79:掲示板15! 話題の魔王様、修行中!
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【ギルドバトル】初心者用雑談スレ 153【楽しかったね!】
1.駆け抜ける冒険者
ここは初心者プレイヤー用の雑談スレです。
ゲームに慣れてない内は、ここでアドバイスを出し合って協力していきましょう。もちろん先輩プレイヤーからの助言もオーケーです。みんな仲良くいきましょう。
次スレは自動で立ちます。
前スレ:http://**********
173.駆け抜ける冒険者
昨日のギルドイベント楽しかった~~!
金をくれた魔王様と誘ってくれたフランソワーズさんに感謝だな!(^ω^)
175.駆け抜ける冒険者
>>173
おうよ、イベントポイントも手に入ったし限定スキルゲットしたぜー!
アップデートで面白そうな要素も追加されたし、これからも楽しみまくってやるぜ!
176.駆け抜ける真・初心者
あのーすみません!
すごい話題なんで今日からブレスキ始めようと思ってるんですが、職業とか武器って何から始めればいいですかね?
177.駆け抜ける冒険者
>>176
おー初心者の俺たちにも後輩が!よくぞ来てくれた!
とりあえず『剣士』か『魔法使い』安定だな。この二つは二大汎用ジョブと呼ばれていて、使えるアーツが多いしジョブ進化先もめっちゃあるんだよ。
179.駆け抜ける冒険者
>>177
んで、剣士にするなら武器は『刀剣・短刀・大剣』安定だな。
これらの武器は斬撃系アーツを共通して使うことが出来るからな。
というか剣士は剣持ってなきゃアーツ使えないし
180.駆け抜ける真・初心者
>>179
えっ、アーツって必殺技みたいなやつですよね!?
もしも剣士なのに武器に弓矢とかを選んだら、それが使えなくなるんですか!?
そんなの職業を選んだ意味がなくなるんじゃ・・・
185.駆け抜ける冒険者
>>180
たしかに斬撃系アーツが使えなくなるからデメリットは酷いけど、でも完全に無意味ってわけじゃないぞ?
職業にはそれぞれ固有スキルもとい『固有能力』ってのがあって、たとえば剣士なら【見切り】っていう反射神経がちょっと上がる能力があるんだよ
190.駆け抜ける冒険者
>>185
アーチャーのジョブだと【鷹の目】っていう視力が上がる固有能力があるから、偵察系のプレイヤーがセカンドジョブに選んでること多いんだよな。
あと、武器がなくても発動できる魔法系アーツってのもあるし。
198.駆け抜ける冒険者
>>190
剣士にも『座禅』っていう魔法系アーツがあって、座ってる時に発動するとHPが急回復するんだよな(魔法なのかそれ?)
万能職の『ブレイブランサー』なんて、『隠密行動』とかいう存在を地味にして相手にこそこそ近づけるアーツがあったりとかな~
200.駆け抜ける真・初心者
わーみなさんありがとうございます!
オススメしてくれる人が多いので、剣士で刀剣を選んでみます!
ちなみに聞きたいのですが、このゲームって二刀流は出来ますか!?
やっぱりネトゲといえば二刀流ですよね!!!!!!!!!!
210.駆け抜ける冒険者
>>200
何の作品に影響されてんだwwwww
とりあえず二刀流は出来るぞ?まぁやってるやつは少ないけどな……
212.駆け抜ける真・初心者
>>210
なんでですか!?かっこいいじゃないですか!?
215.駆け抜ける冒険者
>>212
いやこのゲーム、レアの剣を装備するにはそれ相応の要求筋力値が必要になるんだよ。
だから、装備するのに筋力値100がいる剣を2つ持つには、筋力値200がかかるってわけ。
それならみんな普通に要求筋力値200の強力な剣を使ってるって感じだな。
しかもアーツを発動した場合、一つのほうの剣しか出ないしな
218.駆け抜ける真・初心者
>>215
そんなーーーーーーッ!?(´;ω;`)
220.駆け抜ける冒険者
>>218
ドンマイドンマイw
ちなみに小ネタだが、アーチャーの放つ矢だけは複数にアーツが適用されるんだぜ?
たとえば弦に二本の矢をつがえながらアーツを発動させると、1回のMP消費で二回分のアーツ攻撃ができるってわけだ。アーチャースレでちょっと話題になってたわ
221.駆け抜ける冒険者
>>220
まぁ一度に何本も矢を放とうとすれば、威力は落ちるし命中率もめちゃくちゃになるから使いこなすのはほぼ無理だけどなwwww
というわけで初心者くん。
魔王ユーリが見つけまくってるみたいに色々と裏技とかも多いゲームだから、ぜひ「ブレスキ」を楽しみまくってくれたまえ!
223.駆け抜ける冒険者
>>222
ここ(初心者スレ)にいるやつ、ほぼみんな初心者だけどな!!!!!
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◆ ◇ ◆
「――よーし、それじゃあおっぱじめるぜ!」
街の広場から徒歩ちょっと。(串焼きを買い食いしつつ)コロッセウムのような感じの修練場に辿り着いた俺は、さっそく新たなバトルスタイルを模索することにした。
「とりあえず新しい武器には、『刀剣・大剣・槍』の三つを選んでみるか。ポチポチポチポチ~っと」
どれもメジャーで使いやすい装備類だな。
これでキャラメイク時に選んだ『弓矢』も含め、アーツを使える武器が四つになった。
「んで、残り三枠は色々思いついた時のために保留っと。……でも他の武器なんて、ハサミとかトランプとかよくわからんものがほとんどだけどなぁ」
どちらもロマンには溢れているが、普通に戦いづらそうなので却下する。
それと、このゲームでは盾も武器のカテゴリーに入っているらしい。わりと珍しい設定かもな。
ひとまず武器は決定だ。
それによって俺のステータスはこんな感じになった。
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名前:ユーリ
レベル:76
ジョブ:ハイサモナー
セカンドジョブ:バトルメイカー
使用武器:弓 刀剣 大剣 槍(残り選択枠:3)
ステータス
筋力:0 防御:0 魔力:0 敏捷:0 幸運850×3×2+85+900=『6085』
スキル
ステータスアップ系スキル:【幸運強化】【逆境の覇者:HP1のため発動状態。全ステータス二倍】
食いしばり系スキル:【執念】
ダメージアップ系:【致命の一撃】【真っ向勝負】【ジェノサイドキリング】【非情なる死神】【アブソリュートゼロ】【異常者】
武器回収系スキル:【ちゃんと使ってッ!】
使い魔補助系スキル:【魔王の眷属】【魔の統率者:限定スキル】
その他アバター強化・システム拡張系スキル:【神殺しの拳】【魔弾の射手】【魔王の波動】【魔王の肉体】【悪の王者】【武装結界:限定スキル】【紅蓮の魔王】【冒涜の略奪者】【死の商人】【万物の王】
固有能力
【調教】【キマイラ作成】【召喚】【禁断召喚】【巨大モンスター召喚】【生産】【運搬】【転送】【武装百般】
装備
・頭装備『呪われし死神姫の髪飾り』(作成者:フランソワーズ 改変者:グリム)
装備条件:プレイヤーの筋力値・魔力値・防御値・敏捷値全て半減 MP+100 幸運+300
・体装備『呪われし死神姫のドレス』(作成者:フランソワーズ 改変者:グリム)
装備条件:プレイヤーの筋力値・魔力値・防御値・敏捷値全て半減 MP+100 幸運+300
・足装備『呪われし死神姫のブーツ』(作成者:フランソワーズ 改変者:グリム)
装備条件:プレイヤーの筋力値・魔力値・防御値・敏捷値全て半減 MP+100 幸運+300 マーくん憑依状態
・武器:『初心者の弓』 装備条件なし 威力1
・装飾品:『呪われし姫君の指輪』(HPを1にする代わり、極低確率でスキル再発動時間ゼロに) 『邪神契約のネックレス』(HP1の時、幸運値三倍) 『耐毒の指輪』(低確率で毒を無効化)
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お~。アップデート時の文章にあった通り、たしかにスキルが種類分けされたりしてるな。こりゃわかりやすい。
「うしっ、とりあえず色々と準備オッケーだ。というわけで……出てこいっ、訓練用クトゥルフ・レプリカッ!」
『クェーーーーーーーーッ!』
俺の声に応え、目の前に粘体のような不気味な竜『禁断邪竜クトゥルフ・レプリカ』の偽物が現れる。
毎度おなじみ、修練場の特殊機能だな。経験値なんかは手に入らないが、今まで倒してきたモンスターを好きなだけ呼び出せるんだ。
「あ、悪いが偽クーちゃん。地脈に宿るのは今回ナシにしてくれよ。お前の役割は攻撃の威力チェックだからさ」
『クェ~っ!?』
“えーそんなーっ!?”とでも言いたげな鳴き声を上げるクトゥルフ・レプリカのレプリカ(これもうわかんねぇな)。
こんな風に細かい注文が出せるのも修練場の便利なところだな。
「ただ、無抵抗な相手をボコる趣味はないからな。地脈に潜りさえしなけりゃ、好きなだけ攻撃してきていいぜっ!」
『クェッ!? クエェエエーーーッ!』
攻撃の許可を出した瞬間、偽クーちゃんはやる気いっぱいに触手を伸ばしてきた!
よーしいいぞいいぞっ! ウダウダ考えるよりも、戦いの緊張感の中で頭を回すほうが俺好みだからな!
こちらも右手に弓を顕現させ、戦闘準備を整える。
「いくぜークトゥルフッ! スキル【武装結界】!」
毎度おなじみの必殺スキルを発動させる。
俺の背後に複数の召喚陣が現れ、そこから魔剣や聖槍の切っ先が顔を覗かせた。
――しかし、
「ははっ……やっぱり少ないなぁ……」
今やその数は七つに過ぎない。
かつては百本以上の武器を召喚できたことを思えば、かなり弱体化されちまったなぁ。
「ま、へこんでてもしゃーないか。いけっ、武器軍団ッ!」
クトゥルフ目掛けて飛翔する装備たち。
それらはこちらに迫ってきていた触手にあたり、七つ同時に大爆発を起こした!
修練場に大量の土煙が舞い上がる。
「爆殺効果は相変わらず健在だぜ。どうだ、効いたかクトゥルフ!?」
『ッ――クエェエエエーーーッ!』
だが次の瞬間、無数の触手が土煙を払いのけ、俺に向かって一気に殺到してきた――!
「っ、マーくん! 【瞬動】してくれ!」
『ッッッ――!』
咄嗟にブーツに宿った憑依モンスター・アーマーナイトに呼びかけ、高速のステップで触手の群れを避けていく!
「くそっ、やっぱり七回程度の爆破攻撃じゃ仕留めれないか……!」
しゃーなしか。クトゥルフ・レプリカは最上位クラスの隠しボスモンスターだからな。
だけど、もしもイベントの時みたいに絨毯爆撃が出来たなら瞬殺も夢じゃなかったかもしれない。
「ちっ、悔やんだって仕方ないか。今はそれに匹敵する力を模索してるんだから、とにかく頭を回さないとな……!」
『クェーッ! クエクエーッ!』
叫びながら触手を振り乱してくるクトゥルフ。
その攻撃を紙一重で避けながら、俺は冷静に考える。
「……かつてできなくて、今できること。それは『アーツ』の発動だな」
アーツ。それはMPを消費して発動する特殊技のことだ。
一応、これまでもモンスターを強化する『パワーバースト』などを使ってきたが、それらは魔法系アーツと呼ばれるものだ。
対して武器を使ったものは武術系アーツと呼ばれ、技名を叫ぶことで『通常の攻撃の数倍のダメージを与える』『何倍もの速さで斬る』『装甲破壊力の高い打撃を繰り出す』など、特殊な効果を宿した技を繰り出すのだ。
しかもしかもっ、使用する時には武器から魔力の光が出るという最高にカッコいい演出付きなのだ! 男として燃えるぜッ!
『クェ~~~~ッ!』
「おっと偽クーちゃん、お前のことも忘れてないぜ!」
極太の触手を五本ほど差し向けてきたので、【武装結界】により同数の大剣を上から放って地面に縫い留める。
『ク、クェーッ!』
苛立ちの叫びを上げるクトゥルフ。
以前ならば召喚した武器は三秒ほどですぐ消えてしまうが、今は十秒も出せるようになったからな。こんな風な使い方も出来るわけだ。
「隙が出来たな、さっそくアーツを試してやるぜッ! 出てこいっ、『炎殺剣イカロス』!」
俺の左手に現れる炎の剣。この勇者であるユーリ様が派手な技を出すんだから、武器もカッコいいものじゃないとな!
さらにこれから出す技、『光刃一閃』も最高にカッコよさそうな代物だ。
なんと剣から光の刃が現れ、広範囲の敵を切れるんだとか。最高に主人公向きな技だな!
というわけで準備万端! カッコいい俺がカッコいい武器でカッコいい技を出すところを見るがいいッ!
「いくぞッ、『光刃――」
そして、カッコよく斬撃系アーツ『光刃一閃』を発動しようとしたところで……、
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※エラー:『炎殺剣イカロス』を装備するには筋力値が200足りません。
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「一閃』――ってあれぇッ!?」
なんとエラーメッセージが表示され、イカロスはぴゅーんっと手からすっぽ抜けてしまったのだ!
「……って、しまったぁあああああーーーッ!? そういえば俺、筋力値ゼロだったーーーッ!」
今まで【武装結界】によって当たり前に剣や槍を使っていたから忘れてた……!
俺、幸運値極振りのパワーよわよわプレイヤーじゃんッ!
自分で剣を握ってアーツとか放てるわけねーじゃんッ! うわぁ凡ミスこいたッ、恥ずかしっ!
「と、とほほ……せっかくカッコよくアーツを決めようと思ってたのに……!」
しまったことしたなぁ。一応は『一閃』まで言い切っちゃったから、MPを無駄に消費しちゃうのかな?
しかもバトルメイカーはMP消費量が正規職の五倍かかるから、これからはMPを大事にすることを意識しないといけないのに。
「あー、わりぃなクトゥルフ。せっかくの勝負なのに、アホなところ見せちまって……!」
――かくして俺が、顔を赤くしながらクトゥルフのほうを見た……その時、
『クェェェェーーーーーーーーッ!?』
「えっ?」
そこで俺は異常に気付く。
なんとクトゥルフが大絶叫を上げるや、縫い留めていただけのはずの五本の触手が、全て斬られて飛び散っていたのだ……!
感想ドシドシよろしくです!
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