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ステータスから驚愕の事実が!!

「おぎゃあー。ぎゃあー。」


生まれるってマジで痛ぇ。頭がつぶれるかと思ったぜ。これに耐えてる赤ん坊ってある意味どんなに強いやつより痛みに強いだろ…。


「おお。元気な男の子だぞ。ほら、マリア見てごらん。」


そういって俺を抱いて母親らしき女に俺を近づける父親っぽい人。…おかしいな?二人とも若すぎじゃねえか?どう見ても十代だぞ?いや十六よりは上かもしれんけど。この世界ってそんなに早く結婚するもんなのか?あとこいつら顔が…。イケメン&美少女すぎだろ。ということは俺もイケメンに?そいつはありがたい。前世じゃ童貞のまま死んだからな。ここではそんなことないほうがありがたいぜ。 


さて少し状況を整理するか。確かあいつにいきなり送られたから、魔眼と概念強化について質問し損ねたんだよな。あと産まれる場所についてもはぐらかされてたな…。とりあえずは現状把握と行くか。


「ほんとに元気な子ね。流石あなたの子だわ。」


とりあえずこいつらは両親間違いなさそうだな。で、母親の名前はマリアだな。あとは…ここは病院じゃなくて家だな、多分。まさかこの世界って病院がないんじゃ・・・。


「ふむ。無事生まれたようですね。あとはしっかり体を休めて、安静にしていてくださいね。」


こいつは多分医者だな。それっぽい服着てるし爺さんだし。あとは…あれはメイドかな?いや看護師かもしれんが、それにしてはこの爺さんの近くじゃなくて壁際に控えてるし。しかしまあここが家だとして、メイドもいるってことはかなり金持ちな家だな。そもそも医者もばかにならないくらい金かかるんじゃねえかな?文明レベルが日本より劣るんだろ?


「よしよし。さあアレク。サラマンド家の長男として元気に育つんだぞ?」


父親が俺の顔を覗き込みながら言う。てことは俺の名前はアレクか。アレクねぇ。もう神前翔はいないんだな…。


「ではリジェルド様。私はこれで失礼いたします。」


医者の爺さんがそういって礼をしてドアから出る。父親の名前はリジェルドか。しかしあの礼の仕方といい俺の親は身分高そうだな。貴族とかだったら笑えるな。


「アレク。侯爵家の跡取りとして立派に健康に育つのですよ?」


はい。母上の言葉から貴族ということが判明しました。ってか侯爵とか。伯爵の上だよな。王族の血をひいてない中なら一番上の爵位だよな。やべぇ。うまくやれそうにない。そもそもそんな身分じゃ好きに暴れられないぞ。どうすんだよ…。いや待てよ。おそらくそのうち弟でも生まれるだろ。そいつに譲ればいいのか。


「さあ、アレク。おやすみなさい。よく寝て健康に育つのよ?」


確かにこの体のせいかかなり眠いが…。


(ステータス)


父親に向かって念じてみる。するとウインドウが出てくる。


名前:リジェルド・ラ・サラマンド

種族:人

性別:男

年齢:17

lv150

ストロング:500

スピード:430

タフネス:550

魔力:50/50

精神力:120/120


スキル

闘気 覇気 起死回生


おお。なるほどこれなら情報が多くてつまらないこともないな。器用さとか賢さとか体力とかスタミナとかないしどういう技術を持っているのかわからないしな。しかし意味が分からないやつもあるな。そこの説明もあるといいんだが…。


ストロング:力の強さの最大値

スピード:移動速度の最大値

タフネス:防御力の最大値

魔力:魔法の使用に必要なものの量

精神力:精神に作用する魔法や覇気への抵抗力。また能力をどの程度引き出せるかにもかかわる。


おお。思っただけで出るのか。じゃあスキルについての説明はどうだ?


闘気:魔力を変換し可視化して身にまとう。身体能力の向上。

覇気:相手を威圧する。また味方の精神力を上げ、各能力を向上させる。

起死回生:瀕死時、一度だけ能力値を超えた力がでる。


なるほど。大体分かった。各能力値は現在出せる最大限の値なわけだ。そして緊張や弛みで精神力が変わってだせる力も変わるのか。この辺は前世と同じだな。よし。次は母のを見るか。


(ステータス)


名前:マリア・ラ・サラマンド

種族:人

性別:女

年齢:14

lv140

ストロング:170

スピード:150

タフネス:100

魔力:800/800

精神力:320/350


スキル

守りの宝石


うん。とりあえず俺の親父殿はロリコンなのが分かった。ってこの世界だと14で結婚して子供つくるのかよ。これじゃ出産も命がけだな。だから精神が減ってるんだな。あとこのスキルはなんだ?


守りの宝石:タフネス向上系の魔法を魔力なしで使用できる。守りのために使用した魔法の威力が向上する。


おお。これ防御に関してはかなりすごいだろ。親父も攻撃に関しては強そうだったし。この二人そろったら強いだろ。それともこの世界じゃこれくらい普通なのか?どちらにせよ面白いな。よしよし。これは俺のステータスを見るのも楽しみだ。


(ステータス)


名前:アレク・ラ・サラマンド

種族:人

性別:男

年齢:0

lv1

ストロング:3

スピード:3

タフネス:3

魔力:1000/1000

精神力:2000/2000


スキル

天武の才 闘気 神の子 戦闘狂


固有スキル

魔眼

魔眼~支配ノ瞳~

魔眼~幻惑ノ瞳~

魔眼~千里ノ瞳~

魔眼~透視ノ瞳~

魔眼~凍死ノ瞳~

概念強化


称号

旅人のお気に入り


加護

旅人の加護


おや?寝ぼけてるのかな?変なものが見えるぞ?一回目をつぶって、はい開いて~。


「ぎゃ~!?」


「どうしたのアレク?」


「やっぱり眠いんじゃないか?」


親が何か言ってるがそれどころじゃない。なんだこれ?スキルにも変なのあるし、見たことない欄があるし。


固有スキル:希少なスキル。ほかに持っている人がいない可能性も高い


称号:何かを成し遂げた時につく。いろいろな特典がある。


加護:精霊や神からの加護。


天武の才:能力の向上やレベルの向上が早い。ただし能力や個人によって差が出る

神の子:天武の才の中でも特に効果が高いときこのスキルが表示される。

戦闘狂:?????


魔眼:魔力、魔法陣、精霊が見れる。

魔眼~支配ノ瞳~:瞳を見た相手を支配する。ただし精神力によっては支配できないことがある。

魔眼~幻惑ノ瞳~:瞳を見た相手に幻をみせる。ただし破られたり聞かない相手も存在する。

魔眼~千里ノ瞳~:遠くまで見ることができる。

魔眼~透視ノ瞳~:物を透視できる。

魔眼~凍死ノ瞳~:瞳を見た相手を動けなくする。精神力によっては破られる可能性もある。

概念強化:物事に存在している概念を強化する。魔力を消費する。また効果時間は流した魔力に対応する。


旅人のお気に入り:たまに夢に旅人が訪ねてくる。


旅人の加護:どんな精霊、神でも悪影響のある加護や呪いをかけれない。


な、なんじゃこりゃー!!!


まだまだ説明回ですが楽しく読んでいただけると嬉しいです。また感想も待ってますのでかいてくれるとうれしいかなぁ~。

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