超☆説☆明☆回…課題を出されました
タイトル通りです。手探り状態でやっているので、後々に編集を加えるかもです。
あと今回は特別長いので適当にお読みください?
「あなたは死んでしまったです。」
突然の死の宣告。マジか…イカ2匹に名付けた程度で死って…。
「…あわわ!ごめんなさいです!今のはミスなのです!地球でです!あなたは地球で死んでこの世界へ来たですです!」
「あぁ、ナルホド。わかりました。転生してくれてありがとうございます。」
「いえいえ、気にしないで欲しいです。」
あれ?
「あの、死んでることに驚かないことに驚いたりはしないってことは、転生て結構当たり前のことなんですか?」
「え?いいえ?転生なんて初めての…いえ、2回目ですですよ?1回目は有無を言わさずって感じですですし。」
ふむ?こーゆー転生ものとかだと、割と神様側が「死んだというのに冷静じゃのう」「ふむ。随分肝が座っておるな」とか言って来そうだと思ったんだけどなぁ。まぁ僕の側は…なんか「あ、僕は死んだんだなぁ」て実感あったし、それよりも転生してくれたことへの感謝のほうが大きいからなぁ
「えーと、そうでしたか。じゃたまだ試験段階でまだまだこれから、てことですか?」
「いえいえ、転生なんて大変なこともうやりたくないですよー。…あぁ!決してあなたの転生をメンドウだなーとか思ってたり、恩着せがましく思ってるわけでもないですですよ?」
せかいしんさま。なぜか貴女が通話に集中せず、とても遠くの方を見てるという雰囲気を感じるのですが…
「まぁ、それはいいんですけど「よかったですです!」…て、えーと。それじゃあなんで僕は転生してもらえて、しかもイカだったんですかね?」
「後の方については面接の結果だったですですけど…なにかわたし、間違えたですですか!?」
…いえいえ謝るのはなぜか死んだ後も酔っていた僕のほうです。実に申し訳ありませんです。ハイ。なのでどうか涙声になるのはよしてください。小さい子を泣かしてるみたいですごい良心が抉られててて
「えーーっと…そ、そんなことはないですよ!本当に僕はイカが(食べ物として)好きですし!水泳が得意なのも事実ですから!」
「ほっ。満足してもらえてるみたいでよかったのです!」
ちょろいなー、せかいしんさま(微笑み)。
「あと転生させてあげた理由は人生をかけて考えてみるといいです!」(得意げな感じで)
「え!?それは理由を解明しないと自分は死ぬてことですか!?」
やっべえ、この神様、予想より頭がイッtt
「コラ!なにか失礼なこと思ってるですですね!?」
なんだと!?人の心まで読めるのか!?クソッ!この世界に逃げ場はn
「だーかーらー!人生かけるって『それくらいの時間をかけて』てことですです!!別に理由がわからなくても特にあなたに損とか害はないので安心してですです!」
…どうやら早とちりだったようだ
「勘違いでしたか…よかった。それで折角の機会なんで聞いて見たいんですが「どうぞです!」…では、こーゆー転生ものの小説とかだと『転生特典』みたいな、一般人より優れた能力とかが宿ってる、みたいなのが多いんですけどそーゆー能力的なものが宿ってたりてのは…ておい!変換仕事しろ!」
「ん?変換さんです?「そこはスルーで」…ですです?むー。その『転生特典』?てゆうのは具体的には…とちょっと待っててくださいです…(なにかわたし、ちゅうにびょう?的な能力を授けたりしてませんですよね?…え?あの魔力と魂量は異常です?…です?)」
保護者さんも大変そうだねぇ。せかいしんさま、どうやら自分に与えてくれた能力を特におかしいと思っておられなかったご様子。
「わかったです!あなたにあげたちゅうにびょうりょく?「能力でいいです(泣)」ですか?じゃあ能力は他の生き物よりも多い魔力と魂量ですです!」
「魔力はなんとなく予想がつくんですが、魂量とは…?」
「んーとですですね。魔力についての説明はこのあとカイさんに頼むなでそっちでお願いですです。魂についてはわたしの担当なのでお話ししますですよ?結構長くなるかもなのでしっかり聞いててですよ?
えっと、魂とはわたしの世界で全ての生物。小さいものは雑草やアリから大きいものは俗にヒトや人魚、天使と呼ばれているような理性がある全ての生物たちですです。
そして、これらの大きな魂量を持った生き物を有理生物と仮称するですね?
この『魂』は理性によって使われていくのですです。そのため輪廻の輪の中で同じ魂をずっと有理生物だけで廻しつづけることは出来ないのですですよ。
そして消費された魂は獣や魔獣などの無理生物(理性のない基本は本能のみで生きている生物)に宿ることによって少しずつ増えているのですです。
なので、有理生物にはもともとある程度の魂量を得た魂が宿っているのですですが、あなたの場合はあなたの世界から来た魂に加えわたしの世界の魂まで加わって、それもどうもわたしが知らず知らずのうちに手心を与えちゃったみたいですでして、その量がヒト族の4.5倍くらいあげちゃったみたいですでして…
基本ヒト族のもつ魂量を全て消費して80年生きるとしたらその4.5倍は生きられる、という魂量をあげちゃったのですです。
でも。あなたが『名付け』という行為をしたのでその多すぎる魂が溢れ出て他の2匹に分け与えられて理性を持ったのですです!その代わりあなたのもつ魂量はヒト族の…2倍くらいですですかね?それくらいには収まったのですです。
それくらいであれば十分この世界でなら普通と言えるですよ?出来ればあなた自身で見て聞いて調べて欲しいですですけど、この世界で最も寿命が長い有理生物なら300年近く生きる方たちもいるですから、さすがにそれ以上はいないですですけど…
なので、いまは特になんの問題もないですです!魂量についてわたしからはこんなものですですかね?」
…ハッハッハー!わからん!
「…とりあえず、自分はただ長生きで魔力が多いただのイカってことでいいんですかね?」
「あ!ただのイカではないですですよ?あなたはクラーケンという魔物さんなのですです。」
…うん。イカに転生したと思ったらイカじゃなかったよっ!僕、立派なクラーケンになるんだ!(混乱中)
「…うーん?でもそこ以外は特に間違ってないですですよ?長生きといっても多少の個人差はあるですですので、具体的にあと何年、ていうのはわからないですですけど。」
「あぁ、とりあえずあとで改めてクラーケンの件については調べてみます…あ!そういえば世界神様の要件をいまだに聞いてないんですが」
「あっ!えーと、ですね!おほんっ。
転生者ケントよ。あなたの前世については知りませんが、あなたには『この世界を見て』もらいたいのです。なぜ自分なのか?という疑問についてはあなた自身で『死ぬまで考えて』ください。最後にあなたに最も大切なことを伝えます。それは『最期まで死なないで』ください。あなたには是非最期まで楽しく幸せな生涯を送ってもらいたいのです。
(…ふぅ。上手く出来てたですですかね!?)」
…せかいしんさま。威厳は最後まで保ってください。保護者さんもこんなことを思っているんじゃないかな?
「わかりました。どうしてそこまで想ってくれているのかはわかりませんが、自分で考えて、精一杯生きてみようかと思います」
「受け入れてもらえてよかったですです!それでは伝えるべきことも伝えたですですので、そろそろ回線をカイさんに返しますですね!本当はカイさんがあなたに連絡するのに割り込んでわたしが話しちゃってるのです…今後の行動については一度カイさんに従ってくださいですです。それでは!またお会いしましょうですです!」
「え、あ、ハイ。それでは」
また会うのかぁ〜、次までに聞くこととか考えとこう
そんな感じで電話は切れたけど、さっきの感じだとこなあと「カイさん」とか言う人(神?)からも電話があるのかな?
一気に色々言われて少し疲れたからちょっと寝転がって待ってよー
すっごい手探り感!