地に堕ちるまで③
桐野誠の想いは加速していた。
その想い故の行動は、浜野悠にどう映るのか?
翌日から花咲さんは喋りかけてくれなかった。
それだけじゃない。
クラスで近寄ってきた女子達は皆離れていった。
また1人になる…
焦り、寂しさ、そんな暗闇も変わらず太陽は照らしてくれる。明るく温かな誠を見ているとそれだけでいいと思えるほどだった。
ある日の放課後
「悠君なんか最近悩んでることあるでしょ?」
「ん〜まぁね」
「俺に言ってくれればいいのに…」
「そう?じゃあ〜話しちゃおっかな?」
「いいねぇ〜その意気だよ!」
少しの笑いが挟まり終えると
「最近さ〜僕、友達が減ってきちゃって…」
「なにかあったのか?」
「いや?何もしていないと思うんだけど…」
「まぁ悠君は何かするとかないだろ〜」
「そうなんだよね…」
「そうなんだよねってww自分で言うか?」
「自分で言ってないとメンタルやばいんだも〜ん」
「も〜んって…」
「真面目に相談乗ってよ〜」
「ん〜でもさ……俺だけいればよくね?」
「え?いや//…あのどういうこと?」
「だってさ〜こんな風に笑ってくれるの俺といると
きだけじゃね?…他の人と居るときにガチで笑う悠君の姿見たことねえもん」
「ま、まぁそうだけど…」
「だろ?まぁ俺だけじゃなくても、他の男子とかと喋れるようになればいいしな!」
「だね!」
帰りながら2人の少年は笑い合う
光が強い程闇も強くなる。
その闇は誠と悠にどんな牙を向けるのか、、、
最後まで読んでくださりありがとう御座います!
眠くて深夜テンションで書いたので第2話は薄っぺらい文になってしまいました…
しかも今回もなんか薄っぺらいんですよね〜
次が出るのが多分遅くなると思います!
でもまぁこう…ぱっと思いついたら書くと思います
長々とお待ちいただけると助かります!