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1人の男の物語

作者: 新谷洋

ーーーーーさて、ある1人の男の話をしよう。



彼は、神人ではない。

彼は、超人ではない。

彼は、悪人ではない。



どこにでもいる、ありふれた日常を送る1人の凡人だ。家族がいて、友達がいて、何にも変えがたい美しい「普通」を送る1人の人間であった。



ーーーーーー彼は決して、英雄の器ではない。



かの騎士王の様な人々を導くカリスマも、かの不屈の大英雄の様な圧倒的な力も、かの俊足の大英雄の様な疾さも無い。才能はあるかもしれない。だかやはり、彼は英雄に足る程の才は無かった。



ーーーーーーでは、何が彼も英雄たらしめるのか。



それは「勝ちたい」という人として当然の感情であった。



ーーーーーーでは、彼の普通の人との違いは何だろうか。



それは、「諦める」という、人としての当然のモノの欠如であった。彼は、より上を目指した。自身の勝利欲求の赴くままに彼は強くなっていった。



ーーーーーーだが、もう一度言う。彼は英雄の器ではない。



勝利欲求が強い彼は、いや、"勝利欲求しかない"彼は強くなっていった。しかし、世界には英雄になる運命の者も、人から逸脱した超人も、自分の為にどの様な悪逆をも熟す悪人もいる。そんな彼らに挑んだ「人」である彼は、やはり負けた。



ーーーーーーしかし彼は、勝つ事しか考えていなかった。



様々な分野に手を伸ばし、経験を積み、極めていった。敵、いや超える壁について情報を集め、対策をして、数を重ねて学習していった。人としての、少しずつ、一歩ずつ。



ーーーーーー故に、彼は「人」としての英雄だろう。



「人」としての経験し、「人」として学び、「人」として、英雄の域に至った。これは、自身の運命に抗い、勝利の為に歩き続けた1人の男の物語である。



ーーーーーー故に、人々は尊敬を、畏怖を、恐怖を込めて彼をこう呼ぶ






ーーーーーーーー「勝利」の英雄、と。












どうも、新谷洋です!!初めて小説を執筆してみたのですが、いやぁ難しいですね(笑)四苦八苦しながら書いてみました!!!分かる人には分かるかもしれませんが、僕は某背中で語る男の様に本来英雄にはならない男が英雄を目指すのが大好きな話です!!まあ、今回は語り手が某人でなし魔術師みたいな感じになっていますが(笑)まだまだ未熟なので至らない点が多いと思いますので、感想・意見があれば是非お願いします!!

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