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2nd Record:aircolor①

リリスが大天使階級に目覚めてから一週間後。リリスは小鳥操縦者を育成するネア・セリニ学園へと通うことになった。緊張と不安で舞い上がるリリスだが、何故か初対面の少女に敵視され――。

【1st Flight】


 あの日、あの空、あの瞬間。

 蒼天に“光の航空路(AIRLINE)”は刻まれた。

 それはある少女の運命を一変させた。


 遥か上空を旅する飛行艇『カエルム』の第二居住区。

 ある家のある部屋にて。

艇内の疑似日光が照らす部屋の中。水色に近い銀色のおさげを垂らす少女が鏡の前に立っていた。彼女はある学園の制服を身に着けている。紺色のブレザーを基調とした質素な制服だ。銀髪の少女はその着付けを行っているところだった。

制服の胸元には小さな校章が付いている。銀色のプレートに今は亡き新月が描かれたデザインだ。鋭意な月が正面の鏡に反映すると、少女は愛おしそうな仕草で銀の校章に触れ始めた。

感慨深そうな言葉が漏れる。

「今日から……あの学園に通えるのですね」

 鏡に幼い印象を与える満面の笑みが浮かんだ。

 ――都立ネア・セリニ学園。少女の住む都市型飛行艇に唯一存在する公式の『操縦者』育成機関である。彼女を含めた飛行艇の住人とって操縦者という身分はある種の特異性を帯びてくる。彼らにとって単なる機械等を操縦する者という意味ではないからだ。

 『操縦者』――それは『小鳥バード』と呼称される航空機によって空へと繰り出し、重力を発生する災害『黒雲ハデス』を抑制する者たちのことである。

 三十年前、人々は突然発生した大災害によって飛行艇による空への避難を余儀なくされた。しかし、天空で待ち受けていたのは雲も月も太陽もない青一色の世界だった。それに加えて原因不明の黒雲が地表を覆ってしまったのだ。

 そこで『操縦者』は空の住人にとって文字通り命綱と成り得る存在となった。小鳥には三つの特出した機能が付いている。一つは意識下における操縦を可能としたコントロール装置。二つ目が高密度エネルギーによる形成で直接な推進力を保持する翼。そして最後に黒雲が拡散する重力を抑制できる重力中和機能である。

 全てが広範囲に出没する黒雲に対応したものだ。また、それらの機能以外に黒雲に対抗する術がなかった為、空の住人は操縦者を重宝した。

 少女が今日から通うネア・セリニ学園はその操縦者を育てることを目的としていた。一流の小鳥操縦者になれば、一攫千金や強大な権力を持つことも夢ではない。誰もが憧れる学園といっても過言ではなかった。新品の制服を前に彼女が顔を綻ばすことは当然の反応だと窺えた。

「ちょっとー、そろそろ行かないと遅刻するわよー」

 真下から響いた声に少女の微笑みが掻き消された。緊張が滲む固い表情で後方の時計を眺める。確かに、登校時間を考慮すると危険な時間帯が迫っていた。

 学園にとっては珍しい……否、初の中途入学なのだ。遅刻は厳禁である。

 昨夜忘れ物がないかと幾度も確認した鞄を片手で持ち上げ、おさげを振り回しつつ少女は自室から駆け出した。偽物の陽光が彼女の独特な髪の色を部屋中に反射させていた。

「ほらほら、急ぎなさーい」

 部屋を抜け出して短い廊下を走る少女の前に、不敵に笑う年若い女性が出現した。サファイアの様な透き通る髪に魅惑的なプロポーションも備えている。不釣り合いな真っ赤なエプロンをかけていたが、より女性の艶やかさを際立たせる要因になっていた。

「お……お母さん! 行ってきます!」

 去り際とほぼ同時に少女が声をかけていった。

「いってらっしゃい」

 少女の一言にエプロンをかけた女性が返事を返す。疾走する少女より年上であることは間違いない外見なのだが、母親にしてはかなり若い年齢だ。現に青い髪の女性が手を振る様子は少しぎこちなかった。

 後ろを一切顧みない銀色の頭。その真横で小さい手が左右に揺れていた。

 瞬く間に少女の背中は縮小してゆき――実際に小さいのだが――ついには見えなくなってしまった。けれども、お母さんと呼ばれた女性は大声で叫んだ。

「頑張ってー! リリスーっ!」

 励ましの応援が晴れきった青空に染みていった。


 『小鳥』を操縦する『操縦者』。

 彼らはある特別な才能を持っている。意識下における操縦が必須な為、機械との通信技術に一定の基準が設けられているのだ。意識した情報・感覚をどれだけ正確に通信できるか。これらの才能は『天使階級』と呼ばれ、操縦者には必要不可欠なものであった。

 空の住人は生まれた際に全員が『天使階級』を持っているか審査を受ける。運よく階級を持っていた者だけが、操縦者となる権利を与えられた。

 それ故、ネア・セリニ学園に中途入学するなどという異例は今日まで一切なかった。

 『天使階級』を十六歳の少女が自力で目覚めさせたなど初の事例だ。ましてや階級の中でも最高級の通信能力を秘めた『大天使階級ルシフェルクラス』だとなれば話は別になる。飛行艇カエルムの中でも二人目の出現と言われていた。希少な操縦者の誕生に空の住人は相応の期待を抱く。

 小走りで学園への坂道を走りゆく銀髪の少女。リリスと呼ばれたその生徒は大天使階級の登場に最も興奮した生徒であった。

 何故なら、『大天使階級』の保持者の名はリリス・エレフセリアであり、遅刻寸前であることに焦りつつある彼女本人を指しているからだ。


【2nd Flight】

 ネア・セリニ学園は都市型飛行艇カエルムのほぼ中心に位置している。現時点でのカエルムを守護する『操縦者』生徒の迅速な対応が目指された箇所であった。

 また全地区の生徒が小鳥の操縦技術を学ぶ為にここへ集ってきている。カエルムの中では最大の生徒数を誇っていた。

 そんな巨大な学園を前にしてリリスの顔は困惑したものだった。未だ学園の敷地内にさえ入れていない。

 入口に建設された大きなアーチの下。彼女は次々と突破する周囲の人々を見まわしていた。リリスの足つきはアーチを潜るか潜らないという場所で右往左往する。

「ほ、本当に私が入っていいんですよね?」

 かつてこの小さな少女は本日と同様に学園へと入ろうとしたことがある。当時はネア・セリニ学園にて小鳥についての公開授業があったのだ。小鳥整備士の見習いだったリリスは当然参加しようとした。

 しかし、入口のアーチを超えた時点で警備員に帰るよう言いつけられたのだ。

 そんな事件を踏まえたせいで、彼女は向こう側へと押し入ることに極度の緊張を強いられていた。ちなみに、当日の警備員がリリスを幼い子供だと勘違いしていたことは後に明らかになる。

「こ、これが全部夢だった……なんてことにはなりませんよね⁉」

 リリスは疑惑のあまり自分の頬を強くつねった。

「いたいです……」

 夢ではないと証明される。無駄なことをしたという後悔と頬の痛覚が涙目を誘い出そうとした。

 不意に、彼女の背中に衝撃が走った。

「ふにゅ?」

 可愛らしい悲鳴を上げながら、リリスは『泣きっ面に蜂』ということわざを思い出す。不幸なことに今の勢いで後頭部から地面へ激突した。ごつん、と彼女の耳元で大きな音が鳴った。

「あだだだ……」

 痛みを訴える声が響く。

 リリスは気づけば前方へ一回転して倒れていた。不思議とぶつけたはずの頭はあまり痛くなかった。それよりも聴こえてきた少女の声に気を取られる。リリスの後ろには一人の女生徒が立っていたのだ。

「おい、あんた。大丈夫か」

 少々ぞんざいな言葉使いに短く赤い短髪がやけに目立つ少女だった。強気を訴える吊り目に否応にも視線を向けてしまう。倒れながら彼女を見上げるリリスは身長において自分と大差がないと真っ先に発見した。

 どうやらこの少女がリリスにぶつかったようだった。遅刻寸前の時間帯である。急いで他人にぶつかってしまうことは考えられなくもない。

「は、はい」

 制服についた砂を払落しつつ、リリスがゆっくりと立ち上がる。改めてお互いに向かい合うと、赤い髪の生徒は目を細めていぶかしげに口を開いた。

「あんた、リボンはどうした? もしかして今のでどっかにいっちまったか?」

「……リボン、ですか?」

 制服の首元を確認するリリス。双眸を下した先には第一ボタンまでしっかりと閉めたワイシャツがあるだけだった。ふと、リリスは目の前の生徒へ顔を戻す。彼女の胸元にはリリスと違って深紅色のリボンが結ばれていた。

「え、あれ?」

 思わず戸惑いの声を上げる。リリスが当初に制服を用意した際はリボンなど見当たらなかったのだ。母親と共に確認した故、間違えようがない。何より、元学園の生徒だった母が大丈夫だと保障したのだ。間違いがあるなどとリリスは考えてもいなかった。

 不安が混乱を招いていた。

 ――いつの間にかリリスの声が自分の諸事情を説明し始める。

「えっと……、私、実は今日からここに通う生徒でして…………」

 そこまで口にした途端、リリスは己の失態に気づいて顔を硬直させた。目前の女生徒も両目を信じられないとばかりに大きく開いていた。

「…………じゃあ、もしかしてあんたが」

 低くなった語気に引きずられてリリスの体に力が入る。

 かつて学園に中途入学した者はいなかった。リリスは転校という体裁であるが、どちらにせよ初の事例である。必然的に自分が話題となっている『大天使階級』だと教えてしまったのだ。

 如何なる反応となるか。リリスは覚醒時の事件以降、周囲が見せた態度から良く知っている。とにかく面倒な騒ぎが巻き起こってしまうのだ。

「噂の大天使階級なのか」

「…………はい」

 彼女の問いに返ったのは、消え入りそうな程小さな声だった。

「…………」

「…………」

 自分の面を下方に下げつつ、リリスは女生徒の反応を無言で待つ。長いようで短い時間。何故か赤い髪の少女は活発そうな雰囲気に似合わず静寂を保っていた。

「あ、あの?」

 リリスが首を上げて先に声をかけた。

「話しかけるな」

 しかし、その返答はあまりにも辛辣なものだった。今度はリリスが左右の瞳を大きく開く番となる。リリスと彼女は初対面のはずだった。だが正面にいる彼女は先程とは別人だと思えるほど憎々し気な顔をリリスに放っている。

「おい」

 女生徒の敵意溢れる視線がリリスを貫いた。怯えて一歩後ずさるリリスに追い打ちをかけるよう口を開く。

 そこで朝のホームルーム開始を告げるチャイムが鳴り響いた。

「ちっ」

 舌打ちを残し、女生徒はアーチの向こう側へと走り去る。見惚れるくらい凄まじい速度で彼女の姿は見えなくなった。駆け抜ける足音を聴きながら、リリスは訳が分からないといった顔を浮かべる。

「な、何だったのでしょうか?」

 一拍遅れてリリスが叫んだ。

「――って、遅刻⁉」

 リリスも慌ててその場を走り出した。アーチを前にした緊張などとうの昔に忘れていた。

 誰もいなくなったアーチの下。ある一部分だけが丸く凹んでいた。ぶつかった物がとても硬いことは明白だった。


 一年生の教室が並ぶ廊下の端にある1―Dクラス。リリスは内部にある教卓の上で一人立ち尽くしていた。彼女の視界全体に多くの生徒がいる。誰もが自分に好奇の目線を合わせていた。初の転入生となるリリスの自己紹介を待っているのだ。

「は、初めまして。リリス・エレフセリアです」

 たどたどしい口調で語り始める。出だしは良くも悪くもないお決まりの言葉だった。

「整備士学校からやって参りました」

 参りました、の部分で近くの生徒が首をかしげた。妙な言い回しだったかと疑惑にかられる。構わず紹介を繋げようとリリスは続けた。

「階級は……」

 1―D全員が息を飲む。リリスも次の言葉を口にするのに時間がかかった。ただ、夢にまで憧れた学園に来ているのだ。自分は正々堂々と名乗ればよいとリリスは思い至る。

「大天使階級ですっ。よろしくお願いします!」

 リリスが九十度近く深々と一礼した。すると、彼女の聴覚は拍手の音で埋め尽くされた。

 受け入れられた。そう自覚すると同時にリリスは上半身を元に戻す。

「――っ!」

 驚きのあまり息を呑んだ。リリスの眼にはいまや一人の生徒だけが目立って映っている。拍手喝采が湧き上がる中、その生徒だけが不機嫌な表情でリリスを睨んでいたからだ。リリス自身も見覚えがある生徒だった。

 今朝、アーチの下でぶつかった赤髪の少女である。

 偶然にも同じクラスなのだ。

 彼女の鋭い視線を浴びること数秒間、拍手が止んだことをきっかけに担任の教師に席へ座ることを勧められた。席は幸運にも空が良く見える窓際であった。

 リリスが慣れない動作で席に着く。

 不幸中の幸いとして、1―Dの一時間目は担任の授業だった。遅刻してしまったリリスの自己紹介はクラスの皆が今やるべきだと勧めてくれた。単に授業をサボる口実に付け込んだだけかもしれない。

「ふう」

 一息つきながら、リリスが窓の外に張り付いた青空を見上げた。中々良い景色であった。だが、進行形で突き刺さる敵意の視線は否応にも神経を擦り減らす。後で事情を訊こうと考えつつ、リリスは授業に使う教科書を机の上に広げた。

 ――転校生の自己紹介を冒頭に加えた為、一時間目は早く終了してしまった。

 装いからして強気なあの生徒に立ち向かうのはリリスでも気が引けた。もう少し心の準備が欲しいところだった。

「リリスさん」

「は、はい!」

 後ろからの声にリリスは体を飛び跳ねさせる。恐る恐る振り向くと、赤髪の少女とは違う生徒が立っていた。丸い眼鏡をかけた穏やかな雰囲気の少女だ。ウェーブがかかった薄緑色のセミロングがとても似合っている。ただし自分よりは身長が高い。体格も比較にならない程女らしい。

「私、アネット・レンヴェルフ。このクラスの委員長なの。分からないことがあったら私に何でも訊いてね。よろしく」

 アネットがリリスの眼前に左腕を差し出す。何故かその手は白い手袋で包まれていた。肌が弱いのだろうかと、リリスは要らぬ疑いを抱く。

「はい。こちらこそよろしくお願いします」

 親切な申し出にリリスは嬉しさの笑みを作った。友好の証と伸ばされた左の掌をしっかりと握る。

「っ」

 そして、アネットが抱える事情を一瞬で理解した。

「……ああ、ごめんね。びっくりした?」

「アネット……さん。その左手……もしかして……」

「うん、実はこれ義手なんだ」

 彼女は躊躇うことなくリリスに打ち明けた。リリスが握手した際に感じたのは人肌ではありえない硬い感触だった。現代の医療技術発展は凄まじい。握る前までの動きは本物と変わらないので、直接触らなければ全く分からなかった。

「数年前ちょっとした事故でこうなっちゃたんだ。でも、特に本物の腕と変わりないから不便はないの。むしろ便利すぎるくらい」

 丸いレンズの奥で愛おしさを感じさせる光が宿った。アネットは過去を語る際にも唇を緩めている。上辺は不幸な話なのだが、以外にも彼女が義手を誇りに思っているのだとリリスは察した。

「……あなた、良い人ですね」

「へっ? 急にどうしたの? そんなこと言われたら恥ずかしいじゃない」

 アネットはリリスの唐突な発言に顔を赤らめた。そんなやり取りを得てか、他の生徒達も次々と話を持ち掛けてきた。大半は好奇心からくる質問ばかりだったが、リリスにとってはクラスの仲間に入ったと実感できる時間となった。

「ねえねえ、リリスちゃんって――」

 ばん!

 ある生徒の質問が不意に途切れた。原因はリリスの机上で発生した大きな音だ。誰もが驚いて黙視すると、そこには一本の手が叩きつけられていた。

「アタシはお前を大天使階級だと認めない!」

 大胆な宣言を発したのはあの赤髪の少女だった。注目を浴びさせた打音も彼女が原因らしい。

「ちょ、ミエン⁉ いきなりどうしたのよっ?」

 委員長であるアネットが彼女の名前を呼ぶ。リリスは始めて敵意をむき出しにした少女の名を知った。

「うるさい、アネット! 邪魔するな!」

 乱暴な語勢でアネットを押し黙らせる。布告の相手となるリリスはこの間に混乱の極みを迎えていた。

「あ、あの~。私はミエンさんと今日初めて出会っ」

「黙れ!」

「ふにゅ……」

 問答無用な姿勢にリリスは押し負ける。ミエンと呼ばれる少女は更に発言を加えた。

「いいか……アタシに大天使階級と認められたければ……」

 押し殺したきつい声音でリリスの方へ上半身を向けるミエン。逆にリリスは気迫に押されて身を後方へ引きよらせた。クラスの全員も突然のことに手をこまねいていた。

 質問をしようにも相手は聞き入れてくれない。リリスはひたすら嫌な予感を覚えながら、ミエンの一言に耳を傾けようとした。

 実際に、ミエンはリリスを実に迷惑な展開へと引きずる。


「アタシと小鳥で競争レースして、アタシに勝ってみせろ‼」


 呆けた顔でリリスは呟いた。

「……レ、競争…………⁉」

 これが、ネア・セリニ学園最速の操縦者であるミエンとの最悪な出会いだった。


こんにちは、華野宮緋来です。AIRLINE二話目の序盤を投稿しました。一応二話目全体の話は出来上がっているのですが、長くなるので何回かに分けて投稿することにします。今回は一気に新キャラを二人出しました。この物語では結構重要な立ち位置になっていきます。次回もなるべく早く投稿しようと思います。面白い、と思って読んでもらえたら幸いです。

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