魔眼の便利さを知ったよ
今回は短いです。すいません
よし。落ち着け俺。大丈夫だ。よく考えろ。旅人の加護は予想外だったがほかは想定内だ。魔眼については事前に聞いていたし概念強化についても神を超える力って説明されてただろ。ああ落着け。それにうちは貴族だ。荒事には向いてない。きっとほかの市民とか兵隊とかはもう少しスキルも強いだろ。そうさ。能力値だって大したこと無かったろ?3だぜ?大丈夫だ。きっと魔力も精神力も大したことないに決まってる。俺の親が弱いんだ。ああそうだとも。よしもう寝よう。
そして俺は眠りの世界に落ちていった。
(知らない天井だ…。)
まあふざけるのはやめるか。ここは…俺の部屋かな?ベビーベッドの上にいるし。さてと。俺の両親は…ああメイドとしゃべってるな。とりあえずは魔眼を試してみるか。どうするんだ?
試しに眼に集中して魔力を見ようとする。するとメイドと両親の体にある魔力とそこから漏れ出す魔力が見えるようになる。
これが魔力か。確かに母親のほうが多いな。じゃあ俺の体にもあるはずだな。そう思い自分の体を見ると確かに魔力がみえる。
さてと。これからどうすべきかな?強くなるためには何をすべきだ?まずは筋力。これはいるな。ただ成長を邪魔するといけないから手足を動かす程度だな。ただ下手に筋肉が偏らないようにしないと。せっかく恵まれたピンク色の筋肉なのだから。ああ本当に良かった。この筋肉の感覚は間違いなく前世の筋肉と同じだ。これで筋肉を作り替えるトレーニングをしなくて済む。さてさて次に重要なのは魔力量の向上と魔法の勉強、あと闘気だな。魔力を可視化ねぇ。今はできないが他人がいなくなったら試してみるかな。後はほかの魔眼も確かめる必要があるし概念強化とかいうわけのわからないスキルも試してみないと。それに不安材料もある。スキル、戦闘狂。効果不明のスキルなんて危険すぎる。場合によっては一番の敵となるかもしれない。よし、取り合えずは千里ノ瞳と透視ノ瞳を試してみるか。まずは透視ノ瞳からだな。
ちかくの壁を見てさらに目を凝らすと徐々に透けていくのが分かった。さらに続けると完全に透けて隣の部屋の様子が見える。
隣は書斎か?結構な数の本だぞ。いろんな本があるな。『賢い生き方』『幸せとは』『剣の道』『魔法学の勧め』いいのがあるな。あれも後で取りに行くとするか。待てよ?ここからでも透視で見れるんじゃないか?よし、やってみるか。…おお!!うまくいったぞ!とりあえず読むとするか。