プロローグ~旅人との顔合わせ~
「君には転生してもらうよ」
俺こと|神前翔<<かんざきかける>>はいま旅人とか名乗る男の前に座らされている。
「はぁ。」
思わずため息がこぼれる。転生??それってあれだろ?赤ん坊からやり直すやつだろ?しかも違う存在で。
「まあ、そんなところだな。最近はやりの記憶持越し転生ってやつだ。」
「勝手に人の心読むなよ。ってかあんた俗にいう神様か?」
人の心読む上に転生を持ちかけるやつなんざ神以外いねぇよな・・・。
「ははは。あんな雑魚どもと一緒にすんな。つぶすぞ?」
急に旅人の周りがゆがみ始める。それと同時に俺の体?が干からびていく。
「っ!!?」
なんだこりゃ!?怖ぇ。今までいろんなことがあったし殺されかけたのも一度や二度じゃない。だけどこれはっ!!
「冗談だよ。ほら。」
その言葉によってゆがみが収まり俺の体も元に戻っていく。
「体じゃなくて魂だけどな。お前一回死んでるぞ?覚えてるか?」
「はぁはぁはぁ。」
俺は・・・。そうだ。確か、百人斬したとこでくそマフィアの銃弾をかわし損ねて・・・。
「そうそう。君は人として刀でやれる限界を超えていたんだよ。わかる?君は最後の最後で死んだけど間違いなく人外にたどりついていたよ。」
人外ってほめてんのか。しかもその人外を軽くあしらって神をっ!!神を雑魚呼ばわりするこいつはなんだ?
「俺か?最初に行ったろ?旅人。すべての空間と時間を支配し命を創り上げたあいつの兄さ。」
命を創り上げた?それって創造神だろ?
「だからさぁ。その創造神を創ったのもあいつなの。そもそも創造神とか大した物作れてないよ。命あるものなんて全然造れないし。」
よくわかんねぇが多分そういうものなのか?
「そういうもんなの。それでお前あれだろ?|戦闘狂<<バトルジャンキー>>だろ?地球にはいなかった強え奴と闘りてぇだろ?」
「・・・」
正直かなり惹かれるものはある。あそこでは正直退屈してた。誰も俺と互角にやれない。ほんきをだしたらすぐに死ぬ。だから・・・
「わかった。転生するよ。」