転生後の後日談
その後が気になったので、3人で集まったときはそいつを経過観察という名目で活躍を覗き見ながらお茶をしたとか…。
転生後の魂と体はすぐに馴染み元の世界に舞い降りた。
残念ながら意識はジセンでもクロドでも無く新たな意識になっていたが意思はしっかりと継いでいたみたいだった。
自分達の星を守る思いは、侵略者からの攻撃を念力で全て無力化し、言霊で相手の本心を引き出し、仲間たちに伝え平和的な解決を探っていたみたいだった。お互い「生き残るため」その根幹の部分は星が違えど変わらなかったようだ。
侵略側も攻撃手段がことごとく無力化され、最後の自爆や自殺でさえも許されず触れ伏すことになり、最終的には争いは無くなった。侵略者は居候という形で新しく住める星が見つかるまで星の一部地域を間借りする形になったそうだ。
もちろんそこに至るまでは長い時間が必要になった。
後にその星では舞い降りた救世主を頂点とする世界が構築された
名を 救世の女神:シャーリン
天地を逆転させるほどの念力を使い、読心術で相手の嘘を全て見破ることができるとされ生きる神として崇められていた。外見も美しく、透き通った肌、銀のロングの髪は神々しさに拍車をかけていた。
シャーリンもまた人でありながら自分がなぜ生まれたのかを理解し、老いることの無い体ので人々が平和に暮らすための知恵を人生最後の時まで教えて廻ることができた。
148歳を迎えたとき、命が尽きるよりも先に魂と肉体の結合が先に限界を迎え、眠るように息絶えたとか。
遺体は死後も腐ることも穢れることもなく未だ眠っているかのように横になっている。やはり神そのものだったのだとシャーリンを崇拝する者たちは遺体を証拠として今も大切に保存している。
科学の力でシャーリンの再誕を試みた異端者がいたそうだが、そもそも人の形をした人とを全く違うモノであり髪の毛一本も成分不明のダークマターで再現どころか測定すら出来なかったという噂が流れたとか。ピピお手製の特別な人だから当然なのだけれどね。