はい。魔力と魔法の関係が明らかに!!
さて俺は今、魔力を体外に放出させて戻すという作業中だ。それはなぜか?例の魔法学の本のせいだ。ちなみに今、部屋には俺しかいない。さて、この作業の目的だが魔力量の向上と魔力の質を向上させるためだ。あの本によると魔力というものは本来増えないらしいが上位の魔法使いになるとたまに増えるそうだ。理由はわかっていないらしいが俺には少しだけ心当たりがあった。まず前提としてこの世界では6歳までは魔力を用いることは禁じられておりその後も12までは初級魔法以外の使用が禁じられている。これは魔力の使い過ぎで魔力が尽きるのをふせぐためだ。さらにその後も魔力が尽きることはかなり危険視されている。しかし、だ。上位の魔法使いと呼ばれるやつらは魔法の研究のため、魔力を枯渇することが多々あるらしい。ここから魔力を限界まで使うあるいはギリギリまで使用することで量が増える可能性が考えられる。
というわけで現在魔力をほんの少しだけ残して(魔眼で確認)それをまた体内に戻すという作業をやっている。ちなみに結果はステータスの魔力値が上昇していたことから成功が確認できた。
次に魔力の質だ。これは同じ魔法で同じ魔力量にもかかわらず威力に差が出るという一文から推測したものだ。本には理由は不明と書かれていたが、質の差で間違いないはずだ。なぜなら魔眼で魔力を見た際、父と俺はうすい光のようなものとして見えたのにたいし、母のはもっと濃いものだったからだ。しかも不純物と思われるものも一緒に流れているのが、確認できてそれが母の魔力では少ないことも視えたからである。
というわけで魔力を戻す際不純物を魔力で吹き飛ばしてから体内に入る前に魔力で体を覆うことで防ぎ、その間に魔力を圧縮して吸収するという作業を行っている。ちなみに魔力を体で覆うと不純物は通さず魔力と魔力の元(魔素ではない)のみを通す。そして今ではかなり濃い色の魔力が体に流れているのが見える。
と、偉そうに自慢しているが実際ここにたどり着くまで丸一日かかっている。いやだって、魔力の放出方法とか知らなかったし!?圧縮方法とか本にも書いてないし!?魔力で体覆うって発想とかほめてくれてもいいと思うよ!?
いや!?別に動揺とかしてねぇよ?キャラなんてぶれてないよ!概念強化で殴って”壊す”を強化したら床に穴が開いてしまったとかないよ!?ああそうだよ。やっちまったよ。今は駆けつけた両親とメイドによって書斎の反対隣り、つまり俺の部屋の2個隣りに避難させられた。これはかなりやばい能力だ。というかこれに頼ると闘いがつまらなくなりそうだから実戦での使用は控えよう。それこそ神様が相手になるときくらいまで。ただこれ訓練時にはすげえいい。特に魔眼との組み合わせがおかしいくらいの性能を発揮する。たとえば”魔力を視る”を強化すると空気中の魔力の元や、魔力のなかでも色による違い、濃さではない、がわかる。この色というのは属性をしめしているらしい。
さてここで属性だ。この世界には無属性魔法、基本4属性魔法(火、水、風、土)、特異4属性魔法(光、闇、空間、癒し)、召喚魔法、精霊魔法があるらしい。これがそれぞれ対応する色を持っている。無属性は白く光っている。火は赤、水は青、風は緑、土は黄色、光は透明、闇は黒、空間は銀、癒しは金、召喚魔法と精霊魔法は不明。ただし精霊魔法はそもそも精霊に気に入られて契約することで使えるものだからいらない気もする。また魔力の質が上がると光属性以外は濃くなって、光属性は透明度がます。なぜ知ってるかって?俺の中に召喚魔法と精霊魔法以すべての魔力があって実際に初級魔法が使えたから。ちなみにここでもすごいことを発見した。ふつう魔法には明確なイメージが必要でそれを補うための詠唱と魔法陣がいるらしいが…。俺の想像力だと詠唱も魔法陣も必要がなかった。まあこれは、実際科学というものに触れていたからだな。そしてもう一つ。一般的に魔法は一人につき無属性と基本属性の中の一つしか使えないらしい。特異型や召喚型、精霊型をつかえたり複数の属性をつかえる人はほとんどいなくてそういう人は国に仕える場合が多いらしい。ははっ。魔法の才能ありすぎだろ…俺…。ちなみに魔法だが精霊魔法以外は初級、中級、上級、亜神級があるらしい。
さてこれらのことを踏まえて俺は今後の鍛錬の目標を立てた。それは次の通りである。
成長を妨げない程度の筋肉をつける
忘れないように型の練習をする
魔力量、質の向上
魔眼を使いこなせるようになる
概念強化になれる
上級魔法までをマスターする
この世界について勉強する
さいわい隣は書斎。しかも魔法に関する本も各属性上級まである。さぁてこっからが本番だ。楽しい楽しい勝負のためにがんばりますか!!
これでやっと0歳児編は終わりかな…。説明ばかりですいません。感想とかしてくれると嬉しいです