表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この現実で冒険ですか?  作者: 茸秋
3/56

3話 昼休みの北校舎屋上にて

現実世界の違和感に気づき始めた片倉吾郎は、学校にてファンタジーに遭遇する。美人ヒロインに昼休み屋上のイベント!!!ラブコメにならない片倉吾郎の幸せの青い鳥は何処に!!!

3話 昼休みの北校舎屋上にて

「お待たせ~片倉君!」と言ってエリさんが来た。

「いえいえ・・・で?何か私に様?」

「あなた、この子が見えるんでしょう?」

「ああ、はっきりとね・・・えっとその子はフェアリー?」

「ん~近い!この子はピクシーのサクラ・・・やっぱ見えちゃうんだ・・・君には、成程ね~・・・で?あんたのそれは?」

 と言って私の後ろの人物?に指を指す。

「お?俺が見えるんかい?びっくりだね~、相棒?

 こいつは見えてるぞ、」

「ああ・・・この子も超人なのかもな・・・」

「超人?そんな可愛くない呼び方やだな、私は魔女ウィッチよ・・・あなたは?」

「私は、収集家コレクターで、彼は同調者チャネラーです」

「え?彼にも???あなたの守護者じゃないの?」とびっくりした顔でマジマジと私の後ろを見る。

「ども、俺もこいつ以外に話すのは久しぶりだ。」と嬉しそうに喋りだす。

「お前は、その力をどうゆう経緯で手に入れた?」と珍しくまじめな顔で後ろの俺が質問した。

「ん~イギリスにいた時に異世界に迷子になっちゃった・・・

 その時にね、彼女達にイロイロ教えてもらっちゃった。」と言ってピクシーとコミニケをとっていた。

「そっか・・・俺たちとは違うみたいだな?相棒・・・」

「ああ、でも異世界に関連している点は同じだな」

「え?あなた達も異世界に行ったの?」

「いや・・・俺たちが異世界人かな?・・・多分」

 と言って相棒と2人納得し合う。

「ジャー、ワタシタチノ世界カラ来タノ?」

「いや、君みたいのはいない世界だったよ・・・なあ?」

 相棒も相槌をうつ。

「あれ?でもフェアリーを知っていたよね?フェアリーはいるの?」指をあごにあてて不思議そうにいう。

「いや、いないよ・・・ただ空想上の存在で認められていた・・・のかな?たぶん・・・」「俺の方もそんな感じかな?まあ幽霊みたいな俺がいうのもなんだけど・・・。」

 納得いかないようにして、サクラはエリさんの肩でロダンのポージングをする。

「エリさんはどうなの?やっぱり俺たちと同じ?」

 2人同時にハモったようにいうと、引きながら

「いえ、こちらではあまり見かけないですが、向こうではそれなりに見かけましたよ・・・まあ向こうは本場ですからね~」とうんうんうなずいている。

「本場って????」やはり2人がハモる・・・スピーカーか!!!

「イギリスは魔法のメッカだもの!当然いるわよ」

 どうやらイギリスはファンタジーらしい・・・

「ああこの日本も神戸もなかなかに魔法都市としても有名だよ、100年前位から発展してね今じゃ世界でも有数の魔法都市だしね」

 何やってるか!!!兵庫県(笑)おいおい日本にもあったよファンタジー・・・いつか行ってみよう。

「で、異能者の確認の為にここに俺達を呼んだのか?」と上から私の幽霊が確認?をした。私的には、もう少し世間話でもしていたいのだが・・・気がきかない自分だ・・・

「いえ、せっかく貴方風に合わせるなら超人ですか?に会えたので勧誘ですわ!貴方、うちに入らない?」と髪をいじりながら質問してきた!!!めっちゃ可愛い!!!もちろん自分は万年帰宅部の一員、部活等めんどいので入るわけもなく、当然NO!と言いたかったが、まだ何部か聞いていなかった。「入るかどうかは別として何部の勧誘??私はもう2年生だからいまさら運動部はな~」とチラ見しながら言う。

 すると彼女は周りに星が飛び出す程の後光を放ち言った。

「国際正義冒険者組合所属・宮城支部・杜の宴のメンバーによ!!」

「「  は???  」」部活でもクラブでも無く、正義の味方の勧誘だった・・・。


正義の味方の勧誘でした。戦隊物の勧誘ってどうなんでしょうかね?

次回予告!部員不足!冒険者倶楽部(仮)って本気??


読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ