゥ、完璧に俺になったな。それじゃファング、あとはよろしく」
確認すると、ファングにバトンタッチをしていた。
「アリス、もう良いのか?」
「良いわよ、ちゃんと確認したから、でも不思議よね。私の本体はフォレストの中にあるのにファングに動かされている感覚だわ」
「当たり前だよ。アリスはフォレストの精神と繋がって入るんだから、俺が動かしているのが直に感じるぜ。それじゃ行くから、余計な事はするなよ」
「大丈夫よ。ファングは心配性ね」
ファングとカイトはアリスを心配していたが、急いでレン達の所に戻って来た。
「遅いよ、もう説明終わったよ」
「悪いレン、アリスと色々揉めて」
「それでアリスはどうしたの?」
「その事何だけど」
ファングは素直に事情を説明していた。
「成る程ね。アリス聞こえるの?」
「聞こえるぜ。レン! 喋り方はフォレストに聞いたんだよ」
「へぇ、凄いね。本物のファングと変わらないよ」
レンは驚いていた。
「これで分かっただろう?」
「うん、事情は分かったよ。でもどっちが喋っているか分からないね? 一分一秒を争う時は?」
「その時は一瞬喋り方をアリスに戻すから良いだろう」
「それなら良いよ」
喋り方の方針を決めると、レン達はファングとアリスにトロッコレースの説明をしていた。
「成る程な、レースは一周で各チーム予選をして上位六チームが決勝に行くんだな」
「そうだよ。何回か予選を通過しないと行けないんだよ。トーナメント表を見ると少なくとも二回は予選がありそうだよ」
「かなり多くないか、みんな温泉施設の無料券目当てなのか?」
「いや、賞金の方だよ。こんな簡単に大金は入らないからね」
トーナメント表を見ると216チームもいた。
「とりあえず、全て1位で通過しないと、その時点で予選落ちだよ」
「それで俺達はいつ出るんだ?」
「僕達は予選一回戦、第十五組の五番目だよ」
「なら、トロッコの動かし方を見れるな」
レン達は予選が行われる場所に移動していた。
「なぁ、あっちで見たレールと違うよな」
「こっちは予選でシンプルなんだよ。何もない更地にレールを一周作ったらしいよ。ファングが来るまでに聞き込みをしたんだよ」
「へぇ、やるじゃないか? でもこんな更地にだと攻撃されるよな」
周りには障害になる物が無いので、どこからも攻撃出来る状態だった。
「まぁ、それは見てから考えようか」
「それもそうだな。レオスとレイスは応援よろしな」
「任せて下さい。一生懸命応援しますよ」
「僕も全力で応援するよ」
レオスとレイスに話しているといよいよトロッコレースが始まろうとしていた。
「皆様、今日は遠い所からお越し下さいまして誠にありがとうございます。さてこれより、我がコロッソ村のメインイベントトロッコレースが開催です。今年は大勢の強者や飛び入り参加で何と216チームが参加する、大波乱のレースの予感がします。更に今年から賞金がアップして、プラチナ化十枚と各温泉施設の無料券五十枚を差し上げます。さて、つまらない雑談はさておきルールの説明をしましょう。それではマスコットキャラのコロッソ君」
「は-い、それじゃルール説明をするね。まず二人一組でトロッコに乗って貰います。係員の合図でスタートしたら、魔法を使ってトロッコを操作して下さい。その間、各チームは相手のトロッコに攻撃して妨害出来ます。トロッコは耐魔法性なので、直撃しても壊れませんから安心して下さい。仮にトロッコがレールから脱線したら、魔法を使って自力で戻って下さい。ただし、トロッコから出たら失格になります。レールも耐魔法性なので、攻撃しても壊れませんので、氷の壁など色々な妨害が可能ですね。それじゃ、みんな予選一位を目指し頑張ってね!」
「コロッソ君、分かりやすい説明ありがとう! それじゃ予選一回戦の一組目行ってみよう」
運営の人の挨拶や説明が終わるとトロッコレースの予選が始まっていた。
「聞いたファング」
「あぁ、聞いたぜ。なかなか面白いじゃないか」
「なら、僕が魔法や精霊でトロッコを操作するから、ファングは妨害する相手を対処してよ。アリスもいるから大丈夫だよね」
「あぁ、任せろよ。アリスもそれで良いだろう?」
「良いぜ、その作戦で行こうぜ」
自分達の番になるまで、相手のレースを眺めていた。
「やっぱり、レールに壁を作る魔法が多いね」
「まぁ、基本的だよな。だけど、直接トロッコに入る相手に攻撃している奴らもいるぜ」
「確かに危険とは聞いていたけど、これはトロッコレースの戦争だね」
三人は相手の戦略を見て分析をしていた。
「それにしても、レイス。お前は呑気に食事するなよ」
レイスは近くの出店で食べ物を大量に購入していた。
「えっ、別に良いでしょう。折角のお祭りなんだから、それに僕とレオスさんは待機ですし」
「まぁ、良いけど、レオスはレイスを見ていろよ」
「分かっているよ、モグモグ」
「お前も食べているのか」
レオスもレイスと同じ物を美味しそうに、食べていた。
「アハハッ、良いよ。今日は自由にして、ただし応援はちゃんとやってね」
「それは大丈夫です」
「レンお兄ちゃんを応援しないのは変だよ」
三人が分析しているなか二人は黙々と買ってきた物を食べているのだった。
「それでは予選一回戦の第十五組のレースを始めるので参加者はトロッコに乗って下さい」
「レン、いよいよ出番だぜ」
「そうだね、それじゃ行ってくるね」
「レン師匠、ファイトです」
「レンお兄ちゃん頑張って」
二人に見送れながら、レンとファングはトロッコに乗っていた。
「それじゃ、エレント、アクト、アルトニス、エレナ、頑張って行こう」
レンは反則に近い精霊を呼んでいた。
【あぁ、任せな。全力でサポートするぜ】
【レン様は技名だけ叫んで下さいね。そうすれば私達が魔法を使いますので】
【レンさん、あんまり適当な技名だけは言わないでね。対応するのが大変だから】
【レン、技名が分からなかったら、やりたい事を教えてくれれば、技名を教えるから、無理しないでよ】
「ありがとうみんな、それじゃ頑張ろうかファング」
「あぁそうだな。どこからでも護ってやるぜ」
レン達は精霊を使ってまで勝とうとしていた。
「見ろよ。ガキが参加しているぜ。もう一組は落ちたな」
「ふむ、あの子供達からはかなりの殺気を感じるな」
「子供達の方よりも、こっちの強豪チームの対策をしようぜ」
「とりあえずは子供達を除く五チームの争いになるな」
各チームはそれぞれ相手側を見て、分析していた。
「それでは予選一回戦第十五組のレースを開始します。位置についてヨーイドン!」
魔法の合図で六チームが一斉にスタートした。
「ガキには悪いけど、ここで消えて貰うぜ! グランドタワー」
四番レールを走っているチームから、レン達のレールに岩の壁が出来ていた。
「いきなり仕掛けてきたぜレン」
「そうだね、とりあえずレールや直接の攻撃はこっちでやるから、ファングはアリスの力を借りて、魔法を相手に撃って妨害して」
「了解、なら遠慮なく行かせて貰うぜ! グランドニール」
「エレント、行くよ。ウィンドカッター」
【任せて下さいレン様】
レンは風魔法でトロッコを動かし、エレントが障害物を蹴散らしていた。ファングはアリスと交代して、相手チームに魔法をぶっ放して楽しんでいた。
「何だよ。あのガキは、簡単に脱落するかと思ったのにこっちがやられただと」
四番レールを走っていたチームはアリスの攻撃をもろに喰らって、脱落していた。その様子を見た残り四チームは一斉に、レン達に攻撃を切り替えていた。
「何なんだよ。あの子供達のチームは」
四チームは一斉にレン達に攻撃して脱落させよとしたが、みんな返り討ちをされていた。
「まだ、脱落はしてないんだ、何とか落とせ」
四チームは必死に攻撃しているが、レン達に付いている精霊達に全て防がれていた。
【なかなか楽しいな。久しぶりに体を動かしたよ】
【そうだね。今まで戦闘がなかったから、良い運動だよね】
【魔法を使わないと体が鈍るね】
【そうですわね、なんか威力が落ちた気がしますわ】
「いや、全然衰えてないよ。むしろ逆だよね。適当に言っているのに、何で理解しているの?」
レンは適当に魔法の技名を言っていたのに、精霊四人は理解しているのか、適切な魔法を撃っていた。
【そんなのだいたい相手の魔法を見れば分かるよ。てか、適当に属性らしい事を言えば大丈夫だよ。あとは俺達が処理するから】
「はぁ、そうですか、あまり目立たないようにね」
【了解!】
精霊四人は楽しそうに、相手チームの攻撃を蹴散らしていた。そして気付くと、予選一回戦を簡単に突破していた。
「フゥ、何とか初戦突破だね。アクト達ありがとうね。少し休みな」
【いや、俺達は全然疲れてないぜ】
【肩ならしにもなりませんわ】
「相変わらず、手厳しい精霊達だよな」
精霊四人が元気いっぱいに溢れていた。
「しかし、相手チームは災難だったよな」
負けたチームを見ると、何故負けたのか現実を受け入れない表情だった。
「仕方ないよ。精霊を使っちゃあダメとか言ってないし」
レンはルール説明をちゃんと聞いての対策なので、精霊を使っても問題はなかった。
「確かに、それじゃ次のレースまで、相手チームを分析しようぜ」
「そうだね」
三人はレオスとレイスがいる所に戻ると、相手チームの分析を始めていた。
「それにしても、予選通過するチームはかなりの強豪かもね」
「そうだな、次の五チームが気になるぜ」
「アリスは次の作戦はどうするの?」
「とりあえずは、さっきと同じで戦法行こうぜ」
戦法を決めると予選最後のレースに挑もうとしていた。
「よし、行くぜ!」
「そうだね!」
レースが始まるとレンとファングは同じ戦法でトロッコレースを進めて、楽に決勝に進んでいた。
「ヨッシー! いよいよ決勝だけだぜ」
「そうだね!」
二人は喜んでいた。
「それでは決勝を行いますので、決勝の会場になる、坑道に移動して下さい」
「いよいよだなレン」
「そうだね、緊張するよ」
アナウンスを聞いて、二人はワクワクしていた。
「レン師匠、ファングさん頑張って下さいね」
「レンお兄ちゃん、頑張って」
「あぁ、任せろよ。それとレイス、アリスが入ること忘れるなよ」
「忘れませんよ。ここは人が沢山いるからあえて言わなかっただけです」
「それじゃ行こうかファング!」
「そうだな、お前らちゃんと応援しろよ」
レンとファングはレオスとレイスに話した後、トロッコレースの決勝が行われる、坑道の方に移動しているのだった。
次回更新は明日です。温かくお待ち下さいm(__)m




