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ミチとの遭遇

そこからは伊原の捜索通り、一駅先まで走り電車の中で着替えてバッグは網棚に乗せたまま下車した。

コンビニのカメラは数日前に位置が変わっていたらしい。

この時点で数時間から数日は稼げると判断してた。


そのあとは念のため近くのスーパーで服を一式買い、着替えてからゆっくりと家に帰った。


供述通り電車の網棚とスーパーのトイレから洋服の入ったバックと買い物袋が見つかった。

そして犯行の原因である研究データは海外に送られる直前に回収することが出来た。

とっとと売ってしまえばよかったものを犯行が成功したことで欲が出て取引相手を吟味しすぎていたようだった。


本来ならば大々的なニュースとして報じられるほどの事件だったのだが、研究内容を明かすべきでないと言うことから

教授に対しての恨みからの犯行。とのことで終止符が打たれた。


人の口に戸は立てられないが、誰もこんな研究行われていたことや、それが成功したことを信じないだろう・・・


***********************


数日後、病院で大谷と会うことになっていた。


「この度は、妙子さんのおかげで解決することが出来ました。妙子さんと武さんの絆に助けられました。本当にありがとうございました。」


いえいえいえ。と手をブンブンと振って一歩下がって、ふと気になることがあってまた一歩前に出た。


「あの。。従兄が研究内容を私に話していたことは問題ないのでしょうか。当時もそのことが気になって教授に伺ったところ、もう終了する研究だから大丈夫と言われましたが。今回の話を聞いていると国家の極秘事項だとかなんとかで怖くなってしまって」


「そうですよね、その辺の法律については申し訳ありませんが詳しくなくてですね・・・今回は事件の解決には妙子さんの情報が不可欠でしたし、武さんの知っていた情報は極秘事項にはなっていない可能性があります。そこを追及する人はいませんよ」


それでは。又、お会いすることのありませんように・・・

と今回はゆっくりと丁寧に別れた。


************************


相変わらず寝たままの武のベッド脇の椅子に座り、これまでの経緯を詳しく話して聞かせた。


「ねーねーたけちゃん。わたし役にたったみたいだよ。褒めてよお」


と、人差し指を出してほっぺたをツンとしようとしたところ


武の人差し指が伸びて、私の指先にくっつけ


「ミチとの遭遇」


といってニッコリと笑った!


*******************


「それはETでしょうが…」


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