ブレスキ漫画版1巻&最終巻発売記念SS:特典を付けよう、ユーリくんちゃん!
ブレスキは帰ってきた!!!!!!!
とある日の麗らかな午後。草原にて殺し合い中、スキンヘッドがこう言ってきた。
「ユーリよぉ、オメェってギルドの仲間すくねーだろ? なんか『ギルド参加特典』みたいなのがあったら集まるんじゃね?」
「ぬ?」
――そりゃまぁたしかに、俺の最高にイカした名前のギルド『ギルド・オブ・ユーリ』はメンバーが少数だ。
ペンドラゴンとの決戦の後はキリカやコリンを仲間にしたが、まぁそれでも俺含めて五人か。
他のトップギルドは数百人から数千人単位で仲間がいるし、それと比べたら少ないけどさぁ。
「やっぱギルド名が悪いんじゃねェの? 『ギルド・オブ・ユーリ』って直訳したら『ユーリのギルド』じゃん。事実まんまじゃん。アホじゃん」
「うるせー! シンプルなのがカッコいいんだよ! あと俺は別に、むやみやたらと仲間を増やそうなんて思ってないからな!?」
そう。心底気に入ったプレイヤーは多くいるが、ギルドに入れるとなると割と慎重になる俺なのだ。
「ほら、俺のギルドって美人な女の子多いだろ? テキトーに仲間増やしたらザンソードみたいな変態が紛れてみんなに迷惑かけるかもじゃん?」
「あァなるほど。女所帯だとそういう配慮も必要になるか。でも顔面偏差値ならオメェが一番じゃん。変態紛れても狙われるのオメェじゃね?」
「うるせーばーか!」
スキル【武装結界】発動! 魔改造職人・グリムによって改造された核爆発機能付き武器をゼロ距離で射出するが――ってうわぁ。スキンヘッドのやつ、全部見切って回避したよ。チート反射神経じゃん。あ、武器の飛んでった先の街が吹き飛んだ! あちゃー……。
「ま、まぁ街の中ならノーダメージ設定だしセーフだろ……!」
「衝撃は食らうんだけどな。あとでなんか詫びの品でも配っとけよ」
ぬぐぐっ、考えといてやるよ……!
「……話を戻すけど、特典を付けて仲間を増やすって案は却下だ。第一、特典って何付けりゃいいんだよ? 金や高級アイテム渡すとかは俗っぽいから嫌だし、そうなると俺に出せるモノなんて唾くらいしかねーぞ? ぺっ」
「いやそれこそ需要やばそうなんだが……。まぁ特典なら心配いらねーよ。ほらオメェ、被服職人・フランソワーズに弄ばれて、コスプレ祭りとかしたことあるじゃん?」
「だ、だからなんだよ?」
「ああ、そん時の写真、フランソワーズにもらって量産しといたんだよ。というわけでジャン!」
そう言ってスキンヘッドは、俺のクソ恥ずかしい写真の数々を取り出した――!
ってなんてもん量産してんだよこの蛮族クソ野郎!?
「これ特典につけりゃ集客効果すげーだろうに……」
「うるせぇっ! そんなもん誰が配るかー!」
アホな親友の顔面におもっくそパンチする!
するとスキンヘッドは相変わらず避けるも、俺の拳は『不幸』にも、ヤツが写真を持っていた手を掠めて――、
「「あっ」」
――衝撃増幅スキル発動【魔王の波動】。
俺の恥ずかしい写真たちは高らかに宙を舞い、街のほうに向かっていくのだった……!
ってうおぎゃああああああああああ!? みんな見るなあああああああああああーーーーーーーーーーー!!!!!
というわけで2023年5/25、ブレスキ漫画1巻&最終巻発売です!!!
ユーリの不運でブチ撒かれた特典たちはこちら!↓ ユーリくんちゃんの人権はおしまい!
宣伝チャンスを逃さない資本主義の犬「わたしも宣伝しちゃいま~す!☆」
↓他にもカラーイラストなどあり! ありがたいことに10店舗近くで特典をつけてくださることになったので、ぜひ気に入ったお店に駆け込んでください!(小説版も限定SSつきますよ~!)
http://blog.over-lap.co.jp/gardo_20230519_03-2/
お取り寄せもできます!電子書籍もあります!
数に限りがあるようなので、欲しい方はお早めにどおぞ!*・∀・)
ちなみにマンガ版はもちろん、ラノベ版ブレスキはとにかくイラストパワーがやばいので、ぜひ買ってみてください! イラストだけで値段の価値あり! オリジナル展開+毎回オリジナルSSついてきます!
それではみなさま、ぜひSNSなどでも宣伝や感想よろしくおねがいします~!(エゴサにいきます)
※以下閲覧注意
男気溢れる親友「うおおおおおおおユーリだけに恥ずかしい思いはさせねええええええーーーーーーーー!」