クソあいつらめ
理想が高すぎってみんな言うけど別に良くない?
私の友達グループみんな彼氏がいる、私だけいないって、まあそんなもんって思うけどこの前の修学旅行で私以外彼氏と電話してたとき、私は、イヤホンつけて音楽流して。
家に帰ったら親2人と私。上のお兄ちゃんとお姉ちゃんは、2人とも恋人と同棲してて、あなただけだよって彼氏できないのって。2人とも中高で彼氏彼女作ったからって。
でもやっぱ、知らんぷりしてるけどやっぱ、帰り道、学校、カップルみるとつらくなって。
あの時追いかけていた君はなんで、小学校の頃から大好きだった君に私は去年フラれてそれはとっても悲しかったんだよ
空は雲がかかって暗くて雨が降っている。
窓の外を見つめたら、私の友達が彼氏とあいあい傘してる。
それを見て心を射抜かれたみたいに。
心に鉛玉で射抜かれたみたいにうっってなって。
それで、私は、振り返ったらかっこいい男の子がいて。
そしたらその男の子は、私の悪口を隣の友達に言っていて。
そして私は、下を向きながら教室を出る。
ボストンバックを片手で持ち、肩にかけるようにして教室を出る。
泣きそう。
雨が降ってる。勉強もできなくて、将来もない、家に帰ったら私だけ相手いないの思い知らされるだけつらいだけ、宿題も大量にあるだってテストの結果悪かったから。
私間違えた。間違えてちょっとリア充多めの学校来ちゃった。元々コミュ障のくせに。いじめられてコミュ障になったくせに。いじめられたら優しくなるからいいって誰かが言ってたけど優しいってなんのメリットがあるんだろ気持ち悪い。
なんでだろうクッソ泣きそう。今は先生たちにパワハラされてる、夜の2時まで多分今日も勉強で、明日の朝先生に怒られる。そんなことわかってる。全部私が悪いの、私が偏差値高い高校に行きたいとか思っちゃったから私が悪いの親に勧められてけど私が悪いの
自殺室……。
そこ、に行けば私。
今の悩みが全部、無くなるのかな……。
音楽準備室の向こうの扉。ずっと怖かったこの扉。
開けたら、少し狭めの教室に、窓があって。ロープと機械。
なんでだろ。ロープが、私を救うためのロープに見えてくる。
首にかけてみると少し冷たくて。
なんか、めっちゃ身震いする。防衛本能ってやつかな。体が怖がってるのがわかる。
「君は、ここの部屋に来るのは初めて?」
声をかけてくれたのは死体処理専門の、なんとかさん。
「あ、はいそうです」
「つらい、ことがあったの?」
「あー、まあ、色々と」
私は思わずハハハって笑った。
「そっかー。。嫌だよねー、この世界。俺も大嫌い」
「ですよね、嫌ですよね」
「逃げたくなるの、わかる、気がする」
「……そう、ですか」
「てか、無理じゃない? 普通にこんな世界でさあ、生きるのとか」
「本当それです、マジで無理」
「だよね、死にたいよね」
「はい、死にたいです……なんか、別に私、好きな人が欲しいわけじゃないんです。彼氏が欲しいわけでもないし。なのに、なんだろ、劣等感がすごいんですよ、みんなより自分が下にいるみたい……あと、彼氏と好きな気持ちをとか愛をとか充実した日々をとか知らないけど、イケメンと手を繋いで歩いたりしたいです、みんなに見せつけながら、自己顕示欲満たしたい、です、それをしてる奴らがクソ許せなくて、同じように生きてるのになんで、うざい本当に許せない」
「それはねそうだよ本当に許せん」
「はぁー、私死のうかなー、なんか本当につまんないし、てかこれで彼氏作ったところで何も解決しないことなんてわかってるし、なのに、ただ死にたくなる毎日死にたくなるだけだしー、いいや、帰ろ。なんかもう考えるのも疲れた」
はあ。嫌になってきた全部。
自殺室は出て、そのまま家に帰ろ。
シュークリームでも買って帰るか。
あー、だる。




