第4章 登場人物紹介
レン・フォワード
リズワール王国魔法騎士学園中等部に入学、まだ六歳なのに特待生で学園に入ったエリートである。一番の目当ては学生ギルドで色々な所に冒険しようとしていたが、学園で再会した二人に悩まされる事になる。現在はアリスとファングに捕まり、強制的にチームを組まされている。しかも戦闘面では近接系が得意なのに何故か毎回、後方で魔法を放ち援護している状態で一切戦わせてくれない。そのため強引に行こうとするが何故か二人に倒されているため、未だに実力が発揮出来ない状態である。
アリス・ステイ
レンが小さい頃に助けた少女で学園で再会すると、見違えるほど変わっていた。レン君が大好きで時々アプローチしているが、レンに護ってあげるとか言っていたので別の意味で勘違いされて、非難されているが、レンに対する熱意は今の所伝わっていない。現在はレンのチームで行動しているがレオスが新たに加わった事で恋のライバル関係になっている。
ファング・ドレイト
レンがクリップ山脈密林であった少年。あった当初は髪が長くて汚くて、服がボロボロの状態で非難されていたが、学園で再会するとクリップ山脈密林で見た少年とは別人でイケメン過ぎる少年だった。ただ、時々レンから残念な目で見られる時がある。リズワール王国の貴族の三男らしいけど、賓格は一切なく語頭に俺、語尾にだぜをつける癖がある。リレクド洞窟で四人は古の試練を乗り越えて、伝説の剣(断魔の剣)の所有者になっている。現在はレンのチームで行動しているが、レンと二人きりになると普段見せない姿をレンだけに見せている。またファングには隠された秘密があるがそれはお話の中で明かされるみたい。
レオス
学生ギルドの依頼を請けて月光草を取りにクリップ山脈密林に行った時に、偶然アリスが見つけた猫耳の少年少女である。助けた当初は女の子だったが一夜明けて再び会うと男の子になっていた。レオスを学園で保護しようとしたが、いつの間にかレンと主従関係の契約をされていたために、仕方なくレンがレオスの世話をする事になっていた。彼の正体は研究所で生み出された生体兵器だと判明。家族は既に失い、唯一レオスが禁忌で取り込んだ兄がレオスの中で生きている。
レオン
研究所でレオスが兄と入れ替わった姿でかなり頭が良い。レンを慕っていて常にレンをマスターと呼んでいる。時々弟のレオスにアドバイスをしているけど、これがまたレンを悩ます要因を作っている為、毎回弟に怒られている。根は優しいけど、頭の使い方が残念な為、弟にも飽きられているみたいだよ。
レイス・クライド
合同課外授業で出会った剣武術科の生徒。赤髪とオレンジ色の目が特徴的で体型は一般的である。特技は格闘技であらゆる技を持っているため、レンにお腹を使った技を見せて驚かせていた。のちにレイスが自分の悩みを打ち明け、レンとファングに誘われて仲間になった。レイスの体には謎が多いため今後も注視している。
風の精霊エレント
レンと契約をしている精霊で十代くらいの少女である。最近は出て来る回数が少ないと思われるが、毎日レンの近くにいる。世間知らずで時々レンを悩ます時もある。ファングとアリスにライバル関係にされているが、本人は別に気にしていない様子である。
スペード
レンとレオスを誘拐した張本人で、その正体はレオスを生み出した研究所のリーダーだった。かつてレオスを使って世界征服を模索していたが、レオスが脱走した為、計画が頓挫していた。だがレオンに似た人を見かけたとギルド内で話していたのでその情報をもとに、見つけ出していた。結局レオスはスペードに歯向かい、やられそうになるが、レオスの兄の肉体を保管していたので、その体と融合したが、結局偽物だと判明して、姿を変えたレオンに看取られながら、砂のように消滅していった。




